『潜入兄妹』第6話で、組織の内通者が判明しました。ここまで疑心暗鬼のまま進んできたので、ようやく一区切りという感じですね。この回について感じたことと、九頭龍が何者なのかを考えていきます。
ドラマ『潜入兄妹』第6話あらすじ
兄妹が組織内での立場を固めていくなかで、内部に情報を流している人物の存在が問題になります。誰が信用できるのかを見極める過程で、組織の上層に関わる事実も見えてきます。
【感想】疑心暗鬼を長く引っぱったのが効いた
この作品、内通者探しをかなり長く引っぱりました。その間ずっと、視聴者も誰を信じていいか分からない。
兄妹自身が潜入者なので、疑う側でありながら、最も疑われるべき存在でもある。この皮肉な立場が効いていて、内通者が判明したときの安堵と同時に、彼ら自身の危うさも際立ちました。
正体が分かっても安心できない
普通なら、内通者が判明すれば一段落です。ところがこの作品では、疑いが晴れるほど兄妹の立場が上がってしまう。
信用されるということは、より深く関わるということ。成功が、そのまま退路を断つことになる。この構造が本当に嫌らしくて、よくできていると思います。
【考察】九頭龍は組織の外にいる人物だと思う
私は、九頭龍と呼ばれる存在は、組織の内部ではなく外側にいると考えています。理由が2つあります。
理由①幹部たちが正体を知らない
幹部たちですら、その素性を把握していない様子が描かれます。内部の人間なら、誰かが顔を知っているはずですよね。
全員が知らないということは、そもそも組織の一員ではない可能性が高い。資金を出す側か、庇護している側にいるのだと思います。
理由②組織が壊れても困らない立場にいる
もうひとつ、これまでの展開で、幹部が消えても組織は動き続けています。つまり中核は別のところにある。
実行部隊は使い捨てで、本当の利益を得ている者は手を汚していない。特殊詐欺という題材を考えれば、これが最も現実的な構図だと思います。
【考察】兄妹の目的地はどこか
兄妹は父の仇を追って潜入しました。ところが上に行くほど、個人の復讐の枠を超えていきます。
組織を潰すのか、一人を討つのか。この2つは両立しないはずなんですよね。どこかで選ばされる場面が来ると思います。皆さんはどう考えるでしょうか。
ドラマ『潜入兄妹』第6話登場人物
- 渡良瀬貴一(竜星涼)
- 渡良瀬優貴(八木莉可子)
- 岩木泰造(徳井優)
- 高津美波(入山杏奈)
- 吉野さやか(長尾純子)
- 芦田なお美(呉城久美)
- 鳴瀬賢太(伊藤あさひ)
- 土器若菜(岡井みおん)
- 渡良瀬貴司(半田周平)
- 櫛田塁(フェルナンデス直行)
- 狩野正臣(神尾佑)
- 入間慎之介(及川光博)
ドラマ『潜入兄妹』第6話スタッフ・主題歌
- 脚本:福田哲平
- 演出:大谷太郎、西村了(AX-ON)、茂山佳則(AX-ON)
- チーフプロデューサー:道坂忠久
- プロデューサー:尾上貴洋
- 音楽:ゲイリー芦屋
第6話は疑心暗鬼に区切りがついた回
というわけで、『潜入兄妹』第6話の感想と考察でした。ここから一気に核心へ向かいそうですね。
