『Believe』は、2024年4月期から放送されている、木村拓哉主演ドラマ。『Believe』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます!
- 『Believe』あらすじ(ネタバレなし)
- 『Believe』各話ネタバレ
- 『Believe』最終回はどうなる?(ネタバレ)
- 『Believe』登場人物
- 『Believe』スタッフ・主題歌
- 『Believe』原作はある?
- 重厚なドラマが展開される
『Believe』あらすじ(ネタバレなし)
大手ゼネコンの土木設計部長・狩山(木村拓哉)は、ビッグプロジェクトを担当していました。しかし龍神大橋を建設中に、崩落事故が起きてしまいます…。
なぜ橋は崩落したのか?狩山の運命が狂いはじめ、落とし込もうとする闇が見えてきます。
『Believe』各話ネタバレ
ここからドラマ『Believe』について、各話ネタバレで紹介していきます!
『Believe』1話 生きるため、俺は誰を信じるのか
土木設計部長の狩山(木村拓哉)に実刑判決が下され、国立刑務所に入りました。妻の玲子(天海祐希)は面会に来て離婚を切り出しますが、狩山は設計ミスではないと主張します。さらに玲子は余命1年の癌患者であることを告げるのです。
実は事故の原因は、工員の若松が不正な海外製ケーブルを発注し、会社の借金返済に使っていたことでした。会社を守るため社長の磯田は発注書の存在を否定し、狩山に責任を負わせます。
弁護士の秋澤に裁判のやり直しを求めた狩山ですが、磯田から許可が下りず、事実を知る部下の南雲ともコンタクトが取れなくなります。
刑務官の林は狩山の様子を誰かに報告しており、狩山を取り巻く状況は厳しさを増していました。
『Believe』2話 決意の脱獄計画…全ては妻の為に
狩山は弁護士の秋澤に事故の隠ぺいの事実を伝えますが、刑期を終えるよう提案されます。しかし狩山は再審を望んでいました。
狩山は脱獄を企て、同室者と協力することになります。脱獄計画を知った刑務官の林は、狩山を泳がせる作戦を立てました。
脱獄当日、狩山は灰谷の裏切りを見抜いていましたが、予め救急車に乗っていた林に阻まれ、脱獄は失敗に終わります。
その頃、玲子は新しく病院にきた黒木が、事故で亡くなった若松と瓜二つであることに気づいていました…。
『Believe』3話 今夜決行!191秒の脱獄計画!
狩山に、林は衝撃的な提案をします。林は冤罪で家族を失った過去があり、狩山に「見逃してやる」と言って自らのコートを手渡したのです。狩山は林を信じるか迷いながらも、大雨の中、病院から脱走します。林は「成功しました」と電話をかけていました。
黒木に追われる狩山でしたが、間一髪のところで逃げ延びます。そこに現れた玲子に、狩山は「何か持ってきてくれたの?」と聞きますが、玲子は「脱獄犯に手助けはしない」と拒否します。
狩山の行動を阻もうとする者たちの存在が明らかになっていくのです…。
『Believe』4話 最愛の妻の嘘
ドラマ『Believe』4話は、5月16日(木)よる9:00放送
狩山陸(木村拓哉)は、妻の玲子(天海祐希)から警察に出頭するように説得されますが、「ずっと待ってたら一生後悔するって思ったんだよ」と逃亡した理由を語ります。それに対して、玲子から「ガンで余命1年ないかもって言ったのウソなの、こらしめてやりたくて」と、病気ではなかったと明かされるのです。
そこに警察が駆けつけます。黒木(竹内涼真)は、音がするほうへ近づき、「ここまでよく頑張りました。おとなしく出てきなさい」と、狩山を追い詰めていきます。すると物陰から玲子が出てきます。その隙に、狩山は逃げ出していました。夜が明けるなか、走り出す狩山。
「忘れられない1日がはじまった。希望か絶望か…」
狩山は、街中の川のベンチでだれかを待っています。そこに狩山の部下だった南雲(一ノ瀬颯)がやってきます。狩山は「都会を横断する水上の結び目、P203で待つ。アルバムが見たい」と、南雲にメッセージを送っていました。狩山は、発注書を持ってきてほしいと、南雲に頼みます。
南雲は、彼女の絵里菜(山本舞香)から、狩山に関わらないようにと説得されます。「助けたら引きずり込まれる」と。そして絵里菜は、「大樹、好きよ」と言ってその場を去ります。
南雲は狩山に電話をして、発注書は持っていかないと伝えます。慌てる狩山に対して、南雲は「発注書なんて預けてほしくなかった!」と激昂します。
それでも南雲は正義のために動こうと決意します。発注書のデータを持っていこうと、SSDを入れ替えるのです。その行動に気づいた、弁護士の秋澤(斎藤工)が、南雲を追いかけて、「すべてを棒に振るのか」と諭します。「あなたこそ依頼人を裏切っているんじゃないですか」と南雲が言い返すと、「狩山さんは消されるかもしれません」と、秋澤はこのままだと逆に危険だと言います。2人はもみ合いになり、南雲は階段から落ちて気を失ってしまいます。秋澤は、SSDを入手して、帝和建設社長・磯田(小日向文世)のもとへ。
狩山は玲子に、あきらめないとメッセージを送ります。それから「お前もあきらめるなよ。ちゃんと治療をしてくれ」と伝えます。「おれもウソが下手だけど、お前も下手だな」と。「やっぱりバレていたか…」玲子はやはり余命わずかだということがわかりました。
歩いている狩山を後ろから襲う男性。その男は、・半田豊(田中哲司)でした。狩山は車に乗せられて、軽トラが走り出しました…。
『Believe』5話 〈波乱の逃亡編〉ついに完結―!
