ドラマ『366日』は、HYの名曲の世界観に着想をオリジナルラブストーリー。
高校時代に実らなかった恋…。その思いをちゃんと伝えようとした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続けます。
『366日』最終話について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年6月17日(月)よる9時放送。
『366日』最終話あらすじ
“どうするべきかより、どうしたいかで考えてみるといいのかも”。雪平明日香(広瀬アリス)は、池沢友里(和久井映見)から授かった言葉を胸に、改めて大阪転勤を前にした水野遥斗(眞栄田郷敦)に告白。しかし、遥斗に受け入れてはもらえなかった。傷心する明日香のもとに吉幡和樹(綱啓永)が来る。遥斗に告白したがふられたと話す明日香に、和樹は「明日香が好きだ」と告げた。その頃、大阪への引越し準備をする遥斗のアパートに宮辺紗衣(夏子)が来ていた。大阪転勤は心機一転になると言う遥斗に紗衣は本音を尋ねる。さらに、紗衣は記憶が戻っているのではないか聞くが、遥斗は黙っている。紗衣は友里に話すべきだとアドバイスした。
引用:『366日』公式サイト
『366日』最終話ネタバレ
明日香のいちばんの味方でいたい
明日香(広瀬アリス)に、和樹(綱啓永)は「明日香が好き。オレは明日香のいちばんの味方でいたい」とストレートに思いを伝えます。
遥斗(眞栄田郷敦)は、宮辺紗衣(夏子)から記憶が戻っていることを指摘されます。大阪の地理にやたら詳しいことから、紗衣は確信を得ていました。
戻る必要あるのかな
遥斗は、医師の池沢(和久井映見)に、記憶が戻っていることを伝えます。きっかけは同窓生の集まりでした。まだ誰にも伝えておらず、池沢は「混乱してる?」と言うと、遥斗はうなずきます。
遥斗は家族には伝えると話すものの、明日香に伝えることは怖いと、気持ちを打ち明けます。好きだったころの気持ちがありながら、まだできないこともあるので、早く戻らないとと焦りを見せます。
池沢は「戻る必要あるのかな?過去よりも今じゃない」と、遥斗にやさしく問いかけるのです。
みんなに会いたい
明日香は、音楽教室でのコンサートが近づいていました。莉子(長濱ねる)と、智也(坂東龍汰)との結婚式の次の日だという話をしていると、遥斗からグループにメッセージが届きます。
「みんなに会いたい。時間作ってもらえるかな」
遥斗はみんなに記憶が戻ったことを伝えます。帰り道、明日香は和樹に「かけがえのない友だちだと思っている」と話すのです。
ただ一緒にいれるだけで
智也と莉子の結婚式。智也は「ただ一緒にいれるだけで幸せになれる関係がいい」と、あいさつします。思い出話に花が咲き、会場は幸せなムードに包まれます。
遥斗は、父・輝彦(北村一輝)と母・智津子(戸田菜穂)に、大阪行きを応援されながら、明日香との日々を思い出すのでした。
思い出話ができるのがうれしい
明日香の発表会の日。演奏が終わると、そこには大阪に行っていたはずの遥斗がいました。遥斗は明日香を連れ出して、「明日香のクラリネットを聞きたかった。会いたかった、どうしても会いたかった」と気持ちを伝えます。
「しめたフタが勝手に開いて、好きがあふれる。どうしたらいいの?なんでいつも人の気持を揺さぶるの?」と困惑する明日香を、遥斗は抱きしめます。
「明日香といっしょにいたい。記憶が戻ってもできなことたくさんあるけど」と言って、遥斗は明日香を連れ出します。
そこは1年前に2人が一緒だった場所。遥斗は「思い出話ができるのがうれしい」とほほ笑み、「明日香が好き」と伝えるのです。そして2人は口づけを交わします。
ママへのプレゼント
2028年、遥斗が小さい子を抱っこして、明日香に駆け寄ります。「ママにプレゼントだって」。その子の手には桜の花びらが。3人は笑顔で歩き出します。
『366日』最終話登場人物
- 雪平明日香(広瀬アリス):音楽教室に受付として勤務
- 水野遥斗(眞栄田郷敦):外食チェーン勤務
- 小川智也(坂東龍汰):高校時代、遥斗と同じ野球部
- 下田莉子(長濱ねる):明日香の親友
- 吉幡和樹(綱啓永):高校時代、野球部マネージャー
- 池沢友里(和久井映見):病院・脳神経外科医
- 水野智津子(戸田菜穂):遥斗の母
- 水野輝彦(北村一輝):遥斗の父