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『アンチヒーロー』ネタバレ全話あらすじ!最終回までの謎を考察

『アンチヒーロー』は、2024年4月期から放送されている、長谷川博己の主演ドラマ。

殺人犯を無罪にする弁護士が主人公による、逆転パラドックスエンタテインメント作品として、TBSの日曜劇場枠で毎週日曜よる9時放送されています。

『アンチヒーロー』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます!

『アンチヒーロー』解明された謎

■2012年

  • 3月5日 千葉県で糸井一家殺人事件発生
  • 高濃度のタリウムによる毒殺事件
  • 死亡した前日の夜、客が招かれて食事会が催されていた
  • 糸井家と関係があった志水(緒形直人)が逮捕
  • 志水は公園でぬいぐるみを探していた、19時41分
  • 客人が目撃されたのは19時30分ごろ
  • 明墨(長谷川博己)が検事として担当
  • 明墨が志水を追い込み自白させる
  • 志水、死刑判決

■2018年

  • 桃瀬礼子(吹石一恵)が志水の冤罪を疑う
  • 警察は志水の動画をつかんでいたが倉田(藤木直人)が握りつぶす
  • 桃瀬が病死

■2019年

  • 明墨が法律事務所設立

■2023年

  • 松永理人(細田善彦)に有罪判決

■2024年

  • 明墨が志水無罪の証拠動画の手がかりをつかむ
  • 緋山啓太(岩田剛典)に無罪判決(2話)
  • 富田正一郎の傷害事件(3話)
  • 来栖礼二の性的暴行事件(5話)
  • 倉田(藤木直人)逮捕

『アンチヒーロー』各話ネタバレ

ここからドラマ『アンチヒーロー』について、各話ネタバレで紹介していきます!

目次

1話ネタバレ -接点-

弁護士の明墨(長谷川博己)が、「私があなたを無罪にして差し上げます」と、緋山(岩田剛典)に伝えます。緋山は勤め先の社長・羽木を殺害した容疑がありました。

明墨は証拠集めをし、緋山を無罪にするため動き始めます。弁護士の明墨は、被告人緋山の証拠をひっくり返すため、弁護士の紫ノ宮(堀田真由)と赤峰(北村匠海)と情報を集めていきます。

まず、第一発見者の尾形(一ノ瀬ワタル)に接触し、検察に入れ知恵されたような綺麗な言い回しをされていることを突き止めます。

第1回の公判で、明墨は、羽木の息子を証言台に呼びます。現場に残っていた緋山の指紋が、殺害の日より前についた可能性を示します。

さらに、尾形が聴覚障害を抱えていることを公判で暴露し、検察側が嘘の供述をさせていたことを突きつけます。明墨は、尾形と居酒屋でいたときに、耳が聴こえにくいことを確認していたのです。その代わりに、明墨は尾形に無償で弁護を引き受ける約束をします。

その後、検事の姫野(馬場徹)が、凶器のハンマーを証拠として提出します。これは明墨が事前に緋山に確認していたハンマーでした。

果たして、緋山は罪を犯したのか、無罪なのか。そして明墨はどこまでわかっているのか…。

2話ネタバレ -拒絶-

弁護士の明墨(長谷川博己)は、検察側が提出したハンマーの証拠について疑問を抱きます。被告人緋山のDNAが犯行現場で検出されたことに関し、鑑定を担当した中島教授(谷田歩)による改ざんの可能性を探ります。

そこで、弁護士チームは大学に潜入し、中島に近い助教授である水卜(内村遥)に働きかけます。水卜が再鑑定の証拠を持ち出すことを期待しましたが、失敗に終わります。しかし、明墨はそれを見越していたようです。

公判で、明墨は水卜の告発動画を再生し、中島が検察の指示で不正を行った事実を暴露します。結果的に、緋山(岩田剛典)に無罪判決が下されます。

しかし、その夜、雨が降りしきるなか、緋山がゴミ処理場にやってきます。あとをつけていた赤峰(北村匠海)は、衝撃を受けます。緋山が、血の付いた服をゴミの山に捨てたのです…。

