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【2021年】アメトーーク!本屋で読書芸人のおすすめ本38冊をすべて紹介

2023年4月に放送された読書芸人については、こちらでまとめています!

待ってました!

4年ぶりの『アメトーーク!』「本屋で読書芸人」が2021年12月2日に放送されました。カズレーサー、Aマッソ加納、ティモンディ前田、ラランド・ニシダ、ゾフィー上田が出演。番組内で紹介されていた本をほぼ全部まとていきます。

絶対に読みたい!読書芸人おすすめ本

まずは番組内での紹介が盛り上がっていて、個人的にも読んでみたい!と思った本を紹介していきます。小説を中心にバラエティ豊かなラインナップ!

目次

『おもろい以外いらんねん』大前粟生(Aマッソ・加納推薦)

高校時代に同級生だった3人。2人がお笑いコンビを結成して、解散するまでの物語。芸人の美しい部分がない。漫才1本すべて書いていて、これがまたおもしろい。芸人にはぜひ読んでほしいそうです。

『銀色の青』笑い飯・哲夫(Aマッソ・加納推薦)

野球部のエースに貸した100円を返せといえない主人公の話。細かい笑い飯のネタが、青春に転換されるとこうなるのかと感じたそうです。最後にドンデン返しも。泣ける小説。

『三体』劉慈欣(ティモンディー・前田 推薦)

SFトップのおもしろい小説。宇宙に発信した電波が惑星三体に届いてしまい…。おもしろすぎて読み終わるのがおしくて、1日10ページずつ読んでいったとか。

『現代語裏辞典』筒井康隆(ティモンディー・前田 推薦)

筒井康隆によるオリジナル辞典。「愛=自分に向ける感情」といったように、アイロニカルに満ちた内容になっているそうです。

『いつか深い穴に落ちるまで』山野辺太郎(ラランド・ニシダ推薦)

今年出会った作家のなかでトップだそう。日本とブラジルをつなげるために、国家レベルで穴をあけようとしている設定。人類は実現できるのか?かなりヘンテコな設定で、気になります。

『禁色』三島由紀夫(ゾフィー・上田 推薦)

おじいちゃんの小説家は女運がなかった。晩年になってイケメンと出会い、金を渡して、これまでの女を口説いてふってくれと依頼する。イケメン青年の恋愛対象は男性。だが、口説こうとする女性の旦那に惹かれていく…。だれがだれと恋愛になるかがわからない設定。

『解きたくなる数学』佐藤雅彦ほか(カズレーサー推薦)

数学をなぜ学んできたのかが直感的にわかる本。例えば、大きいチョコと、中小のチョコをもらうの、どちらが得か。写真で見てわかるようになります。世の中に出たら数学使わないよ、という話をバッサリ否定する本。

【読書芸人】Aマッソ・加納 おすすめ本!

『十二月の十日』ジョージ・ソーンダーズ

ダメ人間の日常を描いた短編小説。「わが騎士道、轟沈せり」は、中世を再現したテーマパークが舞台。本人も薬を飲んでトリップできて、中世っぽい言葉遣いになってしまう。これ、日本語なのに、そう感じるがすごいわけですね。翻訳家の岸本さんなら間違いなくおもしろいと、加納さんがおすすめしていました。

『短くて恐ろしいフィルの時代』

『ずっと喪』

『無限の玄/風下の朱』

『静かに、ねぇ、静かに』

『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』

【読書芸人】ティモンディー・前田 おすすめ本!

『逆ソクラテス』伊坂幸太郎

慣習や先入観に立ち向かう小学生の活躍を描いた短編集。伊坂幸太郎は間違いなし!

『どうやら僕の日常生活はまちがっている』

『幸福な食卓』

『バーティミアス サマルカンドの秘宝』

『百年法』

『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』

『新釈 走れメロス』

【読書芸人】ラランド・ニシダ おすすめ本!

『百鬼園随筆』内田百閒

夏目漱石との思い出を中心に、日常が淡々と描かれていく。汽車の一等席に乗ってみたとか、それほど大きな出来事ではないものの、文章が美しいと絶賛!

『天才による凡人のための短歌教室』木下龍也

「僕は天才ではない」。なぜなら自分の作品は理解できているから。理解できないものこそ、天才だと感じることができるというわけです。創作のすべてを詰め込んだ一冊。

『文學界7月号「恐竜時代が終わらない」』

『アロハで猟師、はじめました』

『現代思想9月号「恋愛の現在」』

『コンプレックスプリズム』

【読書芸人】ゾフィー・上田 おすすめ本!

『怒らないこと』アルボムッレ・スマナサーラ

怒っているのはバカだ。とにかく言われるそうです笑。

『息吹』テッド・チャン

SFの作家歴30年だけど、短編集2冊しかない。17年ぶりのSF短編集。シンプルな設定をおもしろくできると、おすすめしていました。

『いたずらの天才』

『その可能性はすでに考えた』

『地下室の手記』

【読書芸人】カズレーザー おすすめ本!

『世界のすごい巨像』地球の歩き方

世界の名所をくくりにしてシリーズを作っている。すごい巨像だけを集めた1冊。

『ネオ・ヒューマン』ピーター・スコット-モーガン

モーガン博士は体の筋肉が動かなくなって意識はある。自分の体をサイボーグとして生きる未来を作ろうとしている。
体の能力をAIに移して延命していく。人類の進化が詰まっているといえるのかもしれません。

『新明解国語辞典』

例文がすごいおもしろい。「ビキニ=申し訳程度に覆っただけの水着」。とにかくわかりやすくするためにあの手この手で表現をしている。ファンが多い辞書です。

『Humankind 希望の歴史』

『ビジュアル世界一の昆虫 コンパクト版』

『どうぶつのからだ1 どうぶつの目』

『完売画家』

読書芸人、楽しかった

いやぁ久しぶりの読書芸人、本当に楽しかったー。メンバーが刷新されて新鮮な気持ちで見れてよかったですね。

番組後半の本棚紹介や本の読み方も、本好きあるあるが多かったです。カズレーサーが言っていた本好きという時点で、カッコつけているというのはまさに。

気に入った本があれば、ぜひ手にとってみてください!

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