ドラマ『Believe』5話は、5月23日(木)よる9:00放送
狩山陸(木村拓哉)は謎の男によって拉致されます。その男は、かつての仕事仲間の半田(田中哲司)でした。「あんたに頼みがある」と、半田は静岡の自宅に、狩山をかくまうのです。半田の目的は、かつて暴行事件で長女を亡くした復讐で、その罪を狩山に押し付けようとしていました。
病室では、南雲大樹(一ノ瀬颯)が病室で目を覚ますものの、磯田(小日向文世)、秋澤(斎藤工)らが、状況を把握しようと訪問します。
そして黒木(竹内涼真)は、狩山が半田にかくまわれていることを突き止めます。狩山は逃げようとするものの、大きな音を立ててしまい、周りに迷惑をかけられないと自首することを選択します。
狩山が黒木と対面します。狩山は、竜神大橋の事故で犠牲になった若松と黒木がそっくりなことに驚くのです…。
『Believe』6話 ついに逮捕!?真相への旅が始まる
ドラマ『Believe』6話は、5月30日(木)よる9:00放送
狩山陸(木村拓哉)は逃走4日目にして、黒木正興(竹内涼真)に逮捕されてしまいます。黒木は龍神大橋で兄が亡くなったことを、狩山に伝えます。
そのころ、弁護士・秋澤良人(斎藤工)は、狩山の妻・玲子(天海祐希)のもとへ。狩山を止めるため、玲子は夫からの速達便を渡します。秋澤は、静岡県内に狩山が潜伏していることを突き止め、「帝和建設」の社長・磯田典孝(小日向文世)に伝えます。
黒木は、事故の半年前から兄にお金の工面を相談されていたといいます。50万円振り込んだら、会社の倒産危機でさらに相談がきたのです。黒木は「会社が危ないのはあんたが無能だからだろ!もう二度と電話してくんな」と、兄を切り捨てました。
黒木は兄が故意に事故を起こしたという仮説を、狩山にぶつけます。狩山が再び逃走をはかり、黒木は威嚇射撃をしました。実は、狩山と黒木は結託をしていたのです。
狩山は熱海へ。磯田社長に連絡すると「警察に見つからずに来ることはできますか?」と問われます。「行きます、どこへでも」、狩山は磯田社長のもとへ向かうのです…。
『Believe』7話 忍び寄る危機!!
ドラマ『Believe』7話は、6月6日(木)よる9:00放送
狩山(木村拓哉)は黒木(竹内涼真)と結託して、逃走します。狩山は社長・磯田典孝(小日向文世)から真相を聞き出そうとします。
磯田が指定した場所には、秋澤良人(斎藤工)がいました。狩山は秋澤に弁護士を解任すると告げます。狩山は、坂東五郎(北大路欣也)のもとへ。坂東によると、黒木の兄・若松博道(竹内・二役)が事故を起こすために、ケーブルを発注していたといいます。
病室で、狩山の部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)は懺悔します。帝和建設から手付金をもらっていたことを、彼女に伝えます
黒木は玲子(天海祐希)に会いにきました。狩山が危険だと。玲子が狩山に電話すると、「離婚届持っているか?」と問われます。狩山は「オレと別れてくれ」と伝えるのです…。
『Believe』8話 ネタバレ(最新話)
ドラマ『Believe』8話は、6月13日(木)よる9:00放送
狩山(木村拓哉)は、社長の磯田(小日向文世)に電話で「なぜ事故を計画したのか?」と、問い詰めます。「あと12時間、今日中に公表してください」と、要求します。
狩山は妻・玲子(天海祐希)のもとへ。そこは警察の包囲網が敷かれていました。狩山はカメラの存在に気づきます。
玲子は「だれがなんと言おうとあなたのことを信じている」と伝えると、狩山は「自分を信じてみる」と家を出ていこうとします。警察がいることを知りながら、狩山は玲子に会いにきたのです。「結婚してくれて感謝している」。
そこに警察が突入してきます。狩山は逮捕されました…。
『Believe』最終話 ネタバレ
ドラマ『Believe』最終話は、6月20日(木)よる9:00放送
狩山陸(木村拓哉)は、とうとう逮捕されてしまいます。狩山の裁判で関係者がそろいます。秋澤は逃亡した理由、すなわち龍神大橋崩落事故に言及し、懲役1年になるものの、崩落事故についてはあらためて審議する必要があるとしました。
2025年、狩山は刑務所にやってくると、そこには磯田がいました。磯田は再審で、龍神大橋崩落事故の関与を認めていたのです。資金難に陥っていたことで建設が滞ると東京都が訴えられる可能性があり、事故を起こしたのが真相でした。
狩山が出所すると、玲子と碓氷峠の橋を見に来ましたしかし振り返ると、そこに玲子はいません。玲子はすでにこの世にはいなかったのです…。狩山は妻の思いを胸に、前へ進みます。
『Believe』最終回はどうなる?(ネタバレ)
ドラマ『Believe』最終回はどうなるのか、いくつかの謎について考察をしていきます!