赤峰は明墨に無罪にした理由を問いますが、明墨は「正義とは何か」と返すだけでした。そして、明墨は「REIKO MOMOSE」という名の墓参りに行き、涙を流すのです。

3話ネタバレ -過去-

次に明墨(長谷川博己)が弁護を担当したのは、政治家の息子・富田(田島亮)の暴行事件でした。検察側は、被害者の工藤(宮尾俊太郎)が富田を目撃したこと、口論になった際の目撃証言などを証拠に提示します。しかし明墨は、事件当時、富田は別の場所にいたと主張します。

弁護士チームが情報を集めていく中、赤峰(北村匠海)は以前の事件で富田の父・誠司がもみ消しをしていた経緯から、今回も同様のことがあるのではないかと疑念を抱きます。

実際、公判で検察側が提出したドライブレコーダー映像には、富田が事件時刻の数分後に車に乗り込む様子が映っていました。検察の緑川(木村佳乃)によって、誠司がドラレコの持ち主を買収していたことも発覚します。

これに動揺したふりをする明墨は、依頼人の虚偽なら弁護を辞任すると宣言します。しかし、弁護士チームが見せられた映像は加工されたものだったことが分かります。誠司に怒りをぶつけられた明墨は、態度を一変させます。すべては明墨が、仕掛けた罠だったのです…。

赤峰は過去の事件での明墨の関与を知り、再審請求を決意します。そして明墨は、刑務所にいる志水(緒形直人)に会いに行くのでした…。

4話ネタバレ -冤罪-

明墨(長谷川博己)は刑務所にいる志水(緒形直人)と面会しますが、志水から「静かに死にたい」と言われてしまいます。一方、紫ノ宮(堀田真由)は施設で明墨が世話をしている女性・紗耶(近藤華)と、亡くなった女性モモセの写真を見せられます。

連続不同意性交事件が発生し、容疑者・来栖(渡邊圭祐)の弁護士を明墨が奪い取ります。来栖は一部を自白しますが、3件目は否認します。明墨は無罪を約束します。

弁護士チームは被害者の絵里(早見あかり)がストーカー行為をしていた証拠をつかみます。絵里の事件がでっち上げである可能性を見いだします。さらに県警刑事部長の倉田(藤木直人)が絵里宅を訪ねていた証拠も出てきます。

そして紫ノ宮は、倉田が実の父親であり、12年前の志水の事件を担当していたことを赤峰に打ち明けます。倉田が不正を行った疑いがあり、今回の事件で明墨が倉田を潰そうとしている可能性があるというのです。

一方、明墨は検事正の伊達原(野村萬斎)から呼び出されていました。そして紫ノ宮のスマホには、倉田から連絡が来ていたのです。

5話ネタバレ -因縁-

明墨(長谷川博己)は、検事正の伊達原(野村萬斎)に呼び出されて、会席の場で2人は対峙します。伊達原は、明墨が志水(緒形直人)と会っていたことを指摘します。彼は有罪だと断言するのです。そして、伊達原は「君が志水を死刑囚にしたんだから。正義の検察官としてね」と言ったあと、「すべてが思い通りになると思うなよぉ」と、明墨を挑発します。

紫ノ宮(堀田真由)は父について、明墨に問いかけます。6年前、明墨は紫ノ宮の父である
倉田(藤木直人)の前にあらわれました。それは、12年前の糸井一家殺人事件にまつわることでした。そして、倉田の娘だからこの事務所に誘ったのでしょうと、紫ノ宮が話すと、明墨は利用していることを肯定します。「利害が一致している者同士、うまくやろうか」と、明墨は紫ノ宮に協力を求めるのです。

