ドラマ『放課後カルテ』は、松下洸平が主演を務める保健室ヒューマンドラマです。
ドラマ『放課後カルテ』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます。
日本テレビ系で毎週土曜よる9時から放送。
『放課後カルテ』ネタバレ解説
『放課後カルテ』を各話ネタバレ解説していきます。
ネタバレ1話
小児科医の牧野(松下洸平)が、東多摩第八小学校の保健室に代理で着任します。牧野は「保健室にはなるべく来ないでほしい」と冷たく言い放ちますが、彼には何か事情があるようです。
同時に、6年2組のゆき(増田梨沙)は頻繁に眠り、拓真(柊吾)は立入禁止の裏山に秘密基地を発見しますが、そこで倒れてしまいます。
牧野は迅速に「ツツガムシ病」と診断し、ゆきの居眠りは「ナルコレプシー」という病気であることを生徒たちに説明します。
ゆきは病気を抱えながらも前向きに登校を続けますが、牧野にまつわる不穏な噂が広がり始めます。
ネタバレ2話
東多摩第八小学校では、6年生を対象にAED講習が行われました。牧野(松下洸平)は命の大切さを訴えましたが、理子(中村たんぽぽ)は啓(岡本望来)から「牧野が患者を殺した」と聞き、不安を感じていました。
その話を耳にした児童たちは「保健室に行くな」とウワサを広めます。篠谷(森川葵)は牧野の普段の態度にも原因があると指摘しますが、牧野は耳を貸しません。
腹痛に耐えられなくなった理子はこっそり保健室に入り、牧野に助けを求めます。牧野は理子の不安を受け止め、病気を放置する危険性を児童たちに説きました。
その後、4年生の勇吾(湯田幸希)が気胸で倒れ、牧野が緊急処置にあたりますが、勇吾が倒れた背景には隠された原因がありました。
ネタバレ3話
牧野(松下洸平)は、かつての患者である冴島直明(土屋陽翔)の姉が、現在の教え子である冴島啓(岡本望来)だと知ります。
啓は牧野を病院に戻すため、保健室に悪い噂を流します。
一方、直明は春に手術の見込みが立ち、退院が決まりますが、体調を考え学校には通えません。母が留守の間、直明は好奇心から外出し、学校で怪談ツアーをしていた6年生と友達になりますが、体調が悪化していきます。牧野と啓は直明を探し出そうと校内を駆け回りますが…。
ネタバレ4話
6年生の野外宿泊学校で、クラスメイト同士が新たな一面を発見し合います。
水本羽菜(小西希帆)はクラスに馴染めず、7月に自分が引き起こした事件への不安に悩まされていました。七夕飾りを壊した犯人は羽菜でしたが、疑われたのは藤野一希(上田琳斗)で、一希はその秘密を黙って守っています。
しかし羽菜は、一希が真実を漏らすのではと不安が募り、衝動的に彼を川に突き落とします。
その場を見ていた牧野(松下洸平)は羽菜に向き合おうとしますが、羽菜と一希は救護室から逃げ出してしまうのでした…。
ネタバレ5話
羽菜(小西希帆)の心の傷を案じる牧野(松下洸平)は、彼女を助けたいと考えますが、その背景には彼自身の苦い過去がありました。
数ヶ月前、シングルファーザーの貴之(塚本高史)が息子の真琴(三浦綺羅)を連れて大学病院を訪れた際、牧野はインフルエンザと診断しましたが誤りがあり、貴之の不信感が募ってしまいます。
高崎(田辺誠一)から寄り添いの姿勢を諭された牧野は、発熱の原因に気づき真琴の家に電話をしますが、強い口調に怯えた真琴が電話を切り、事態はさらに悪化してしまいます。
ネタバレ6話
篠谷(森川葵)は保護者対応や行事準備に追われ、寝坊が増えるほど疲労がたまっています。牧野(松下洸平)や同僚たちも心配しますが、篠谷は人に頼れず「TO DO」リストが増えるばかりです。
一方、篠谷のクラスでは、れいか(畠中一花)たちと交流を試みる凛(中田煌理)が疎外感を抱えていました。そんな中、篠谷が没収した色つきリップをめぐり、れいかの母が学校に抗議に来ます。
さらに篠谷は、不眠や食欲不振の中、「篠谷先生としゃべった人、ムシしようね」と書かれたメモを発見し、心身が限界に。ある日、帰り道でコンビニに立ち寄ると、色つきリップを見つめる凛の姿を目撃します。
