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【全領域異常解決室】ネタバレ全話あらすじ!最終回結末の展開を考察(感想)

ドラマ『全領域異常解決室』は、藤原竜也が主演を務める本格ミステリー。

最先端科学でも解決できない“不可解な異常事件”に、超常現象のスペシャリストが挑みます。

ドラマ『全領域異常解決室』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます。

フジテレビ系で毎週水曜よる10時から放送。

『全領域異常解決室』あらすじ

身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称:全決(ゼンケツ))という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリードラマ。

全領域で起こる“異常事件”を解決へと導くスペシャリスト興玉雅(おきたまみやび)と、「全決」に出向を命じられ、興玉と共に多くの不可解な事件に挑んでいく。

警視庁音楽隊カラーガード通称「MEC(メック)」出身の警察官・雨野小夢(あまのこゆめ)。

手に汗握る本格ミステリーであり、独創的な世界観と衝撃のどんでん返しで繰り広げられる。

引用:公式サイト

『全領域異常解決室』原作は?

『全領域異常解決室』は、原作はなく、完全オリジナル作品となります。

脚本家・黒岩勉×演出・石川淳一のヒットメーカーがコンビを組んでいます。

黒岩勉は『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、『マイファミリー』、『ラストマン-全盲の捜査官-』など、石川淳一は『リーガル・ハイ』、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査』、『変な家』などを担当。

『全領域異常解決室』実在する?

全領域異常解決室とは、ドラマでは“不可解な異常事件”を解決する世界最古の捜査機関とされています。

全領域異常解決室は実在するのでしょうか?

実は全領域異常解決室は、アメリカに実在します。全領域異常解決室は、2022年にアメリカの国防総省で作られた組織なんですね。

全領域異常解決室は、未確認飛行物体(UFO)など、「異常現象」に政府レベルで対応するという専門機関です。

『全領域異常解決室』ネタバレ解説

『全領域異常解決室』を各話ネタバレ解説していきます。

目次

ネタバレ1話 シャドーマン

警視庁音楽隊カラーガード出身の警察官、雨野小夢(広瀬アリス)は、「全領域異常解決室」への出向を命じられます。そこで出迎えたのは室長代理の興玉雅(藤原竜也)と局長の宇喜之民生(小日向文世)でした。

彼らは、神隠し事件を捜査しており、遺体がなく、犯行声明を出した「ヒルコ」を追っています。

捜査一課の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)は、メン地下アイドルだった松宮瑠偉(吉村界人)が事件に深く関わっていると説明。松宮は三度の殺害事件の第一発見者でした。

興玉は、この事件がヒルコではなく「シャドーマン」の仕業かもしれないと考えます。

松宮には、実は妻がいました。妻の松宮ひより(志田未来)を黒い影が近づいて、襲おうとしたところで、雅と小夢が助けに入りました。

それは被害者だったはずの女性でした…。

松宮が運営する「ルイチャンネル」はヒルコのネタでバズりました。松宮のファンの3人は、自分たちが犠牲になることで、さらに注目を集めさせようと計画していたのです。

そして事件の裏には、松宮ひよりがいました。彼女が3人を焚き付けていたことが判明…。

ネタバレ2話 キツネツキ

葛乃葉女子高等学校で集団失神が相次いでおり、生徒の約7割が失神を経験しています。

犯行声明を出した謎の人物「神ヒルコ」。興玉雅(藤原竜也)と雨野小夢(広瀬アリス)が調査を開始します。

学校で彼らは校長により生徒会長の剣持日向(清乃あさ姫)を紹介されますが、怪しげな生物教師・山杉幹夫(林泰文)が二人を見つめています。興玉は裏庭に花が手向けられていることに気づき、2ヶ月前に生徒会長だった白石一香(井上音生)が飛び降り自殺したことを知ります。

また、人気の歴史教師・池神春来(中尾暢樹)の失踪も判明。祠の解体に疑問を持った興玉は、祟りが原因だと推測し、事件の真相を全校生徒に「キツネツキ」として発表します。

犯人は剣持日向でした。盗撮を山杉のせいにすることを持ちかけられて、誤って池神を殺害。そこに山杉がやってきて、すべて自分の罪と背負うことにしたのです。

山杉は高潔な教師でした。

ネタバレ3話 タイムホール殺人

都内の高層マンションの庭園に、左足や小型機の一部が空から落ちてくる怪事件が発生しました。「全決」の興玉雅(藤原竜也)は、これは「タイムホール」—過去や未来と繋がる異次元媒介装置の影響かもしれないと考えます。