連続不同意性交事件は、宇野(和田聰宏)、絵里(早見あかり)、倉田の3者を揺さぶることで、突破口が見つかると、明墨は考えます。

まずは宇野弁護士を訪ねて、明墨と2人でいる写真を撮ります。そこで脅しをかけて、証拠があるかのように、音声だけでやり取りさせます。

そして絵里のもとに、赤峰(北村匠海)がやってきて、お茶に誘います。そこで宇野と明墨の写真と、音声を聴かせて、このままいくと虚偽・詐欺罪になり、デジタルタトゥーが残ると言い残します。

紫ノ宮は、父である倉田の家にやってきます。そこで父のことを尊敬してきたと思いを伝えながら、証拠があると話します。

そして裁判の日。絵里が泣き出し、弁護士に問い詰められたと証言します。証拠の音声があると、赤峰とのやり取りが流れます。だがこれは脅されたのではなく、相談しただけ。来栖が憎くて、違法な逮捕に加担したというのです。

「真実はこれから明かされることになる。そうですよね、倉田刑事部長」と、明墨は倉田を見つめます。

実はその前に、絵里は、明墨や赤峰に呼び出されていました。赤峰は、来栖の位置情報が存在すると話しました。警察が悪いだけということにすれば、重い罪には問われない。それでも来栖は落とし込めると、絵里に約束していたのです。

そして明墨は記者会見を開き、警察の不正について過去の事件にも遡るべきと、主張します。来栖の弁護士を辞任して、宇野弁護士に担当を変更させたのです。

倉田に対して、紫ノ宮は「私は昔のように笑ってほしいだけなの」と伝えたものの、真実は明らかになりませんでした。倉田は、虚偽告訴の罪で、警察に引っ張られてしまいます。

明墨は紫ノ宮に「罪を犯した者を切り捨てるのか、それは君の自由だ」「君にははっきりした意志がある。それをぶつければいい。娘として、弁護士として」と伝えます。

暗がりの部屋のなかで、明墨は「例のものは手に入りそうですか?」と、椅子に座っている人物に問いかけます。「はい」と答えたのは、緋山啓太(岩田剛典)でした…。

「そろそろ始めましょうか」、明墨がなにかを決意した表情になります。

6話ネタバレ -不正-

ドラマ『アンチヒーロー』6話は、5月19日(日)よる9時放送。

明墨(長谷川博己)は、出版社の女性副編集長の弁護を請け負います。調べていくと、彼女はかつて政治家の加崎議員のスキャンダルをシリーズ連載で掲載していました。

副編集長が上田に変わると、まるっきり扱われなくなったことから、上田と加崎議員がつながっていることが見えてきます。

明墨は、出版社からインタビューを受けた際、上田のカバンにGPSをしのばせました。そこから赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)により、上田が政治家とつながっている証拠をつかみます。

控訴審で新証拠を出すのはむずかしいため、瀬古判事を納得できるかどうかがポイントとなってきます。明墨は、養護施設にいた瀬古を訪ねます。

そして裁判で証拠を提出するのですが、検察側から上田が証言台に呼ばれ、GPSが使われたと指摘します。瀬古判事は、個人の人権を侵害したとして、弁護側の証拠は不採用と判断します。

明墨のターゲットはだれなのか? 赤峰がこれまでの事件を整理すると、ある事実に行き着きます。12年前の事件で、志水に死刑を言い渡したのが、瀬古判事だったのです。

そう、明墨ははじめから瀬古にたどり着くための布石を打っていました。養護施設を訪ねたのも、上田にGPSを気づかせるため。明墨は「これで奴らのつながりがはっきりした」とニヤリと笑いながら、「瀬古を落とさない限り、勝ち目はない。あいつの闇をあぶり出す」と言います。

バーでは、瀬古と伊達原(野村萬斎)がいっしょにいました。伊達原は「あの男の周辺で油断した者から落ちていくのを見てきましたから」と、忠告するのです。

7話ネタバレ -追求-

ドラマ『アンチヒーロー』7話は、5月26日(日)よる9時放送。

瀬古(神野三鈴)は、つかまれる尻尾がないと、伊達原(野村萬斎)に言います。一方、明墨(長谷川博己)らは、瀬古と政治家の加崎達也(相島一之)がつながっていることを確信。

