大河ドラマ「どうする家康」で注目が集まっている徳川家康。戦国武将のなかでは地味さがあるものの、徳川家康が登場するおもしろいマンガがたくさんあります。
徳川家康おすすめマンガ
徳川家康が登場するおすすめマンガを紹介します。
『徳川家康』横山光輝
山岡荘八の小説『徳川家康』をマンガ化!
漫画文庫は8巻で完結です。少し長いと思われるかもしれませんが、小説は全26巻あるわけで、かなりコンパクトにまとまっているといえます。マンガ家の巨匠・横山光輝が描くわけで、そりゃおもしろいに決まっています。
家康の父や母のことから描いていて、松平家がどのような家柄だったのかもわかります。
『影武者徳川家康』原哲夫
個人的に大好きな作品です。
隆慶一郎の原作『影武者徳川家康』なわけですが、その世界観をしっかり踏襲しながら、マンガ作品としてのおもしろさを見せてくれます。作者は『北斗の拳』の原哲夫なので、まぁ男前な人物がこれでもかと登場するんですね。
エンタメ色が強い作品だけど史実にも沿っている。このバランスがすばらしいと思います。
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
徳川家康総理大臣、爆誕!原作がマンガにマッチしていますよね。勢いでどんどん読んでしまいます。マンガ化を担当しているのは、『神さまの言うとおり』の藤村緋二で、よくできています。
新型の感染病が蔓延する日本で、AIによって偉人たちが復活!徳川家康が総理大臣に就任し、官房長官は坂本龍馬、財務大臣は豊臣秀吉、総務大臣は北条政子、外務大臣は足利義満と、英雄たちが勢ぞろいします。ハチャメチャながらも、歴史考証がしっかりしていて、日本にこんな政治家がいれば…と思ってしまいます。
『颯太の国』小山ゆう
『あずみ』『がんばれ元気』『お~い!竜馬』の小山ゆうによる、歴史スペクタル!徳川治世のなかで、圧政にあらがった人々の物語が描かれています
主人公の颯太には、出生の秘密があるんですね。国づくりという壮大な物語がどうなっていくのか、ハラハラした展開が待っています。実在の人物が登場しながら、颯汰の人生と交錯していくことで、歴史のおもしろさを堪能できます。
徳川家康おすすめ学習マンガ
学習マンガは各社から出版されています。
『徳川家康: 江戸幕府を開いた将軍』
徳川家康の伝記マンガとして、かなり充実しています。そもそも徳川家康は生涯のなかでエピソードが豊富なんですね。そこから取捨選択しながら、マンガとしておもしろくしなければならないため、編集者やマンガ家の腕がためされるんです。
その点、本作は主要なエピソードはもちろんのこと、一向宗の反乱や武田家との内通疑惑といった細かいエピソードが盛り込まれて、バランスのいい内容になっていると思います。
『戦国人物伝 徳川家康』
徳川家康の伝記漫画のなかでは、絵が今風でカッコよさが押し出されています。
常に影に隠れていた、家康の生涯をうまく描いています。こう読むとよく生き残って、天下統一までたどり着いたと思ってしまいます。
『まんが人物伝 徳川家康』
マンガがうまいので読みやすいうえに、学習要素が高いところがあります。
「自分が家康だったらこの時どうするのか?」といった視点で読んでほしいとあります。それだけに臨場感のある展開が楽しめます。
徳川家康のことを知りたいならマンガがおすすめ
徳川家康はかなり長い時代を生きているため、まずマンガでその人生を把握するのはおすすめです。
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