『Destiny』は、2024年4月期から放送されている、石原さとみ主演ドラマ。『Destiny』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます!
テレビ朝日系で、毎週火曜よる9時放送。
- ドラマ『Destiny』各話ネタバレ
- ドラマ『Destiny』最終回はどうなる?(ネタバレ)
- ドラマ『Destiny』あらすじ
- ドラマ『Destiny』登場人物
- ドラマ『Destiny』スタッフ・主題歌
- ドラマ『Destiny』原作はある?
- 運命の2人の結末は?
ドラマ『Destiny』各話ネタバレ
ここからドラマ『Destiny』について、各話ネタバレで紹介していきます!
ドラマ『Destiny』1話ネタバレ
中学のときの出来事をきっかけに、検事を目指した奏(石原さとみ)。大学2年の夏、真樹(亀梨和也)と出会い、知美(宮澤エマ)、カオリ(田中みな実)、祐希(矢本悠馬)と仲良くなります。そして、奏は真樹から告白されキスをされます。
ある日、奏と真樹がいっしょにいるときに、真樹にカオリから呼び出しがあります。真樹は、カオリが運転する車に乗り込みます。カオリは錯乱状態で、暴走をしてしまい、真樹は止めようとするものの、事故を起こしてしまうのです…。カオリは亡くなり、真樹は奏のもとから去ってしまいます。
12後、奏は医師で恋人の貴志(安藤政信)と同棲していました。貴志のもとに救急車で運ばれた人物は、真樹した。大学時代の出来事が、奏の人生に大きな影響を及ぼしていきます…。
ドラマ『Destiny』2話ネタバレ
奏(石原さとみ)は、カオリを偲んで大学に寄ります。そこで、病院から抜け出した真樹(亀梨和也)と再会するのです。しかし、真樹は奏が検事になったことしか、言及しません。
知美(宮澤エマ)は、祐希(矢本悠馬)と結婚して、子どももいました。知美は、奏にもう真樹と会ってはいけないと強く言います。
奏が担当する事件の弁護士が野木浩一朗(仲村トオル)に変わり、事件は不起訴となります。真樹は野木のもとを訪れ、激しい言葉で追及します。その場に奏もいたのです…。
ドラマ『Destiny』3話ネタバレ
奏(石原さとみ)は、真樹の父(仲村トオル)が奏の父(佐々木蔵之介)を汚職事件で追及したのではないかと疑い、過去の事件をあらためて調べ始めます。
優しかった検事の父は、正義を貫くことが仕事だと教えていました。しかし東京に転勤してからは、仕事に夢中になり家にいない時間が増えていきました。そして、浩一朗が弁護人を務めた環境エネルギー汚職事件で、世間からも悪として見られてしまったのです。
浩一朗が奏のもとを訪れます。公判で奏の父が不利になり、自らを裁いたと浩一朗は言います。奏はこの事件とカオリの事故が関係があるのではと問いますが、浩一朗は答えられないと言います。
カオリは貴志と結婚を決め、実家で母に祝福されます。
そんな中、知美の家に真樹がいたことが発覚。奏が真樹を追いかけ、父と真樹の父の関係など真相を問うと、真樹は真実を知るまでここにいると言い残します。そして、真樹と奏はキスをしてしまいます。
ドラマ『Destiny』4話ネタバレ
真樹(亀梨和也)は子供の頃から居場所がなく、母親に捨てられた過去を持っていました。新しい母親にも拒絶され、浩一朗に庇護されながらも反抗を繰り返していました。
一方の奏は、貴志からは検事を辞めて弁護士になれば良いと言われますが、12年前の事件の真相をつかむため、検事を続けたいと望んでいました。
真樹は、カオリの事故当日の出来事を打ち明けます。カオリが奏の父親の汚職事件の話を知り、真樹に別れを迫ったことから事故に至ったのです。真樹の指紋がついた理由もそれでした。事故は結局カオリの過失として処理されました。
真樹は奏に対し、奏の父親を陥れたのであれば絶対に許さないと宣言しますが、奏は真相を調べると約束します。一方で、貴志は奏と真樹の姿を目撃していました。
実は知美がカオリに汚職事件の話をしたことで、事態が動き出したのでした。真樹は病院で癌と診断されていた一方、浩一朗は裕希に何かを話していました。そして奏は、事件関係者の男・にいさたに会いに行くことになります。
ドラマ『Destiny』5話ネタバレ
奏は新里と会い、かつての検事だった新里から、奏の父が真実を追及できずに自ら命を絶ったことを聞かされます。奏は実家で過去の記録を探し、環境エネルギー汚職事件の捜査記録のボイスレコーダーを見つけます。
そのレコーダーを真樹と一緒に聞くと、検察が証拠を捏造し、奏の父を陥れていった経緯が明らかになりました。
真実を知った奏は、もう真樹と会わないと宣言しますが、その直後に真樹が倒れてしまいます。病院で貴志に真相を打ち明けた奏は、もう真樹と関わらないと言いましたが、真樹はそれを聞いていました。