明墨たちは、加崎が主催するパーティーへ。そこに富田が「瀬古を出せ!」とパーティーにやってきます。瀬古は、富田を懐柔しようとして、警察内部に手を回して不起訴にしたことを恩に着せようとします。富田を切り捨てられないのは、瀬古にとって富田が地雷になっていることがわかります。

明墨たちは、富田誠司の第一秘書・小杉和昭(渡辺邦斗)を抱き込もうとしますが失敗。後日、富田が暴露動画を公開します。瀬古に賄賂を渡していたと明らかにしたのです。瀬古は加崎に頼んで、小杉を引き込むものの、それによって富田は孤立して爆発しました。すべては明墨の計算だったのです。

それによって瀬古は追い詰められ、弾劾裁判へ。瀬古は伊達原に泣きつくものの、知らないふりを決め込みます。そして明墨が「あなたの良心は曇ってしまった」と非難し、瀬古は泣き崩れます。女性副編集長の沢原(珠城りょう)は無罪になりました。

明墨に緋山(岩田剛典)から、「エゴシの場所がつかめました」と連絡が入ります。緋山のもとに赤峰がやってきます。「すべて話してください」と、赤峰の手には、緋山が捨てたはずの上着がありました…。

8話ネタバレ -真実-

ドラマ『アンチヒーロー』8話は、6月2日(日)よる9時放送。

明墨(長谷川博己)は、志水(緒形直人)は無実だと、志水の娘・紗耶(近藤 華)に伝えます。志水を自白に追い込んだのは、明墨でした。

志水が冤罪ではないかと疑ったのは、明墨のかつての同僚・モモセでした。モモセは病気が見つかり、志半ばで調査は中断。

千葉県警は、志水のアリバイを証明する動画を見つけていたことを掴んでいました。その動画を隠蔽したのが、倉田功(藤木直人)と伊達原(野村萬斎)。明墨は動画を探そうとしたが、地方に飛ばされてしまったのです。

赤峰(北村匠海)は、緋山(岩田剛典)からすべての経緯を聞きます。社長を殺したのは緋山で、母親をないがしろにされたことからの犯罪でした。緋山のもとに、明墨が面会にやってきて、動画のことを聞かれます。

緋山は、闇バイトに手を染めていて、盗撮動画を提供。その動画は、糸井一家殺人事件が起こった時刻に撮影されたもの。そこに志水が映っていて、無実を証明できる動画でした。

そして闇バイトを斡旋したのが、エゴシという男。緋山を無実にする代わりに、エゴシと接触を持つまでにいたります。

赤峰が闇バイトをするふりをして、エゴシを呼び出すことに成功。エゴシの本名は後藤秀一であることを突き止めます。

明墨はエゴシと交渉するものの、すでに動画は手元にはないと言います。動画は伊達原のもとにありました。伊達原はデータ消去をすると「天は正しいほうに味方する!」と、ハードディスクごと壊します。

そして明墨の法律事務所に、伊達原がやってきます。それは皮肉を交えた勝利宣言でした。

さらに詳しくネタバレ!

9話ネタバレ -約束-

ドラマ『アンチヒーロー』9話は、6月9日(日)よる9時放送。

明墨(長谷川博己)は、桃瀬(吹石一恵)が残したメモと、「似てる?」と書かれた謎の付箋を発見します。その付箋は、糸井一家殺人事件の毒物とされたタリウムはねつ造されたものを示すものでした。科捜研の男が改ざんしていたのです。

倉田(藤木直人)の口から、12年前に伊達原(野村萬斎)が証拠隠滅を持ちかけられ、「同じ十字架を背負う」ことを約束させられたことがわかります。

そして、明墨は警察に逮捕。伊達原のもとに、「当然の報いだと思いますけど」と話す女性が。それは白木凛(大島優子)でした…。

さらに詳しくネタバレ!

