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【ネタバレ】嘘解きレトリック 最終回結末は?マンガ原作から考察(全話あらすじ感想)

ドラマ『嘘解きレトリック』は、鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務めるレトロミステリー作品です。

貧乏探偵と超能力少女の異色コンビが奇妙な難事件を解決していきます。

ドラマ『嘘解きレトリック』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます。

フジテレビ系で毎週月曜よる9時から放送。

『嘘解きレトリック』あらすじ

物語の舞台は昭和初期の九十九夜町。生まれ育った故郷の村を出た浦部鹿乃子(松本穂香)でしたが、空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬(鈴鹿央士)に助けられます。

鹿乃子は“人のウソが聞き分けられる能力”をもっており、そのために人々から疎まれてきたのですが、左右馬はその能力を「探偵として素晴らしく便利」と言い、行く当てのない彼女を探偵助手として受け入れて・・・。

貧乏探偵&奇妙な能力者という異色コンビによるレトロ・ミステリーが今、ここに誕生!

引用:公式サイト

『嘘解きレトリック』原作は?ガリレオチーム制作

『嘘解きレトリック』は、都戸利津の同名コミックが原作になります。

『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2012年~2018年まで連載され累計発行部数100万部を記録し全10巻で完結しています。

実写ドラマ化にあたって、『ガリレオ』シリーズの西谷弘監督と鈴木吉弘プロデューサーがタッグを組んでいます。

ガリレオは現代のミステリー作品ですが、本作は昭和初期を舞台にしたミステリー作品。最強タッグが昭和をどのように描くのか注目です。

『嘘解きレトリック』ネタバレ解説

『嘘解きレトリック』を各話ネタバレ解説していきます。

ネタバレ1話 名コンビ誕生!

浦部鹿乃子(松本穂香)は、人の嘘がわかる特殊な能力を持っており、そのために村人から嫌われ孤立していました。母親の浦部フミ(若村麻由美)は鹿乃子を守り続けますが、鹿乃子はこれ以上母に迷惑をかけられないと思い、村を出る決意をします。そして、鹿乃子がたどり着いたのは九十九夜町。

そこでは、人々の言葉が嘘にまみれているのを感じながらも、鹿乃子は仕事を探します。カフェ『ローズ』で働こうとしますが、女給のリリー(村川絵梨)に、すでに働き手が決まったと断られてしまいます。

一方その頃、祝探偵事務所を営む祝左右馬(鈴鹿央士)は、親友で警官の端崎馨(味方良介)を連れて稲荷神社の掃除に向かっていました。左右馬は神社の管理をしている大家のため、家賃をまけてもらう目的で掃除をしていたのです。神社に到着すると、茂みから女性の声が聞こえ、左右馬と端崎が確認しに行くと、鹿乃子が猫とメザシを巡って対峙している場面に遭遇します。

鹿乃子は空腹のあまり倒れてしまい、端崎は彼女を助けて、倉田達造(大倉孝二)と倉田ヨシ江(磯山さやか)が営む小料理屋へ連れていきます。そこで食事をした鹿乃子は、倉田家の息子タロ(渋谷そらじ)がついた小さな嘘に対して、過剰に反応してしまうのです。

タロが行方不明になって、あやしい男を神社で見つけます。鹿乃子はウソを見抜けると、左右馬に告げます。左右馬は「確信をつく質問を!あの中に子どもがいるんだろう?」と、あやしい男に質問します。鹿乃子がウソを見抜き、左右馬がタロを助けます。

鹿乃子「どうして信じてくれたんですか?」

左右馬「嘘じゃないと思ったから。人を悪者にしたらダメって人が、あんな嘘つかないでしょ?」

左右馬は、鹿乃子を探偵助手として雇うことに。探偵コンビが誕生します。

ネタバレ2話 令嬢誘拐事件!

藤島家の令嬢・千代(片山友希)が誘拐され、両親の幸弘(杉本哲太)と雪乃(櫻井淳子)、運転手の耕吉(宮崎秋人)が動揺する中、事件の裏には隠された嘘があることが明らかになります。

人の嘘を見抜く力を持つ浦部鹿乃子(松本穂香)と、九十九夜町の貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)が、事件解決に挑みます。

“藤島幸弘、恨ミハ、忘レナイ”という手紙は、まったくの嘘。

犯人は、運転手の耕吉でした。千代を思っての行動でした。藤島家は耕吉を許して、また一緒に過ごすことを決めます。

左右馬「初仕事すばらしかった。君は縮こまらなくていい」

50円という大金とカステラをもらって、2人は喜び合いました。

しかし事件のことが記事に載ってしまい、左右馬は慌てます。借金の取り立てが集まってきて、せっかくの大金はすべてなくなりました。

ネタバレ3話 親友についた嘘

探偵事務所で助手として働く浦部鹿乃子(松本穂香)は、探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)と一緒にガラクタを売りに出かけます。

