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【1行要約あり】『論語と算盤』おすすめはどれを読めばいい?初心者向けから定番まで紹介

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資本主義の父である渋沢栄一の著書『論語と算盤』。

大河ドラマ『青天を衝け』や、NHK『100分de名著』でも取り上げられているので、読みたいと思う方も多いのではないでしょうか?

しかし…

『論語と算盤』は、解説本まで含めるとめちゃくちゃある。どれを読めばいいのか迷うことがあると思います。資本主義の課題を見事までに指摘した本書、いまの時代こそ読まなければならない内容になっています。

そこで、『論語と算盤』の要約をまとめながら、定番ものを軸にして初心者向けに読みやすいものを紹介していこうと思います。

また、下記の記事では、渋沢栄一の小説や評伝を含めて紹介をしていますので、参考にしていただければと。

『論語と算盤』1行要約まとめ

まず『論語と算盤』自体がどのような内容なのか、ざっくり解説しておきましょう。

『論語と算盤』の内容を、わかりやすく1行でまとめると…

「論語で人格を磨くこと、資本主義で利益を追求すること、この2つの両立が大切」

ということになります。

なぜこのような考えに至ったかというと、渋沢栄一の幼少期から萌芽があります。人格形成を学びながら、有力農家として商業を経験しているんですね。

なお、論語とは、

  • よりよく生きるにはどうしたらいいのだろう?
  • より心豊かに生きるにはどうしたらいいのだろう?

について提言がある内容です。

明治時代、470社以上の会社設立に関わった渋沢栄一。資本主義の権化かと思いきや、論語の要素を忘れなかったからこそ、ここまでの偉業を成し遂げたことがわかります。

『論語と算盤』定番もの

定番ものとしては、渋沢栄一が記した原著にあたるのが一番でしょう。

目次

『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)

角川ソフィア文庫の『論語と算盤』は、定番ものとしては間違いない一冊。原文のままではなく、現代漢字新かなづかいに変えているので読みやすさもあります。

『現代語訳 論語と算盤』

定番ものでもう一冊挙げておきたいのが『現代語訳 論語と算盤』です。すらすらと読みながら、『論語と算盤』の肝となる考え方を知ることができます。

『論語と算盤』初心者向け

定番ものの2冊を読めれば、事足りますが、それでもハードルを下げるならば、この5冊をおすすめします。

『まんが 超訳「論語と算盤」』

マンガ作品は外せないかなと。主人公が現代の会社員なのも読みやすい理由です。渋沢栄一は今の時代をどう見るのかといった思考を知ることもできます。解説は渋沢栄一の玄孫にあたる渋澤健さん、監修は『現代語訳 論語と算盤』の守屋淳さん、マンガはミリオンセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の今谷鉄柱さん。

『図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』

わかりにくければ図解も有効です!『論語と算盤』の解説はもちろんのこと、 渋沢栄一の生涯や関連人物にも言及していることがすばらしい。どう生きてきたか、どんな人物と交流してきたか、はその人物の思考を深く知るには必要になります。1冊で3度おいしい内容です。

『あらすじ論語と算盤』

『論語と算盤』を56のテーマに分けて解説!1テーマ400文字です。イラストもあるので、すいすい読めます。

『こども論語とそろばん』

子供向けと侮るなかれ。イラストと平易な文章で、『論語と算盤』のエッセンスを学ぶことができます。

『超約版 論語と算盤』

渋沢栄一の言葉をそれぞれ解説。ざっくり『論語と算盤』について知りたいなら、おすすめです!

定番もの2冊・初心者向け5冊で『論語と算盤』を知る!

ご紹介した定番もの2冊・初心者向け5冊で、『論語と算盤』のことは知ることができると思います。

おすすめとしては、

  • 『論語と算盤』をしっかり知る→ 定番もの2冊
  • 『論語と算盤』をざっくり概要をつかむ→ 初心者向けのどれか1冊
  • 『論語と算盤』含めて渋沢栄一を知る→ 定番もの2冊・初心者向け5冊

となります。

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