最終回ネタバレ -正義-

ドラマ『アンチヒーロー』最終回は、6月16日(日)よる9時放送。

明墨(長谷川博己)は逮捕されることも想定済。伊達原(野村萬斎)を法廷に引っ張り出すことが目的でした。白木凛(大島優子)は二重スパイで、緑川(木村佳乃)も明墨と連携していました。ついに志水(緒形直人)の無実に足がかりをつかみ、再審請求になることが確定。

赤峰(北村匠海)は明墨に伝えます。

「罪を償ったからといって許してくれるほど世の中は甘くない。公平でもない。そんな不条理と戦うためにアンチヒーローが必要なのかもしれません」

赤峰は「だから今度は僕があなたを無罪にして差し上げます」と言うと、明墨はニヤリと笑うのです。

『アンチヒーロー』最終回はどうなる?(ネタバレ)

『アンチヒーロー』には大きな謎が見え隠れしてきます。明墨の過去になにがおこったのか、なぜアンチヒーローになったのか。その点を考察しながら、最終回を予想していきましょう。

【考察】糸井一家殺人事件の犯人は?

かなりの謎が明らかになってきましたが、まだ糸井一家殺人事件の犯人はわかりません。志水ではないとするといったい誰なのか?

まだフォーカスされていない白木凛(大島優子)は、今後事件に絡んでくるはず。緑川歩佳(木村佳乃)の動きも気になりますが、おそらく動画データを保存している可能性があるのではないかと考えられます。

【考察】エゴシはなにもの?

エゴシは、名前は出ていたのですが、何者なのかわからなかった人物。闇バイトの斡旋人で、緋山(岩田剛典)に盗撮動画を撮影させていたことが判明しました。

エゴシの本名は、後藤秀一。一流企業に勤めていました。肝心の動画はエゴシの手元にはなく、伊達原(野村萬斎)の手に移っていました…。

【考察】明墨と緋山(岩田剛典)はなにを始めるのか?

5話のラストで、明墨と緋山(岩田剛典)が結託していることが示されました。そう、緋山を無罪にしたことには大きな理由があったのです。

明墨は「例のものは手に入りそうですか?」と、緋山に問いかけます。緋山が「はい」と答えたことから、なにか重要なものを入手するため、緋山に協力してもらったと考えられます。

それは明墨が過去に検事として担当した、志水(緒形直人)の事件に関係するものと思われます。明墨が「そろそろ始めましょうか」と宣言します。

そして、緋山が手に入れるものは、エゴシへの足がかりであり、志水を無罪にする動画でした。1話の明墨の言葉につながるのです。

【考察】紗耶は娘?志水(緒形直人)との関係は?

紗耶(近藤華)は、明墨の娘かと思われましたが、そうではありませんでした。

紗耶は志水(緒方直人)の娘でした。死刑囚の志水が描く絵の少女が紗耶に似ていること、明墨が冤罪で死刑を控えている人物の存在を語っていことも伏線になっていました。

【考察】明墨とモモセレイコの関係は?

明墨が「REIKO MOMOSE」」のお墓の前で涙を流す場面がありました。あの冷淡な明墨が感情的になっていました。モモセレイコは、かつての明墨の同僚でした

モモセレイコが、志水は冤罪なのではないかと疑いはじめて、動画の情報もつかんでいたのです。

【考察】登場人物の「色」が大きなヒント

明墨の仲間になる人物たちには、色が入っています。弁護士事務所のメンバーを見てみましょう。

  • 赤峰柊斗(北村匠海)
  • 紫ノ宮飛鳥(堀田真由)
  • 白木凛(大島優子)
  • 青山憲治(林泰文)