鹿乃子の「嘘を見破る能力」を活かして、古道具屋で店主の嘘を見抜き、ガラクタを高く売ることに成功します。

その後、左右馬の友人で刑事の端崎馨(味方良介)が訪ねてきて、料亭の写真に写る女性が「松葉牡丹の君」かもしれないと言います。左右馬は否定しますが、鹿乃子は左右馬が嘘をついていると気付きます。

ネタバレ4話 人形屋敷事件・前編

九十九夜町の目抜き通りを祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が歩いていると、鹿乃子が汽車に乗ることにはしゃぎますが、左右馬は家賃が払えず夜逃げしていると告げます。その途中、左右馬は不審な男を見つけ、鹿乃子の「嘘を聞き分ける能力」を使って置引を暴きます。

男は逃げますが、居合わせた女性が足を引っかけ、捕まえられます。その女性は左右馬の知人、端崎馨の姉である端崎雅(北乃きい)でした。

雅は左右馬と鹿乃子が夜逃げ中と知ると、怪談雑誌『魔境探報』の取材旅行に同行するよう提案し、報酬として家賃を約束します。行き先は「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家で、そこには体の弱い娘の成長を祈り、人形を娘と同様に育てる風習がありました。現在は一人娘の品子(片岡凜)が屋敷を継いでおり、彼女はまるで人形のような外見をしていると噂されています。

左右馬たちが到着すると、案内人の柴田(佐戸井けん太)から、女中のイネが「人形部屋」で死体を見つけたが、それが人形であり、後にイネは岩場に落ちて死亡したと聞かされます。

そして、綾尾家には両親を亡くした品子(片岡凜)という娘が、使用人たちと住んでいました。

ネタバレ5話 人形屋敷事件・後編

祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)は、怪談雑誌の記者・雅(北乃きい)に同行し、「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家での「人形殺人事件」の取材を始めます。

綾尾家には、使用人たちと暮らす品子(片岡凜)という娘がいて、彼女の部屋である「人形部屋」には、綾尾家にまつわる不気味な人形が並んでいます。

品子は事件の状況について語りますが、その言葉に鹿乃子と左右馬は違和感を抱きます。

翌日、彼らが「人形部屋」に向かうと、障子には血痕が。

慌てて部屋に入ると倒れていたのは人形で、血のついた着物を着た品子が現れます。鹿乃子は品子のウソを見抜き、左右馬もその真剣な表情で警察や医師の手配を急ぐよう指示します。

ネタバレ6話 少女探偵団

探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)の助手となった浦部鹿乃子(松本穂香)は、左右馬の役に立ちたいと意気込んでいます。

ある日、左右馬が逃げたがる知人・藤島千代(片山友希)が現れます。祭礼に紛れた左右馬が知人に見つかり、千代は倒れてしまいます。千代が落としたカバンから見知らぬ手鏡が出てきました。千代は“少女探偵団結成!”と喜び、千代と鹿乃子は手鏡の持ち主探しに奔走します。

最終的に左官の利市(橋本淳)に返却することができましたが、その後、ひったくり事件が発覚し、利市を追うことに…。

しかし嘘を見抜く力をうまく活用できずに、探偵助手であることに悩みます。

左右馬はそんな千代を励まします。千代は探偵助手の自信を取り戻すのです。

ネタバレ7話 幽霊屋敷

祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)が『くら田』で昼食を取っていると、強盗殺人事件を担当する端崎馨(味方良介)が現れ、捜査の難航を話します。その事件現場に近い三十三番街には“幽霊屋敷”があり、過去に画家の足立が妻を殺害し行方不明になったとの噂があると倉田達造(大倉孝二)が語ります。

その後、ヨシ江(磯山さやか)が病院にショールを忘れたことに気づき、鹿乃子と左右馬が取りに行くことに。病院では女給リリー(村川絵梨)が常連客の桐野貫二(黒羽麻璃央)を問い詰めていました。貫二は幽霊屋敷で幽霊を見て転倒し骨折したと話し、鹿乃子は彼の言葉が真実だと見抜きます。

その夜、左右馬たちは事件の謎を追い幽霊屋敷へ向かいます。謎は解明したのですが、偶然が重なりすぎて、左右馬はだれかの意思が働いたのではないか?と、鹿乃子を脅します。

ネタバレ8話 嘘が聞こえない?