【考察】狩山(木村拓哉)は無実の罪をはらせるのか
狩山(木村拓哉)は一度は罪をかぶったものの、脱獄をはかります。無実だと主張するために。その証拠となる発注書を手に入れないと、なにも証明できない状態。
最終回に向けて、無実は証明されると思いつつ、まだまだいくもの障壁がありそうです。
【考察】なぜ竜神大橋の崩落事故が起こったのか
狩山(木村拓哉)は、コストを抑えながら再開発地域のシンボルにするため、ケーブルをV字型の鋼材にしていました。ここが事故のポイントです。
警察は、狩山の橋の設計変更が崩落の原因だと、断定しています。狩山は、元の強度の半分以下の海外製ケーブルが使われていたことが原因だと考えています。
狩山の考えが合っているとして、いったい誰がどんな目的で、海外製ケーブルに変更したのか、大きな謎になっています。
【考察】林(上川隆也)は敵か味方か?
刑務所の区長である林(上川隆也)は、はじめは狩山(木村拓哉)に対して、「悔い改めよ」ときびしく当たります。
しかし狩山が脱走する際に、林が手助けしたのです。過去に冤罪を訴える受刑者が、林を逆恨みして、林の家を放火。その火事で林の妻と隣の主婦も他界していました。そして林も大きな火傷を負っていたのです。
狩山の脱走が成功すると、謎の人物に「成功しました」と告げました…。林は敵か味方か。
【考察】刑事の黒木(竹内涼真)の目的は?
刑事の黒木(竹内涼真)は、狩山(木村拓哉)を追い詰めていきます。ただ、竜神大橋の崩落事故の真相をつかみたい思いが強そうです。狩山が本当の犯人ではない、と考えているようです。
竜神大橋の崩落事故では、竹内涼真そっくりの若松という男性が犠牲になりました。この若松は、黒木の兄だということが判明。兄とは絶縁状態でしたが、兄が事故に関わっていると、黒木は考えて執拗に捜査を続けているのです。
『Believe』登場人物
- 狩山陸(木村拓哉):大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部部長
- 黒木正興(竹内涼真):警視庁刑事部捜査第一課・刑事。
- 本宮絵里菜(山本舞香):狩山の部下
- 南雲大樹(一ノ瀬颯):狩山の部下
- 坂東五郎(北大路欣也:坂東組・社長
- 林一夫(上川隆也):国立刑務所・区長
- 秋澤良人(斎藤工):弁護士
- 磯田典孝(小日向文世):帝和建設・代表取締役社長
- 狩山玲子(天海祐希):看護師長。狩山の妻
- 榛名文江(賀来千香子):東京都知事
『Believe』スタッフ・主題歌
- 主題歌:MAN WITH A MISSION『I’ll be there』
- 脚本:井上由美子
- 音楽:林ゆうき
- エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
- プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、髙木萌実(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
- 監督:常廣丈太(テレビ朝日)、樹下直美(アズバーズ)
- 制作協力:アズバーズ
- 制作著作:テレビ朝日
『Believe』原作はある?
ドラマ『Believe』は原作はなく、オリジナルストーリーになります。脚本は、『BG~身辺警護人~』『昼顔』『GOOD LUCK!!』『エンジン』『白い巨塔』『14才の母』『きらきらひかる』などで知られる井上由美子。
重厚なドラマが展開される
俳優も豪華で、ドラマの展開も予測がつかないことが起こっていきます。木村拓哉の新境地ともいえるドラマとして、最終回までテンションが高まっていくと思います!