DNA鑑定の結果、左足は4年前に失踪した重力理論の権威・真鍋哲(神保悟志)のものでした。興玉と雨野小夢(広瀬アリス)は、真鍋がタイムホール研究に関わっていたことを知り、彼の元研究室を訪れます。

そのとき、失踪していた常見真紀(山口紗弥加)から電話がかかってきます。

ネタバレ4話 縊鬼

東京・大手町で連続して4件の飛び降り自殺が発生しました。

犯行声明を出したのはヒルコで、「堕落したビジネスマンへの天罰として、《縊鬼》という妖怪を憑りつかせた」と主張しています。縊鬼は古くから人の精神を蝕み、自殺へと追い込む妖怪として恐れられてきました。

4人の被害者は全員、重要な国家ビジネスに関わっており、政府は連続殺害テロの可能性が高いと判断。内閣官房の直毘吉道(柿澤勇人)は「全決」の興玉雅(藤原竜也)に解決を依頼します。遺族たちの証言から、被害者が「縊鬼に会った」と話していたことが判明します。

興玉は、被害者の指先の斑点から麦角アルカロイドと違法薬物の幻覚症状が重なった結果、自殺者が連続したという結論を導き出しました。

雨野小夢(広瀬アリス)は防犯カメラに映ったバイトの女性が、ヒルコだと確信します。豊玉神社のお札があることを見つけて、人形町に向かうと、そこにヒルコがいました。

ヒルコは「私は神」と告げます。雨野が連行しようとすると、ヒルコは手をかざして“力”を行使しました。雨野は息ができなくなり倒れこみます…。

ネタバレ5話 千里眼

東京各地で続く爆破予告は、犯行グループ「ヒルコ」によるものでした。これまでの事件は全て、予告後に警察へ爆発物の場所が通報されたため未遂に終わっています。警察の調査で、各現場に謎の女性・豊玉妃花(福本莉子)が現れていたことが判明し、捜査官の雨野小夢(広瀬アリス)らは彼女が「ヒルコ」の一員と疑います。

そんな中、緊急の爆破予告が届き、薬剤師の生嶋未智(星野真里)は現場で爆弾を発見し、千里眼の力を告白。さらに、真の能力者は娘・未琴であることが明らかに。

未琴を守ろうとする興玉雅(藤原竜也)はヒルコの信者と対峙しますが、豊玉妃花が彼らを助けます。最終的に未琴は特別保護プログラムで保護され、母の未智は「必ず守る」と誓います。

ネタバレ6話

雨野小夢(広瀬アリス)は、興玉雅(藤原竜也)から神々が人間と共に暮らし、予知能力を持つ小学生・生嶋未琴(諸林めい)が市寸島比売命という神であることを知ります。

現在、神々の事件を解決する組織「全決」は、謎の神「ヒルコ」と戦争状態にあり、小夢もその正体を暴こうと決意します。

そんな中、美容系インフルエンサーたちが次々に「犬神の呪い」による窒息死で亡くなる事件が発生します。

興玉は、ヒルコの仲間に犬神筋の者が関わっている可能性を疑い、被害者が通っていた美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)に注目します。

調査の結果、八百比丘尼である犬塚真澄が不老不死の研究をし、大隈を助けようとしていたことが判明しました。

ネタバレ7話

雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気づく。それを聞いて黙り込む興玉雅(藤原竜也)ら「全決」のメンバーたち…。そして、話は4カ月前にヒルコによって消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起)の「神隠し事件」にさかのぼる。彼女は糧食を司る大宜津比売神で、全決で頻繁に食事をふるまっていた。謎の神「ヒルコ」に仲間を消された全決メンバーは、必ずヒルコの正体を暴くと決意を新たにする。

神隠し事件の最初の被害者と2人目の被害者には交流があり、その後の2人目と3人目の被害者にも個別に親交があったことに気付いた興玉たちは、「ヒルコは神隠しをする前に、知り合いの神を聞き出しているのかもしれない」と仮説を立てる。大月と親しくしていた人物へ会いに行くことに。

