ドラマ『ライオンの隠れ家』は、柳楽優弥が主演を務めるヒューマンサスペンス。
ドラマ『ライオンの隠れ家』9話では、愛生とライオンが連れされてしまい、祥吾の秘密が明かされました。ドラマ『ライオンの隠れ家』9話についてあらすじ・ネタバレで解説していきます。
TBS系で毎週金曜よる10時から放送。
『ライオンの隠れ家』9話あらすじ
愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、ペンションから連れ去られた。
洸人(柳楽優弥)から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木(岡山天音)は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えるが、そこに現れたのは祥吾(向井理)の息がかった樺島(後藤剛範)であった。一方洸人は、ライオンが別れも告げずいなくなったことに困惑する美路人(坂東龍汰)に、どうやってペンションから今すぐ出ようと説得するか、考えを巡らせる。
そして、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手に「これを一緒に届けに行こう!」と提案。2人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かうことに決める。しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。
居場所が分からないまま、小森家に戻るしかない洸人と美路人。このまま元の2人の生活に戻ってしまうのか、悶々とした感情を処理できずにいた。
その頃、愛生はある覚悟を決めて祥吾と会っていた――。
引用:公式サイト
『ライオンの隠れ家』9話 ネタバレ解説
『ライオンの隠れ家』9話について、ネタバレ解説していきます。
ネタバレ①2人は祥吾に連れ去られる
愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)がペンションから連れ去られてしまいます。洸人(柳楽優弥)は柚留木(岡山天音)に連絡を入れます。
柚留木は新潟側のフェリー乗り場で2人を待ちますが、現れたのは祥吾(向井理)の部下・樺島(後藤剛範)でした。柚留木は、樺島に髪をつかまれると、幼少期に虐待された記憶がよみがえり、恐怖に包まれてしまいます。
洸人は、ライオンの突然の別れに困惑する美路人(坂東龍汰)を説得し、ライオンが忘れたぬいぐるみを届ける口実で共に佐渡島を出発します。
ネタバレ②祥吾が突きつけた条件とは?
祥吾は、小さいころから児童養護施設で育っていて、たちばな建設の跡継ぎとして会社に入ったことがわかります。兄の春一(黒田大輔)が病弱だったため、祥吾はその代わりでした。しかし、春一の病気が回復したことで、祥吾は居場所がない状態になっていました。
祥吾は思い出の場所に行こうと、愛生と愁人と公園へ行きます。そして、離婚届を提出しようとしますが、祥吾は愁人を育てると告げます。「僕には血のつながった家族は、愁人しかいない」と土下座をします。親権を譲るなら離婚するが、その条件が呑めないなら離婚はできないと言うのです。
楓(桜井ユキ)は、樺島に証拠を見せると、暴力をふるわれます。間一髪のところで、高田(柿澤勇人)が助けに入って、樺島を逮捕します。
ネタバレ③もう会えないかもしれない
洸人は、祥吾のもとへやってきます。「あなたはどんな覚悟があって来たんですか?」と、祥吾に問われて、洸人は返す言葉がありませんでした。
洸人は「ライオンと帰ってこれなかった」「もう会えないかもしれない」と、美路人に伝えます。
「ダメなお兄ちゃんでごめん」。洸人は泣きながら、しゃがみ込みます。美路人は「深呼吸します。吸って吐いて」と兄を励まします。
そして美路人は、絵を描くことを宣言します。
『ライオンの隠れ家』9話 考察
『ライオンの隠れ家』9話について考察していきます。
考察①祥吾の過去とは?
祥吾の過去が明かされました。祥吾は、児童養護施設で育っていたんですね。だから家族がいないことがコンプレックスでした。愛生も家族がいないと言っていたから、意気投合したのに、それはウソだと怒りを見せていました。
そして祥吾は、たちばな建設に跡継ぎとして入社していました。兄の春一(黒田大輔)が病弱だったため、祥吾はその代わりだったんですね。しかし、春一の病気が回復して、祥吾は要職につくことができなかったのです。
考察②危険すぎる過去とは?
たちばな都市建設と亀ヶ谷議員には、暗いつながりがあることがわかっています。リニア事業での癒着があった可能性が高そうです。リニア事業の関係者は、数人失踪している状態で、ここに祥吾が絡んでいるのではないでしょうか? たちばな都市建設を守るために、裏の仕事を担っているのです。
元秘書が命を落としたのも、祥吾が裏で動いていたと考えられます。
『ライオンの隠れ家』9話 登場人物
- 小森洸人(柳楽優弥):市役所で働いている。弟と2人暮らし。
- 小森美路人(坂東龍汰):アート事務所で働く。自閉スペクトラム症。
- ライオン(佐藤大空):謎の男の子。
- 牧村美央(齋藤飛鳥):洸人の職場の後輩。
- 貞本洋太(岡崎体育):洸人の職場の同僚。
- 工藤楓(桜井ユキ):週刊誌の記者。
- 天音悠真(尾崎匠海):工藤楓の後輩記者。
- 高田快児(柿澤勇人):刑事。山梨で起きた事件を捜査。
- 船木真魚(平井まさあき):アート会社のデザイナー兼CEO。
- 小野寺武宏(森優作):自閉スペクトラム症のアーティスト。
- 須賀野かすみ(入山法子):カラオケスナック「かすみ」のママ。
- 吉見寅吉(でんでん):小森兄弟を見守る定食屋の元店主。
- X(岡山天音):洸人たちを監視している謎の青年。
- 小森恵美(坂井真紀):小森兄弟の故母。
- 橘祥吾(向井理):建築会社の次男で「たちばな都市建設」に勤務。
『ライオンの隠れ家』スタッフ・主題歌
- 脚本:徳尾浩司、一戸慶乃
- 音楽:青木沙也果
- 主題歌:Vaundy「風神」(SDR/Sony Music Labels Inc.)
- 編成プロデュース:松本友香
- プロデュース:佐藤敦司
- 演出:坪井敏雄、青山貴洋、泉正英
- 編成:吉藤芽衣、中野翔貴
- 製作:TBSスパークル、TBS
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