赤、紫、白、青と入っています。そして緋山啓太(岩田剛典)には、「緋色」が入っていました。さらに、緑川歩佳(木村佳乃)も明墨をサポートする側に回る、もしくはすでに裏で動いている可能性がありそうです。

『アンチヒーロー』脚本の作り方は?質が高い理由

『アンチヒーロー』がすばらしいのは練り込まれた脚本なんですね。1話完結かと思いきや、すべての事件が一つの目的でつながっていたことが明かされます。このゾクゾク感たるやなかったです。プロデューサーの飯田和孝が、脚本作りについて明かしています。

  • 脚本は、4人の脚本家と共に作っている
  • 最初に70ページほどの全話のアウトラインを作る
  • そこから脚本に起こした
  • 1、2話を全員で練りこむ
  • 3、4、5話は担当制に
  • そこから全員でまた練りこむ
  • 1人がセリフの統一感を加えて行く

また、最終話まで脚本作って、また1話に戻ってセリフを追加したりしているそうです。何度も見返したくなるのですが、それもまた納得の作り込みですね。

『アンチヒーロー』あらすじ

明墨正樹(長谷川博己)は、殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士。たとえ依頼人が犯罪者だという証拠が100%そろっていても、無罪を勝ち取るダークな人物です。

正義とはなにか? 世の中で悪とされていることは本当に悪なのか?明墨が担当する事件を通して、正義と悪の価値観が揺さぶられていきます。

『アンチヒーロー』登場人物

  • 明墨正樹(長谷川博己):弁護士。過去に検事だったことがある
  • 赤峰柊斗(北村匠海):弁護士
  • 紫ノ宮飛鳥(堀田真由):弁護士
  • 白木凛(大島優子):パラリーガル
  • 青山憲治(林泰文):パラリーガル
  • 紗耶(近藤 華):保護犬を見ているが明墨と関係がある
  • 志水裕策(緒形直人):獄中の謎の男
  • 緋山啓太(岩田剛典):ある事件の容疑者
  • 倉田功(藤木直人):刑事部長
  • 桃瀬礼子(吹石一恵):写真に写る謎の女性
  • 緑川歩佳(木村佳乃):東京地方検察庁の検察官
  • 伊達原泰輔(野村萬斎):東京地方検察庁のトップ検事正

『アンチヒーロー』スタッフ・主題歌

  • プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵、
  • 演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野
  • 脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平
  • 音楽:梶浦由記、寺田志保
  • 主題歌:milet「hanataba」
  • 法律監修:國松崇
  • 警察監修:大澤良州
  • 制作著作:TBS

『アンチヒーロー』視聴率

ドラマ『アンチヒーロー』視聴率は以下になります。

  • ドラマ『アンチヒーロー』1話 11.5%
  • ドラマ『アンチヒーロー』2話 12.8%
  • ドラマ『アンチヒーロー』3話 10.4%
  • ドラマ『アンチヒーロー』4話 9.2%
  • ドラマ『アンチヒーロー』5話 10.1%
  • ドラマ『アンチヒーロー』6話 10.3%
  • ドラマ『アンチヒーロー』7話 10.2%

『アンチヒーロー』原作はある?

ドラマ『アンチヒーロー』は、原作はなく、完全オリジナルストーリーになります。

脚本は、山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平の4人体制。『VIVANT』の脚本に参加したメンバーや、『新空港占拠』の脚本家で制作しているようです。そしてドラマの演出は、『半沢直樹』の田中健太や宮崎陽平、嶋田広野になります。

『アンチヒーロー』感想と口コミは?

『アンチヒーロー』にはさまざまな感想が飛び交っています。放送にあたって、考察もありますし、驚く演出も多いんですね。練られた脚本にうならされます。

https://x.com/take_us_1103/status/1797207215209898022

魅力があるキャラクターと深まる謎に目が離せない

『アンチヒーロー』は豪華キャスト・豪華スタッフが集結しているだけに、見ごたえ充分です。そしてすべての事件がつながっている可能性があり、最終回まで目が離せません!

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