『放送局占拠』は、櫻井翔主演の人気シリーズドラマの第3弾!
妖という覆面集団が、テレビ局を占拠しました。妖のリーダー般若は、だれが演じているのか?時系列を整理しながら考察していきます。
「放送局占拠」リーダー般若はだれか?
リーダー般若は、伊吹(加藤清史郎)である可能性が高そうです。
時系列を整理するとわかってきます。一見バラバラに見えた出来事も、時系列で並べ直すと一気に全体像が見えてきます。パズルのような構成が見事で、非常に興味深いことになっています。
「放送局占拠」1話〜2話の時系列を整理
- 6月10日(第1話)
冒頭でバスジャック事件が発生(22時30分頃)。伊吹と武蔵が連携して事件を解決。
- 7月12日(第2話)
放送局が武装グループ「妖」によって占拠される。
7月12日の流れを詳細に見ていきましょう。
- 10:20
都知事候補たちがテレビ局に集合。ただし、候補の一人・般若は不在。 - 同時刻、屋上
般若が「作戦開始」の号令をかける。 - 10:30頃
「妖」のメンバーたちがテレビ局に次々と突入。 - 10:40
伊吹が「警察だ」と名乗ってトラックに近づくが、「妖」のメンバーにスプレーをかけられて拉致される。 - 10:55
生放送直前、候補者たちがスタジオ入り。ここに般若も登場。 - 同時刻
伊吹の現在地が特定できなくなる。 - 11:00
生放送が始まり、般若が演説。放送局が実質的に占拠される。 - 11:20頃
放送局占拠が完了。スマホ・ネットが遮断され、外部との連絡が不可能になる。

「放送局占拠」時系列トリック!伊吹が拉致されたのは?
重要なポイントがひとつあります。それは、「大和と伊吹が出会った場面」は7月12日ではないということです。
その根拠は、クリーニング店にあったカレンダー。このカレンダーが示していたのは7月ではなく2020年の4月。祝日や日付の並びから、4月のカレンダーだと判明しました。

- クリーニング店のカレンダーは30日までしかない
- 7月は日付が31日まである
- 29日が祝日

このことから4月のカレンダーだと判明しています。
つまり、大和と伊吹が出会ったのは4月2日。このとき彼らはクリーニング店に向かっており、これが物語の最初に位置づけられる出来事ということになります。
「放送局占拠」正しい時系列は?
- 4月2日
- 大和と伊吹が出会い、クリーニング店へ。
- 6月10日
- バスジャック事件が発生。
- 7月12日
- 放送局占拠事件が起こる。
このように整理すると、各事件の整合性が一気に明らかになります。

「放送局占拠」伊吹の“闇落ち”の背景とは?
般若の正体は伊吹であるとした場合、ではなぜ彼は“闇落ち”してしまったのでしょうか?
おそらく大和との出会いで多くの真実を知り、伊吹は次第にメディアや警察への不信を募らせたのだと考えられます。
過去に伊吹は“彼女”を失っており、その悲しみや怒りが心の奥に残っていた。それが今回の事件へとつながっていったのでしょう。
「放送局占拠」伊吹が行った巧妙な偽装
- 10:20:都知事候補の集合時、般若(=伊吹)は不在。なぜならこの時点では伊吹はまだ警察内にいたから。
- 10:40:伊吹が拉致されたように見えるが、これは隠しカメラを意識したアリバイ工作。
- 10:55:般若としてテレビ局に登場。外では、伊吹の現在地が分からなくなっていたが、これは発信機を外に投げ捨てた偽装。
- 11:00以降:般若(伊吹)が演説を行い、放送局占拠を完遂。
これらすべてが、伊吹による巧妙な「二重行動」の結果であり、トリックの中心です。

「放送局占拠」警察捜査の動き
- 10:29:警察が、大和と伊吹がいた場所に到着。
- 10:30過ぎ:焼死体とわら人形が発見される。
この遺体は、おそらくクリーニング店の店主ではないかと考えられます。事件の真相を知ってしまった人物を“口封じ”した可能性があります。
「放送局占拠」今後の見どころ
このように時系列を整理すると、伊吹=般若説にしっかりとした根拠があることが分かります。
ですが、ここまでトリックが緻密に仕掛けられている以上、さらなるどんでん返しがあるかもしれません。
果たして武蔵は、伊吹の正体にいつ気づくのか?般若が伊吹だと判明するのは、果たしていつか?
ますます目が離せません!
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