ネタバレ7話
その日、6年2組のれいか(畠中一花)は健康なのに保健室にいたため、牧野(松下洸平)は迷惑がります。篠谷(森川葵)は何か事情があると感じ、牧野にれいかを託して教室へ戻します。れいかはクラスメートのアローラ(コール レクシー)に感じ悪いと指摘され、孤立している様子。
一方、篠谷はアローラたちかられいかの事情を聞きます。牧野は藤岡(平岡祐太)の頼みで、不登校の聡(渡邉斗翔)の家庭訪問に同行。聡は父親の不在で部屋にこもり、母とも顔を合わせない生活を送っています。牧野は聡の健康を心配しますが、母親は急な仕事で出かけてしまいます。
聡は家を飛び出し、れいかと遭遇。藤岡が対応する中、牧野は自転車で聡とれいかを追いかけます。
ネタバレ8話
音楽会に向けて各クラスで練習が進む第八小学校。芳野(ホラン千秋)が担任する1年2組の真愛(英茉)は教室ではクラスメートと一緒に歌うことも、話すこともできず、母の彩(野波麻帆)を悩ませていた。
自宅ではコミュニケーションに問題はなく、授業態度や成績にも問題のない真愛は、なぜ学校で話すことができないのか。芳野と彩から相談を受けた牧野(松下洸平)は、真愛が社会的な場面でのみ声が出せなくなる「場面緘黙」だと判断。クラスでのケアについて芳野にアドバイスし、育て方が悪かったのかと自分を責める彩と一緒に真愛の自宅を訪ねる。
席替えで前の席になった未沙(沢田優乃)と仲良くなりたい気持ちはあるものの、真愛は自分の心の中にいるキャラクター・カピ太(声:内田真礼)の後ろ向きな声に惑わされてしまう。牧野が「交換日記」で真愛の心を開こうとしているのを知った篠谷(森川葵)は、まずは牧野が真愛の「友達」になってあげればいいと言うが…。
引用:公式サイト
『放課後カルテ』あらすじ
小学校の保健室にとんでもない先生がやってきた!
その名は、牧野先生。
ボサボサ頭で仏頂面な彼の職業は“お医者さん”「勝手にベッドで寝るな!」
「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」
「めんっどくさい!これオレがやる仕事か!?」文句ばかりでぶっきらぼう、
教師・児童関係なく睨みつける、保健室のコワイ先生。
しかし、その観察眼で児童たちの異変を見抜き、
子どもたち、その家族、時には教師までも救っていく―――。この物語は、小学校を舞台に、
口も態度もでかい小児科医・牧野が、
その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、
未来へ向かう子ども達の背中を押す 【保健室ヒューマンドラマ】 です。
引用:公式サイト
『放課後カルテ』原作は?
『放課後カルテ』の原作は、日生マユによる同名マンガになります。
『放課後カルテ』は1〜16巻で、講談社より発行されています。
ドラマの脚本は、『テレビ報道記者」『救命病棟24時』『医龍4』などを手掛けた、ひかわかよです。
『放課後カルテ』登場人物
- 牧野峻(松下洸平):東多摩第八小学校の学校医。
- 篠谷陽子(森川葵):東多摩第八小学校の教諭。
- 芳野奏(ホラン千秋):東多摩第八小学校の教諭。篠谷の相談相手。
- 藤岡雅史(平岡祐太):東多摩第八小学校の教諭。学年主任。
- 沢拓海(高野洸):東多摩第八小学校の教諭。Z世代教師。
- 蓬田雄介(六角慎司):東多摩第八小学校の副校長。
- 緑川洋平(武田真一):東多摩第八小学校の校長。
『放課後カルテ』スタッフ・主題歌
- 原作:日生マユ『放課後カルテ』(講談社「BE・LOVE」所載)
- 脚本:ひかわかよ
- 音楽:得田真裕
- 主題歌:wacci「どんな小さな」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
- 演出:鈴木勇馬
- プロデューサー:岩崎秀紀、秋元孝之、大護彰子
- 協力プロデューサー:大平太
- チーフプロデューサー:松本京子
- 制作協力:オフィスクレッシェンド
- 製作著作:日本テレビ