すべててを操る“傀儡師”は誰なのか？
ドラマ『放送局占拠』で、最大の黒幕・傀儡士（くぐつし）の存在が浮かび上がってきました。果たしてこの傀儡師とは、いったい誰なのでしょうか？
新たな登場人物ではなく、すでに物語に登場している誰か――そう考えると、有力候補は絞られてきます。今回はその中から、「この人物が傀儡士ではないか」と思われる候補をピックアップし、徹底的に考察していきます。
傀儡士とは何者なのか？
すべての事件の裏で暗躍していた最大の黒幕、それが「傀儡士」と呼ばれる存在です。
初めてその名が出たのは、都知事・大芝のスキャンダルが暴かれたときでした。大芝は建設会社との談合の事実を隠すため、秘書を殺害し、その罪をもみ消していました。
武蔵（櫻井翔）の取り調べによって、「すべてはあの人の指示だった」と明かされます。そしてその「あの人」こそが傀儡士でした。
傀儡士は表には出てこない影の支配者であり、都知事すら操ることができる存在です。
ちなみに傀儡士とは、江戸時代の人形使いです。本来の意味と同じように、舞台の裏からすべてを動かしているのです。
メディアを操る闇の権力者
傀儡士の影響は政治だけでなく、メディアにも及んでいます。報道が操作され、世論までもが誘導される世界。
妖のメンバーたちは、かつて家族を権力に奪われ、さらにメディアによる偏向報道で傷つけられてきた過去があります。
傀儡士はそのすべてを掌握している人物。
妖が放送局を占拠するという大胆な行動をとったのも、傀儡士を炙り出すために計画されたものでした。
妖の目的は、傀儡士だった…
妖のリーダー格である般若が語っていた通り、放送局占拠の本当の目的は「傀儡士を表に出すこと」。この真実を世にさらすための行動だったのです。
また、都知事候補の沖野が傀儡士の名前を聞いたとき、驚きよりも「知っていた」という表情を見せていました。過去に大学病院の看護師長だった沖野は、そこで傀儡士と接点があった可能性があります。
メディア関係者も操られていた？
テレビ番組制作に関わっていた日出も、傀儡士に操られていたと見られます。
視聴率を取りながらも、俳優による仕込みの証言で報道をコントロールしていた彼の立ち位置は、まさに傀儡士の手駒だったと考えられます。
どういった勢力図になっているのか？
勢力は大きく分けて、「傀儡士サイド」「妖サイド」「警察サイド」に分かれています。
- 傀儡士サイド：大芝、日出（メディア担当）、沖野（都知事候補）、真鍋（インフルエンサー）、のっぺらぼう（死体処理役）
- 妖サイド：般若を含む放送局を占拠したメンバー、大和、伊吹、ユナ（裕子の妹で薬剤師）
- 警察サイド：武蔵、一部の警察関係者が傀儡士に操られている疑いあり
妖サイドの本当のリーダーは、大和（菊池風磨）に声をかけた人物です。そしてその人物は、伊吹（加藤清史郎）と深いつながりがあることが、大和が示唆しました。
調査報告書から、伊吹の元恋人が鎌鼬事件で亡くなり、その背後にも傀儡士の関与があったとされています。
傀儡士の候補者3人とは？
傀儡士の正体として有力視されるのは、以下の3人です。
1. 屋代
警察側の人間で、都知事・大芝の尋問中に電流スイッチを操作した疑惑があります。ポケットに手を入れたまま動かず、非常に怪しい動きをしていました。裏の動きに関わっている可能性が高い人物です。
2. 奄美
テレビ局の幹部クラスで、日出が改ざんした番組のチェックが可能な立場です。テレビ局内に傀儡師がいるとしたら、奄美が最も有力です。また、妖によって人質は選定されているため、人質のなかに傀儡士がいる可能性が高いでしょう。妖側は、奄美をターゲットにしている可能性も考えられます。
3. 和泉
第1話で天狗に襲われて退場した和泉ですが、彼女が再登場し、物語を動かす可能性もあります。過去に夫が殉職したという背景があり、彼女が傀儡士サイドに「仕方なく」加担したという展開もあり得ます。
まとめ：傀儡士の正体は誰なのか？
現時点での予想です！
- 本命→ 奄美
- 対抗→ 屋代
- 大穴→ 和泉
果たして傀儡士はだれなのか？ 予想外の人物が黒幕だった、という展開もまだまだあり得ます。
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