祝左右馬が不在の探偵事務所に端崎馨が訪れ、浦部鹿乃子に防犯ビラ配りを依頼しました。馨は駅でスリに遭った女性に声をかけ、片道切符代を貸したが、左右馬はこれを寸借詐欺と指摘します。

次に、『くら田』の倉田達造と『八百六』の六平が注文の行き違いで揉め、左右馬と鹿乃子が調査に乗り出しました。六平は十三折の弁当を注文したと言い、ヨシ江もそれを確認していましたが、書き付けには「廿三折」と記載。

誰も嘘をついていないとする中、鹿乃子は自分の「嘘を聞き分ける力」が鈍っているのではと悩み始めます。

ネタバレ9話

祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所に藤島千代(片山友希)が来た。仕事の依頼なのだが、かねてから千代を苦手とする左右馬は気乗りしない。だが、浦部鹿乃子(松本穂香)が間を取り持ち、左右馬は藤島家の知り合いだという依頼主、実原久(余貴美子)と会うことに。ほどなくして久が事務所を訪ねて来る。気乗りしていなかった左右馬だが、久から目の前に依頼金を置かれた途端に乗り気になり、鹿乃子とともに久の依頼を聞くことに。

久は亡くなった娘の依里(吉田美佳子)の写真を左右馬と鹿乃子に見せた。依里は25年前、久の夫の書生である山岡乙吉(濱田和馬)と恋に落ちる。久の夫は怒って乙吉を追い出し、すぐに依里と別の男性との縁談を進めた。しかし、結婚式当日に依里は乙吉と駆け落ちしてしまったのだ。久は依里の行方を知りたかったが、久の夫は依里を探すことを許さなかった。そんな中、久の夫が急な病で他界。久が書斎を整理していると、依里の駆け落ち後を調査した書類が見つかった。調査書によると、依里は小さな町で“山岡鶴子”と名乗って暮らしていた。実原家の弁護士・神代(おかやまはじめ)は依里を探しに行くが、駆け落ちした後、乙吉は流行病で亡くなり、依里も一人の子どもを産んだ後に命を落としてしまっていた。

神代は、依里が残した子どもを探すために新聞広告を出すと、依里の一人息子だと名乗る徳田史郎(濱尾ノリタカ)と本条皐月(野村康太)が現れる。久の依頼は、左右馬にどちらが依里の本当の子どもなのかを見極めてほしいというものだった。うそがわかる鹿乃子は史郎がうそをついていることがすぐに分かるが、それを久たちにどのように証明すれば良いか頭を悩ます。

引用:公式サイト

『嘘解きレトリック』登場人物

  • 祝 左右馬(鈴鹿央士)
  • 浦部 鹿乃子(松本穂香)
  • 端崎 馨(味方良介)
  • 藤島 千代(片山友希)
  • 倉田 達造(大倉孝二)
  • 倉田 ヨシ江(磯山さやか)
  • 六平(今野浩喜)
  • 久我山 小百合(村川絵梨)
  • 藤島 雪乃(櫻井淳子)
  • 藤島 幸弘(杉本哲太)
  • 浦部 フミ(若村麻由美)

『嘘解きレトリック』スタッフ・主題歌

  • 脚本:武石 栞、村田こけし、大口幸子
  • 演出:西谷 弘、永山耕三、鈴木雅之、岩城隆一
  • プロデューサー:鈴木吉弘、狩野雄太
  • 原作:都戸利津「嘘解きレトリック」(白泉社・花とゆめコミックス)
  • 音楽:菅野祐悟、眞鍋昭大
  • 主題歌: 『革命前夜』 eill(PONY CANYON)

『嘘解きレトリック』最終回結末はどうなる?

『嘘解きレトリック』は、全11話で最終回の放送は、2024年12月16日(月)の可能性が高いと考えられます。

マンガ原作はすでに10巻で完結。

ウソを見抜く能力を持つ鹿乃子と、貧乏探偵の左右馬は、数々の事件を解決していきます。

マンガ原作の最終話では、鹿乃子と左右馬の2人が、思いを伝え合います。鹿乃子は、同級生・君ちゃんとわかり合い、今の気持ちと向き合いました。

そして左右馬に、「先生が好きです。大好きです」と告白するのです。

左右馬も「僕も鹿乃子くんが好きですよ」と伝えます。

2人は幸せでいようと話します。これはウソではなく、ついに結ばれるのです。

『嘘解きレトリック』おもしろい?感想

『嘘解きレトリック』は昭和初期の雰囲気が漂っていて、ハラハラするというよりは、ほのぼのミステリーとなっていました。

なにより、松本穂香と鈴鹿央士の2人が魅力的なんですね。ウソを言わないことが、信頼関係を育んでいくのがおもしろい点だと思いました。

ここから2人を追い詰める事件が起こって、どうやって解決していくのかも楽しみです。

月9のミステリー作品は傑作が多いので、最終回まで楽しみにしたいと思います!

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