映画『室井慎次 敗れざる者』は、『踊る大捜査線』シリーズの映画化・第7弾!
定年前に組織を退いていた室井慎次が、かつての殺人犯の娘と退治するストーリーです。
映画『室井慎次 敗れざる者』について、ネタバレであらすじを解説していきます!
- 映画『室井慎次 敗れざる者』あらすじ
- 映画『室井慎次 敗れざる者』ネタバレ解説
- 映画『室井慎次 敗れざる者』考察
- 映画『室井慎次 敗れざる者』スタッフ
- 映画『室井慎次 敗れざる者』出演者
- 映画『室井慎次 生き続ける者』どうなる?
映画『室井慎次 敗れざる者』あらすじ
「あの男との約束を果たせなかったーー 。」 現場の捜査員のために粉骨し、警察の組織改革に挑むなど、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷・秋田に帰る。
そこには、かつての想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らす室井の姿がーー 。
そんな中、室井の前に突如現れた謎の少女。彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。
そして明かされる、少女の名前は…日向杏。
シリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)の娘だという、衝撃の事実が判明する。
「とんでもない死体を見つけましたね、室井さんーー 。」
東北の山奥には似つかわしくない、おびただしい数の警察官、ヘリや警察車両ーー 。
「最悪」は何故室井慎次を狙うのか。
穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに、再び、事件の影が迫りくるーー 。
映画『室井慎次 敗れざる者』ネタバレ解説
ここから『室井慎次 敗れざる者』をネタバレありで、徹底解説していきます!
ネタバレ①室井と里子たちの生活
室井慎次(柳葉敏郎)は警察を辞め、秋田で高校生の森貴仁(齋藤潤)と小学生の柳町凛久(前山くうが・前山こうが)を里子として迎え、一緒に暮らしていました。
ある日、家の前の湖で、遺体が発見されます。それは20年前のレインボーブリッジを封鎖できなかった事件の容疑者だった瀬川でした。瀬川は2年前に出所後、再び犯罪を繰り返していたのです。
その後、室井は衰弱した少女・日向杏(福本莉子)を看病します。杏には、驚くべき秘密がありました。
ネタバレ②杏のあやしさ…
杏は表向きは誠実な子に見えるのですが…。杏は、室井(柳葉敏郎)を陥れようとし、貴仁(齋藤潤)や凛久(前山くうが・前山こうが)に「室井は金のために里親になった」と嘘をつきます。しかし、2人は室井を信じます。
新米弁護士の奈良育美(生駒里奈)が現れ、貴仁に彼の母親を殺した犯人の謝罪を受け入れてほしいと頼みます。貴仁は室井と共に拘置所へ行き、犯人と対面。彼は母を侮辱された過去と向き合い、毅然とした態度で犯人に立ち向かいます。
ネタバレ③事件と家族の絆
室井(柳葉敏郎)はかつて対立した新城賢太郎(筧利夫)に呼び出され、秋田県警の捜査に協力を求められます。捜査一課の桜章太郎(松下洸平)も、室井に意見を求めます。
家に戻ると、貴仁(齋藤潤)は「ずっとここにいていい?」と室井に尋ねます。しかし、家の隣で火災が発生し、杏(福本莉子)がその場に立っていました。
燃え広がる火と共に、室井のかつての警察官としての姿が消えていきます…。
ネタバレ④青島は登場したのか?
『踊る大捜査線』ファンが気になるのは、青島(織田裕二)が登場するのかどうかでしょう。
結論としては、青島は登場しません。
しかし青島だけではなく、『踊る大捜査線』の過去映像は流れるため、シリーズのつながりを感じることができます。
過去の事件ともつながっているため、ファンならば楽しめる内容になっているでしょう。
映画『室井慎次 敗れざる者』考察
映画『室井慎次 敗れざる者』のラストを考察していきましょう。
考察:杏を操っているのは誰か?
杏は、なんらかの目的があって、室井に近づいています。杏の母親は、日向真奈美(小泉今日子)で、かつてシリアルキラーとして事件を起こした人物です(『躍る大捜査線 THE MOVIE』で出演)。
杏は、真奈美の洗脳によって室井のもとに送り込まれたのでしょう。
また、瀬川吉雄の死体が発見されたのも、なんらかの意図があると考えられます。
杏のターゲットは、青島(織田裕二)であり、室井なのでしょう。瀬川殺人の罪を着せようとしている可能性が高いと思われます。
映画『室井慎次 敗れざる者』スタッフ
- 監督:本広克行
- 脚本:君塚良一
- 製作:亀山千広、矢延隆生、小川泰、市川南
- 製作総指揮:臼井裕詞
- プロデューサー:根本圭、上原寿一、古郡真也
- 音楽:武部聡志
- シリーズ音楽:松本晃彦
- 製作:フジテレビジョン、BSフジ、東宝
- 制作プロダクション:FILM
- 配給:東宝
- 上映日:2024年10月11日
- 上映時間:115分
映画『室井慎次 敗れざる者』出演者
- 室井慎次(柳葉敏郎)
- 日向杏(福本莉子)
- 森貴仁(齋藤潤)
- 柳町凛久(前山くうが・前山こうが)
- 桜章太郎(松下洸平)
- 乃木真守(矢本悠馬)
- 奈良育美(生駒里奈)
- 大川紗耶香(丹生明里)
- 森麻絵(佐々木希)
- 新城賢太郎(筧利夫)
- 緒方薫(甲本雅裕)
- 森下孝治(遠山俊也)
- 明石幸男(赤ペン瀧川)
- 坂村正之(升毅)
- 沖田仁美(真矢ミキ)
- 石津紀子(飯島直子)
- 石津百男(小沢仁志)
- 長部音松(木場勝己)
- 松本敬子(稲森いずみ)
- 市毛きぬ(いしだあゆみ)
映画『室井慎次 生き続ける者』どうなる?
『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の二部作になります。
『室井慎次 生き続ける者』がどうなるのか見ていきましょう。
映画『室井慎次 生き続ける者』あらすじ
「あの男との約束を果たせなかったー。」、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷に帰る。 >
「家族を持たなかった男が、“家族”を守る」室井は東北の山奥で、事件の被害者家族・加害者家族を支援したいという想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らしていた。しかしそんな中、室井の前に謎の少女が現れ、彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。やがて少女の正体はシリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美の娘の日向杏だという、衝撃の事実が判明。“最悪”は終わらないのか。穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに、再び、事件の影が迫りくる。
映画『室井慎次 生き続ける者』作品詳細
- 公開日:2024年11月15日(金)
- 監督: 本広克行
- 脚本: 君塚良一
- プロデュース: 亀山千広
- 音楽:武部聡志
映画『室井慎次 生き続ける者』どんな内容になる?
『室井慎次 生き続ける者』は、家族が大きなテーマになっていきそうです。室井を慕う子どもたちと、日向真奈美と娘・杏の関係が対比されています。
さらに警察組織の信頼関係、つまり室井と青島の関係も、フォーカスが当たっていくでしょう。