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『大家さんと僕』お笑い芸人・矢部太郎のコミックエッセイにほっこりが止まらない!

『大家さんと僕』お笑い芸人・矢部太郎のコミックエッセイにほっこりが止まらない!

お笑い芸人カラテカの矢部太郎コミックエッセイは、ほっこりがたまらない一冊でした。

1階に住んでいる大家のおばあさんとの日々を描いています。もうね、ほっこりするんですよ。2人のやり取りをずっと見ていたくなる。

2人の利害が絡まない関係がステキ!

年齢が離れていても、通じ合うものはあるし、家族でもなく友達でもない関係の人がいるって、人生が豊かになるなぁと思いました。

あらすじを3行でまとめると…

  1. カラテカの矢部太郎によるコミックエッセイ
  2. 1階に住んでいる87歳の大家さんとの話
  3. ほっこりエピソードが盛りだくさん

理想の男性はマッカサー!大家さんがキュートすぎる

戦時中生まれの大家さんは87歳(当時)で、ところどころ年輪を感じさせる名言が生まれます。

理想の男性はマッカーサー。そして矢部さんの貧弱な体つきを見て、「矢部さん見てるとなんで日本が戦争に負けたかわかる気がする」とコメント。

年齢いってないと成立しない!?

あと、ケーキをおはぎで作って、刺さっているろうそくが仏壇用というのも、クスリと笑ってしまいました。

矢部さんの不器用さが愛おしくなる

お笑い芸人の矢部さんも、いいキャラしているんですよね。お笑い番組では、いつも体を張ったことをやっているけど(半ば強制的に)、「これでいいのか?」と自問自答していることが分かります。

ひな壇とかでは力を発揮できずに空気が読めずに番組が終わってしまう。

芸人としてはダメでしょう。相方からダメ出しされてる場面もありますし。ただ、めちゃくちゃ不器用な人なんだなって、人柄はビンビン感じます。

矢部さんのことを笑っていたのが、途中から矢部さんのことが愛おしくなる。そんな物語でもあります。

おすすめ度6☆☆☆☆☆☆ ★★★★

コミックエッセイなので気軽に読めますし、何より2人の関係性にジンワリできます。次作もおそらくある??もっと読みたいと思わせてくれるし、マンガ家・矢部太郎を応援したいです!

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