日曜劇場『キャスター』第3話についてのレビューです。永野芽郁さんの出番が大きく減少していたことが話題になっていました。
騒動後の放送ということもあり、なぜここまで出番が減ったのか、その背景や影響について考察していきます。
物足りない内容だった
第3話は、STAP細胞をモチーフにしたストーリーが中心に描かれましたが、事件の重さに対してまとめ方がやや軽く、もやっとした印象が残りました。
特に、縦軸である進藤と崎久保の因縁については一切触れられず、展開の薄さが気になりました。永野芽郁さん演じる崎久保の出番がほとんどなく、物足りなさを感じました。
出番減少の背景を考える
道枝さんが演じる本橋にフォーカスが当たる回だったとはいえ、永野芽郁さんの存在感の薄さは異常に感じました。セリフも少なく、印象に残る場面もほとんどありませんでした。
考えられる要因の一つは、撮影後に起こったスキャンダルによる影響です。編集作業は放送直前まで調整可能なため、急遽出番を削減した可能性は否定できません。
本来描かれるはずだった展開とは
もともとは、崎久保と父親、また刑事との関係性が3話で描かれる予定だった可能性が考えられます。
3話放送後、相関図に崎久保の父親や刑事の存在が追加されていました。父親や刑事は3話では登場しておらず、違和感を覚えました。このことから、本来あったシーンを全カットした可能性も推測できます。
今後の懸念と期待
今後、縦軸である進藤と崎久保の因縁にしっかりフォーカスが当たらなければ、ドラマ全体の見応えにも影響を与える可能性があります。
『キャスター』はジャーナリズムに切り込む意欲的な作品だけに、このまま永野芽郁さんの出番が減少し続けることには懸念を抱きます。4話以降の展開で盛り返してくれることを期待したいところです。
コメント