また、ヒルコの正体は神ではなく、人間ではないかという推測もする。飛鳥時代、厳しい修行の果てに、神としての記憶を消す
「事戸渡し」を習得した人間がいたという。それは日本最古の呪術者とも、山岳信仰である修験道の開祖ともいわれる「役小角」だ。役小角が今の時代にも生きていて、ヒルコとして名乗っているのではないかと考えるが…。そんな時、ヒルコから「芹田正彦(迫田孝也)に天罰を下した」という犯行声明が届いていた。

引用:公式サイト

『全領域異常解決室』オカルトUMA解説

『全領域異常解決室』では、さまざまなオカルト現象が起きます。その元ネタを解説していきます。

謎の怪人・シャドーマン

「シャドーマン」とは、別名「シャドーピープル」と呼ばれ、動画や静止画でさまざまな姿が捉えられています。

これまでに、横断歩道を渡る姿や家の中を徘徊する黒い影が確認されています。またはピンポンダッシュやパーティー会場での行動が報告されていますが、その正体についてはさまざまな仮説があります。

異次元から来た「異次元人」や、影のような物質でできた「エネルギー生命体」、あるいは特殊な「幽霊」であるとも考えられています。

日本でも江戸時代には、独身男性の家に住みつく妖怪「影女」の伝説がありました。このように、日本人は昔から影の存在と共存してきたのです。

シャドーマンは人間の目には見えませんが、監視カメラや写真に現れることがあります。霊感のある人がシャドーマンを目撃することもあり、心霊現象との関連も指摘されています。

果たして、シャドーマンは空想の産物なのでしょうか。生物学的な定義も曖昧で、生き物の境界線は未だに不明な部分があります。

不遇の神・ヒルコ

ヒルコは「国生み神生み」や「黄泉国」に関連する神話で、伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)の子として登場します。

イザナギとイザナミは高天原からオノゴロ島に降り立ち、日本の国土や神々を形成するために交わり、その際に最初に生まれた神がヒルコです。

しかし、ヒルコは体が不自由だったため、葦の船に乗せられて海に流されてしまいました。その後、神話には登場しなくなります。

ヒルコが流された背景には「穢れ」の価値観が影響しており、病気や不自由な体は不吉とされて忌み嫌われました。

この穢れを払う行為が「禊」とされ、現代日本でも神社の参拝前に手を洗う風習や葬儀後に塩を振る習慣が残っています。

狐憑き(キツネツキ)

狐は、日本では稲荷神社の使いとして神聖視される一方、妖怪として恐れられてもきました。稲荷神は農業の神として崇拝され、その使いである狐は豊穣や繁栄の象徴とされます。しかし、神に背く行動を取る狐は、不幸や災いをもたらすと考えられていました。

特に「狐憑き」と呼ばれる現象では、狐が人間に取り憑いて悪影響を与えるとされ、人々にとって神聖でありながらも恐ろしい存在とされました。狐憑きは特に女性に多く見られ、家族や地域に深刻な影響を与える問題として扱われました。

『全領域異常解決室』登場人物

  • 興玉雅(藤原竜也):「全領域異常解決室」の室長代理。
  • 雨野小夢(広瀬アリス):出向命令を受けた警察官。
  • 宇喜之民生(小日向文世):「全領域異常解決室」の局長。
  • 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア):警視庁捜査一課ヒルコ専従班の班長。
  • 二宮のの子(成海璃子):警部補。
  • 北野天馬(小宮璃央):巡査部長。
  • 芹田正彦(迫田孝也):デリバリースタッフ。
  • 直毘吉道(柿澤勇人):内閣官房国家安全担当審議官。
  • 豊玉妃花(福本莉子):事件現場に現れる謎の女性。

『全領域異常解決室』スタッフ・主題歌

  • 脚本:黒岩勉
  • 音楽:小西遼
  • OPテーマ:清水美依紗「TipTap」
  • EDテーマ:TOMOO「エンドレス」
  • プロデュース:成河広明、大野公紀
  • 演出:石川淳一
  • 制作協力:共同テレビ
  • 制作著作:フジテレビ

『全領域異常解決室』最終回結末はどうなる?

『全領域異常解決室』は、全10話で最終回の放送は、2024年12月11日(水)の可能性が高いと考えられます。

1話で登場したヒルコの謎は解決されておらず、全話を通して挑んでいくことになりそうです。

『全領域異常解決室』おもしろい?感想

『全領域異常解決室』は、UMAや幽霊といった題材を扱いながらも、人間の愚かさを示す内容でしたね。

新感覚のドラマで、どうなっていくのか予想ができないため、最終回まで追っていきたいと思います!

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