知っておかないと侵害しているかもしれないのが著作権です。もちろん自分自身の著作物を守るためにも把握しておく必要があります。
著作権がわかりやすくなる本を中心に、紹介していきます。
著作権わかりやすい本【入門編】
まずは著作権のことをやさしく解説してくれる入門書をまとめていきます。
『著作権とは何か』
読みやすい!著作権の概念がどういったものを把握しながら、シェイクスピア、手塚治虫、デュシャンなど豊富な実例が挙げて、解説してくれます。まずは著作権について大枠を知りたい、という場合にはおすすめしたい一冊です。
『著作権の世紀』
前著『著作権とは何か』からもう一歩踏み込んでいる内容になっています。
著作権を中心とする「情報の独占制度」が直面している課題とその変わりゆく姿がわかります。特に、デジタル化・ネットワーク化によって、急速の拡大を続ける情報世界との関わりのなかで著作権がどうなっているのか、描き出しているんですね。
とはいえ、そこまで難しい内容ではなく、豊富な事例で読みやすさがあります。さらに著作権を把握したい方におすすめです!
『クリエイターのための権利の本』
具体的なケースで説明してくれるので、これが知りたかった!という回答を得られるはずです。
たとえば「町並みなどで無関係の人が写り込んだ写真は使えないのか?」「フリー素材は自由に使ってOKか?」「どの程度の引用なら許せるのか?」といった内容を解説してくれます。
『著作権Q&A』
著作権の基礎知識を踏まえてながら、具体的なQ&Aで解説してくれます。
かなり実用的な質問が並んでいるので、わかりやすく実践的に理解できるでしょう。
『ウェブサイトの著作権Q&A』
ウェブサイトでの著作権に特化した本。コピペが容易にできるだけに、著作権のことを知っておかないと、侵害されるだけではなく、自分が著作権侵害をしてしまう可能性も高くなっています。気になる質問だけを読んでみるといった使い方もできます。
著作権わかりやすい本【上級編】
著作権を法律的な観点から学べる本を紹介していきます。
『著作権法入門』
少し難易度が高いですが、法律の側面からしっかり著作権を学ぶためにはおすすめです。
『著作権法』
しっかり学ぶにはおすすめです。中級者以上というところでしょうか。
著作権がなぜあるのかからはじまり、著作権の基本や専門的な内容が条文を交えて解説されています。
著作権をシンプルに考えるために
著作権は前提を踏まえると、侵害しているかどうか、おおよそはわかってきます。まずは本から学んでみることをおすすめしたいと思います。
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