さらに貴志から真樹が癌であると知らされ、治療を勧められます。その頃、真樹は実家に戻り、家を放火していたのです…。
ドラマ『Destiny』6話ネタバレ
弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)の家が放火され、現場では真樹(亀梨和也)と2人だけ。浩一郎は意識不明の重体で、真樹は放火罪と殺人罪に問われることに。そして野木邸放火事件を、奏が担当することになります。
奏は「あなたが火をつけたことに間違いありませんか?」と質問をします。真樹は「オレがやりました」と返答しました。奏は、犯行までの流れを整理していきます。
- 真樹は病院で緊急入院していたが逃げ出した
- 横浜を歩いていたが、電話をして真樹は野木宅へ
- 浩一郎の再婚した妻と娘は留守だった
- 浩一郎と真樹は口論になった
- 真樹はオイルライターを投げつけカーテンに火が移って燃え広がった
奏が真樹に対して、大学時代について尋ねると、「楽しかったですよ、今までの人生でいちばん。あのころがいちばん幸せでした」と、答えます。
奏が事件を調べていくと、火元が屋外の可能性があり、不審な人物の目撃情報もありました。自宅にはオイルライターがなかったという家族からの証言もありました。本当に真樹が放火したのか、奏は疑問を抱きます。
真樹は留置場で吐血してしまい病室へ。そこに奏がやってきます。真樹は奏の手を握りながら、「奏に会いに帰ってきたのにこんなことになった」と話します。「逃げない?」、真樹は奏を誘惑するのです。
それがわたしの犯した2つめの罪だった…。奏が独白します。
ドラマ『Destiny』7話ネタバレ
ドラマ『Destiny』7話は、5月21日(火)よる9:00から放送。
病室で真樹(亀梨和也)から「逃げない?」と言われて、奏(石原さとみ)は手を握りながら見つめ合います。真樹が「ごめん。冗談」というと、奏は「そんなことしたら私、捕まっちゃう」と手を離します。
次の日、真樹は病院を抜け出して、長野に向かう長距離バスに乗り込みます。そこに奏もやってきたのです…。
婚約者の貴志(安藤政信)や、横浜地検の支部長・大畑(高畑淳子)らが、奏に連絡をとろうとするものの、スマホの電源は切られていました。
真樹と奏の2人は、かつて星を眺めた場所に車でやってきます。「私もあのころが一番幸せだった」「短かったけどまばたきするくらい一瞬で終わっちゃったけど。でも宝物」と、今だけこうしててと、奏は真樹の手を握ります。その後、真樹はいきなりがっくりと車のシートにもたれかかり、眠りにつきます。
次の朝、2人は丘からの景色を見ながら、「真樹、なにか隠しているよね」と奏が言います。「私は検事の職を追われても真樹を助けなければ」という決意を胸に。「なぁ、奏、真実ってなに?」と、真樹が問い返します。
大畑のスマホに奏から電話がかかってくると、真樹を確保したといいます。ある男性が受信したメッセージを確認すると「捜査は続行。NMは留置場です」という内容で、横浜地検事務官の加地卓也(曽田陵介)からでした。
奏は、調査を開始すると、どの隠しカメラにもあやしい人物は映っていなかったものの、クリーニングの配送用の車のドライブレコーダーを手に入れることに成功。
9月1日午後10時すぎ、火事が起きた直後、そこに映っていたのは…。奏のかつての同級生・祐希(矢本悠馬)でした。「真樹はかばったんだ。オレを」。
さらに真樹の父親・野木浩一郎(仲村トオル)の指が動き、目を覚まします。
ドラマ『Destiny』8話ネタバレ
ドラマ『Destiny』8話は、5月28日(火)よる9:00から放送。
梅田祐希(矢本悠馬)が、奏(石原さとみ)にすべてを話します。祐希は、前の事務所でリストラ候補になっていて、野木浩一郎(仲村トオル)に就職先を相談していました。祐希は事務所を辞めることになり、それでも動いてくれないため、野木浩一郎の家へ。
野木浩一郎に相手にされず、祐希が周辺をウロウロしていたら、放火が発生しました。そこで、祐希は真樹(亀梨和也)と遭遇。真樹がかばって、放火したと供述したというのです。
奏は、真樹を取り調べします。あの日、真樹は野木浩一郎の家にいました。野木浩一郎は、真樹の友人たちが幼稚だと罵り、真樹は反論します。真樹は、釈放されます。
野木浩一郎が意識を取り戻し、面会ができるまでになります。奏は野木浩一郎に、犯人の心当たりがないか尋ねます。
奏は、火事を通報した男性から、置き配の証明写真を入手します。うっすらと人の姿が写り、解析すると男性のようでした。
奏のもとに、貴志(安藤政信)がやってきて、別れを告げます。うたた寝をした奏が、テレビのニュースを聞くと、東正太郎(馬場徹)が次期総理の座につこうとしていることがわかります。
20年前の事件で、東の秘書が贈収賄で起訴されていました。そして置き配の写真に写っていたのは、その東の秘書だったのです…。
