ドラマ『海に眠るダイヤモンド』は、神木隆之介主演作で、70年に渡る若者たちの物語を描きます。
軍艦島(端島)をはじめとしたロケ地も印象に残りますよね。
今回は、『海に眠るダイヤモンド』のロケ地についてまとめていきます!
TBS系毎週日曜よる9時放送。
- 『海に眠るダイヤモンド』あらすじ
- 『海に眠るダイヤモンド』ロケ地まとめ
- 『海に眠るダイヤモンド』軍艦島ツアーの参加はどうすればいい?
- 『海に眠るダイヤモンド』軍艦島(端島)の歴史
- 『海に眠るダイヤモンド』ロケ地が印象的
- 『海に眠るダイヤモンド』動画解説!
『海に眠るダイヤモンド』あらすじ
1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。
戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。
同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。
引用:公式サイト
『海に眠るダイヤモンド』ロケ地まとめ
ここから『海に眠るダイヤモンド』ロケ地を紹介していきます。
1話ロケ地
軍艦島(端島)
『海に眠るダイヤモンド』は、過去と現代の70年におよぶ時代を描きます。過去編の主な舞台は、長崎県の軍艦島(端島)です。
軍艦島(端島)は人工の島で、石炭産業で栄えました。日本近代化の遺構として、世界文化遺産にも登録されました。
軍艦「土佐」に似た外観から、軍艦島の名がつきました。1960年にはおよそ5300人が住み、日本一の人口密度に。
エネルギーが石炭から石油へ移行したことで衰退し、1974年に閉山。島は無人島になりました。
- 軍艦島(端島)
- 住所:長崎県長崎市高島町
※高島港から船で10分
※上陸するには各船会社が運航している軍艦島上陸ツアーに参加する必要あり
軍艦島(端島)を想定した場所
軍艦島(端島)は無人島ではあるものの、最低限の撮影に抑えているはずです。エクストラ募集から、以下の場所で撮影されているようです。
- 神奈川県横浜市青葉区
- 群馬県渋川市
- 千葉県長生郡
- 茨城県つくばみらい市
- 静岡県賀茂郡
- 長崎県長崎市
炭鉱のセット
炭鉱を想定したセットについては、エクストラ募集から、以下の場所で撮影されている可能性が高そうです。
- 兵庫県養父市
- 埼玉県飯能市
- 栃木県足利市
あくまで予想ですが、炭鉱は以下にあります。
- 兵庫県養父市 明延鉱山探検坑道
- 埼玉県飯能市 日豊鉱業武蔵野炭鉱
ビリヤード場
公式Xの現場日記で、ビリヤード場が紹介されていました。
群馬県下仁田「下仁田撞球場」
2話ロケ地
東京キネマ倶楽部
端島内で宮本武蔵を上映していた映画館がありました。ロケ地は、東京キネマ倶楽部になります。
群馬大学工学部同窓記念会館
百合子がスクエアダンスに興味を持って、チラシ持参で訪れた場所になります。群馬大学工学部同窓記念会館で撮影されていました。
群馬大学工学部同窓記念会館は、登録有形文化財になります。大正時代の建築物で、平日は見学も可能です。
セイントストークマンション
玲央が住んでいるマンションの外観は、セイントストークマンションでした。
『海に眠るダイヤモンド』軍艦島ツアーの参加はどうすればいい?
軍艦島への上陸には認可が必要になります。現在、上陸が許可されているツアー会社は5社しかありません。それぞれの特徴を見ていきましょう。
※料金や概要は2024年10月現在の情報です。正確な情報は各ツアー会社のサイトや問い合わせて確認してください。
軍艦島コンシェルジュ
軍艦島コンシェルジュは、軍艦島デジタルミュージアムを併設し、VRやMR技術を使った体験型の展示が魅力の観光施設です。
ホロレンズを使って立ち入り禁止区域を見学したり、長崎の人気キャラクター「ガンショーくん」とのゲームを楽しんだりできます。
さらに、クルーズ船「ジュピター」は揺れにくく、快適に軍艦島へアクセスできるのが特徴です。
また、専門ガイドによるツアーや元島民の貴重な話を聞けることも高く評価されています。
料金:大人¥5,000~、中高生¥4,000~、小学¥2,500~
軍艦島クルーズ
軍艦島クルーズは高島に本社を構えており、軍艦島だけでなく高島や炭鉱の歴史についても詳しいツアーが特徴です。ツアーの途中で高島への上陸が可能で、石炭博物館を見学することができます。
通常料金は3,600円(大人)と、5社の中で最も安いため、コストを抑えたい方におすすめです。
クルーズ船「ブラックダイヤモンド」は、黒とオレンジのカラーが特徴で、2階はオープンデッキですが、荒天時や陽射しに注意が必要です。
料金:大人¥3,600~
シーマン商会
シーマン商会で軍艦島ツアーに参加すると、上陸日が押印された「上陸証明書」を記念品としてもらえます。軍艦島上陸の貴重な体験を形に残せる素敵なプレゼントです。
ツアー船「さるくⅡ号」は定員120名の中型船になります。客席は1階のみになるようです。
料金:大人3,600円〜
やまさ海運
やまさ海運は、1997年から軍艦島ツアーを行っています。これまでに軍艦島総上陸者154万人のうち約40%にあたる59万人がやまさ海運のツアーで上陸しています。
大型船「マルベージャ」「マルベージャ3」は定員220人を超える高速遊覧船です。
料金:大人4,000円〜
第七ゑびす丸
第七ゑびす丸では、ローカル船「アイランド号」を運行しています。約10分で軍艦島へ到着できます。
ただし、漁船のため揺れが大きく、最寄駅から車で約1時間かかる点には注意が必要です。
料金:渡船料金1~4名(1隻):24,000円、5~7名(1人):5,250円、8~14名(1人):4,200円、15~20名(1人):3,150円。上陸料300円
『海に眠るダイヤモンド』軍艦島(端島)の歴史
軍艦島は、長崎県に位置する小さな島で、正式名称は「端島(はしま)」です。島の形が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。
1810年に石炭が発見されましたが、当初は小規模な採掘にとどまっていました。しかし、明治時代に入ると石炭が重要なエネルギー資源となり、1890年に三菱が島と炭鉱を購入し、本格的な採掘が始まりました。
島には鉄筋コンクリート造のアパートや学校、商店街、映画館などが建設され、最盛期には約5,000人が住み、東京の9倍の人口密度を誇りました。
しかし、1960年代にエネルギー源が石炭から石油へと移り、採掘産業が衰退。1974年に炭鉱が閉山され、島は無人となりました。
2000年代に入り「近代化の遺産」として再評価され、2009年に観光客の上陸が可能になり、2015年には世界文化遺産に登録されました。
『海に眠るダイヤモンド』ロケ地が印象的
『海に眠るダイヤモンド』はロケ地が印象的なドラマになっています。軍艦島も足を運んでみたくなりますよね。随時、ロケ地情報を付け足していきたいと思います!