気持ちいいくらいホリエモン節が炸裂。
『多動力』という言葉も、かなり話題になりましたが、ようやく読みました。
「1秒残らず人生を楽しみきるための生き方」を記したということで、目的達成のための分かりやすい話が展開されます。
ざっくり3行でまとめると…
- 1秒残らず人生を楽しみきるのが人生の目標
- そのために業界を横断する「多動力」を身につけるべき
- 他人の時間ではなく自分の時間を生きよう
かつてない時代に求められる「多動力」
まずは時代考察から。
現代は、すべての産業が水平分業型モデルとなり、壁が溶けていっているとしています。モノのインターネットと言われるIoTによって、変革は促進されるだろうと。
かつてない時代に求められるのがズバリ「多動力」。これは各業界を軽やかに超えていく力ですね。多動力を身につければ仕事は楽しくなり人生は充実するというわけです。
3つの肩書きをもつ
あなたの肩書きを紙に書き出してみて3つ以上ない人は反省!
でも反省は2秒でいいそうです(笑)。
欲しい肩書きを理想でいいから書いて、その肩書きを手にれる方法を考える。具体的に。
1万時間費やせば専門知識を得られるとして、時間を捻出するための計画を立てる。
肩書きを3つ持てば、価値は1万倍になる。多動力ですね。
自分の時間を取り戻そう
これはグサッとくる言葉でした。自分の時間を生きているか? と言われると自信がない。
堀江さんはひたすらアウトソーシングを勧めます。
経費精算も、服選びも、掃除と洗濯も、すべて他の人にやってもらう。
絶対時間ではなく体感時間が重要だと考えて、体感時間が長ければムダ。その時間をなくすことにしていると言います。
ビビッときた言葉
本書からなるほど!と思った言葉を以下に抜粋しておきます。
- 太い幹となる教養を身につければ枝葉は自ずと伸びていく
- 人生に目的なんていらない
- 永遠の三歳児たれ
- 電話をするな、会議中にスマホをいじる勇気を持て
- 原液となるものを生み出し、自分の分身に働いてもらう
- 1番10軒以上をはしごする
おすすめ度6 ☆☆☆☆☆☆★★★★
多動力を身につけるために、自分の時間を取り戻すこと。他人の時間を生きてはいけないということが堀江さんの主張であり、生き方なんだなと。各項目は物足りない気もしますが、今の時代の流れを的確に捉えているので、一読の価値ありです!
コメント