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『文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた』ランキング7位までを解説

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王道の文章術を学びたいならこの1冊!

なにせ文章術のベストセラー100冊からポイントをまとめているので、説得力が違います。伝わる文章の絶対ルールが詰め込まれています。

どういった文章術なのか、ランキング7位までをまとめてみたいと思います。
(書籍では40位まで紹介されています)

文章術の本17冊を紹介した記事はこちら!

1位 文章はシンプルに

堂々の第1位は「文章はシンプルに」です。100冊中53冊に記されているそうです。なくても意味が通じる言葉を削ることが大事。

・余計な言葉はとにかく削って簡潔に
・1文の長さの目安は60文字以内
・ワンセンテンスワンメッセージ

2位 伝わる文章には型がある

2つめは、文章の型を活用しよう、という話。型をおぼえることこそが、文章上達の近道というわけです。

・逆三角形型 結論→説明
・PREP法 結論→理由→具体例→結論
・三段型 序論→本論→結論

逆三角形型、PREP法は結論ファーストになります。なにを伝えたいのかから書き始める。結論の見えない文章は、読み手にストレスを与えてしまうのですね。

三段型は、結論があとになります。こちらは論文やレポートで使いやすい型です。

3位 文章も見た目が大事

文章のパッと見たときの印象で、見た目を整えるが、第3位になっています。
ポイントは以下になります。

・余白で読みやすい印象を与える
・ひらがなと漢字はバランス重視で
・見た目をよくすると文章のリズムもよくなる

4位 文章は必ず推敲する

文章を書き終わって推敲するかどうかで、だいぶ変わります。

・時間を置いて読み直す
・あえてプリントアウトして読み直す
・声に出して読み直す
・他人に読んでもらう

これらをやっておくと「なぜ気づかなかった!?」がなくなりますよね。

5位 わかりやすい言葉を選ぶ

どうしても難しい言葉を使いたくなりがちですが、文章を書くときはわかりやすい言葉を選択することをすすめています。

・難しい言葉を簡単な言葉に置き換える
・専門用語を使うときは解説を加える
・簡単な言葉を雑に扱わない

この中で「簡単な言葉を雑に扱わない」は大切で、安易に使ってしまうことはありますよね。例に出ているのが「お金持ち」という言葉。お金持ちと言われたとき、どこで線引きするのか判断しづらい。そこを富裕層の定義を紹介して、読者との共通認識を整えるという作業が必要になるという指摘で、納得感がありました。

6位 比喩たとえ話を積極的に使う

比喩たとえ話を使う。これはちょっとレベルが高いと思いますが、取り入れていきたいところ。

・使いやすいのは直喩、隠喩、擬人法の3つ
・より強い印象を与えたいときは隠喩
・知らないことは「知っていること」にたとえる

直喩とは「まるで⚪︎⚪︎のような、⚪︎⚪︎みたいな」と説明付きでたとえること。例えば、『鬼のように怖い顔」は直喩ですね。

隠喩は「のような」「みたいな」を使わない表現。例えば、「ガラスの心を持っている」が隠喩です。

擬人法は、人間ではないものを人間の言動にたとえることになります。

7位 接続詞を正しく使う

接続詞は使いすぎも使わなすぎもダメ。必ず入れたいのは「逆のこと」を書く場合だとしています。

なくても意味が通じる場合、なるべく接続詞は削除。逆接の接続詞は、あったほうが、文意が伝わりやすくなります。

文章術を学ぶならまずこの本から!

巻末に参考書籍リストがあり、それだけ眺めるだけでも文章術の世界に圧倒されてしまいます。参考にした本の写真も掲載されているのですが付箋だらけ。

中途半端な入門書はもはや必要なく、文章術を学ぶ上で、まずはこの本を手にとるべき。かなり参考になります!

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