ドラマ『Destiny』9話ネタバレ(最終回)
ドラマ『Destiny』9話(最終回)は、6月4日(火)よる9:00から放送。
西村奏(石原さとみ)が、目が覚めた野木浩一郎(仲村トオル)のもとへ。
野木浩一郎は過去を話し出し、元総理の東忠男(伊武雅刀)に呼び出されたと言います。エネルギー補助金問題で、息子の東正太郎(馬場徹)は冤罪だと。東忠男は証拠のメールを、見せました。
野木浩一郎は弁護を買って出て、検察の辻英介(佐々木蔵之介)を追い込んでしまたのです。しかしそれはすべて東忠男が仕組んだことでした。
奏は、元総理の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)を取り調べします。
「環境エネルギー汚職事件」での証拠メールの携帯の写真と、秋葉の携帯を比較すると、まったく同じものでした。
秋葉は、放火と殺人未遂で起訴。元総理の東忠男は、放火と殺人未遂の教唆により逮捕されました。奏は、小さいころの父との記憶を思い出します。
手術を終えた真樹と奏は、夜の帰り道を2人で歩いています。奏は「絶対に元気になってね」「さようなら」と伝えると、真樹は「ありがとう。生きようと思わせてくれて」と、2人は離れます。
奏は「振り返ってはいけない。わたしと真樹は重なり合うことはない」と心のなかで思いながら、真樹のほうを見てしまいます。そして「真樹」と叫ぶのです…。
ドラマ『Destiny』最終回はどうなる?(ネタバレ)
ドラマ『Destiny』最終回はどうなるのか、考察をしていきます!
【考察】なぜ放火をしたのか?
真樹(亀梨和也)が放火した理由は、おそらく利己的な理由ではないでしょう。だれかを守るため、放火をせざるを得なかったと思われます。第二部からこの事件の真相が中心になっていきます。
ただ不審者の目撃情報や放火場所が屋外だったことから、真樹が放火していない可能性が高くなってきました。すると誰かの罪をかぶっていることになります。
そして7話で、祐希(矢本悠馬)が放火したと勘違いして、真樹がかばったことがわかります。放火犯はまだ判明していません。
ただ20年前の事件で関係のあった、東正太郎議員(馬場徹)の秘書が、放火犯だという可能性が高いようです。東正太郎議員(馬場徹)は、野木浩一郎(仲村トオル)のおかげで無罪を勝ち取ったのですが、この関係がこじれていると考えられます。
【考察】2人はどうなる?
奏(石原さとみ)と真樹(亀梨和也)はどうなっていくのでしょうか。まだ惹かれ合っていることはわかっているものの、いくつもの障壁があります。
- 父親同士の確執
- 検事と容疑者としての対立
- 奏はすでに婚約者いる
- 真樹の病気
検事として、放火犯の真樹を追及していきました。そして「逃げない?」という真樹の誘いに、奏は乗ってしまったようで、2人の逃避行がはじまりそうです。
ドラマのタイトルどおり、運命が2人を翻弄していくのは間違いないでしょう。
ドラマ『Destiny』あらすじ
西村奏(石原さとみ)は、大学時代に4人の仲間と司法試験に向けて苦楽を共にします。しかしある日、突然の死亡事件が起こってしまいます。
それから12年の月日が流れ、再び過去と向き合うことになります。さらに20年前の父の死の真相に、直面することになるのです。20年の時をかけるサスペンス・ラブストーリー。
ドラマ『Destiny』登場人物
- 西村奏(石原さとみ):横浜地方検察庁・中央支部の検事
- 野木真樹(亀梨和也):父は有名弁護士
- 奥田貴志(安藤政信):外科医。奏の婚約者
- 森知美(宮澤エマ):信濃大学・法学部
- 梅田祐希(矢本悠馬):信濃大学・法学部
- 及川カオリ(田中みな実):信濃大学・法学部
- 辻 英介(佐々木蔵之介):奏の父
- 野木浩一郎(仲村トオル):真樹の父
ドラマ『Destiny』スタッフ・主題歌
- 主題歌:『人間として』椎名林檎
- 脚本:吉田紀子
- 音楽:得田真裕
- ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
- プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、森田美桜(AOI Pro.)、大古場栄一(AOI Pro.)
- 監督:新城毅彦、星野和成、中村圭良
- 制作協力:AOI Pro.
- 制作著作:テレビ朝日
ドラマ『Destiny』原作はある?
ドラマ『Destiny』原作はなく、オリジナルストーリーになります。脚本は、「Dr.コトー診療所」シリーズや、映画『涙そうそう』『ハナミズキ』などで知られる吉田紀子。
運命の2人の結末は?
奏と真樹の2人の関係がどうなるのか?謎が謎を呼ぶ展開になっています。ぜひ最終回まで見ていきたいと思います!