Netflixドラマ『イカゲーム』シーズン2で、重要なキャラクターがフロントマンです。
イ・ビョンホンが演じている謎の人物フロントマンについて、いったい真の目的ななにか?
『イカゲーム』シーズン2について、ネタバレを交えて解説します!
Netflixにて、2024年12月26日より配信スタート。
『イカゲーム2』フロントマンの真の目的は?
フロントマンの真の目的についてまとめていきます。
伏線①参加番号001
フロントマンのゲーム参加時の番号は001でした。これは特別待遇の番号です。
シーズン1でも、黒幕のおじいちゃんオ・イルナムが同じ数字で参加していました。イルナムは「だるまさんが転んだ」でも射殺されないという特別待遇を受けていました。
フロントマンも「だるまさんが転んだ」のゲームには参加せず、途中からゲームに参加していました。
001はこれまでも特別待遇の参加者ナンバーであった可能性が高いと言えます。
伏線②利き手
フロントマンは近代5種ではコマを回せずに苦戦していました。これは右手でコマを回そうとしていたからです。
フロントマンの利き手は左手。シーズン1で銃撃をするときも左手で撃っていました。
コマ回しでも左手を使うと、あっさりと成功していました。
伏線③親子である
フロントマンはオ・イルナムの息子である可能性が高そうです。
フロントマンはファン・イノという名前なのですが、ゲーム参加時の名前はオ・ヨンイル。オ・イルナムと同じ苗字です。しかも「イル」という文字も同じく取っています。
フロントマンはファン家の養子ということなので、「オ」が本名の苗字である可能性も高そうです。
伏線④牛乳が飲めない
フロントマンは、牛乳が飲めないという一幕がありました。
シーズン1で、ギフンが牛乳を「お腹を下すからチョコ牛乳にしてほしい」という要望を言ったとき、オ・イルナムが「うちの息子とそっくりだ」という受け答えをしています。
このことから、フロントマンとオ・イルナムの2人が親子だということはほぼ確定と言えそうです。
伏線⑤船長に命令している
フロントマンの弟で刑事のファン・ジノが、ゲームの場所を捜索していました。
協力している船長が捜索できないようにしていたことが判明し、彼がスパイだったことが分かりました。
これはフロントマンからの命令だと考えられます。
運営からの命令であれば、ファン・ジノを排除するタイミングはいくらでもありました。
フロントマンはシーズン1で弟に銃を向けたけれど、肩を撃っただけで致命傷には至らず、海に転落しただけに終わりました。命を奪うことはしたくないが、弟を近づけさせたくないという思いがありそうです。
伏線⑥2015年の優勝者
フロントマンは元は刑事で、妻の治療費を賄うためにイカゲームに参加していました。2015年大会の優勝者だったことがシーズン1で明かされています。賞金を得たものの帰宅すると、妻は亡くなっていました。そこで運営側に引き込まれ、ダークサイドに落ちたという経緯があります。
ギフンも同じ状況で優勝したものの、命を救いたかった母親はすでに亡くなっていました。ギフンとフロントマンはコインの表と裏という関係性であることが分かります。
伏線⑦真の目的とは?
フロントマンの真の目的としては、3つの可能性があると考えられます。
1つ目は、ギフンに絶望を与えること。運営への反乱を助けて希望を与えながら、シーズン2のラストではギフンだけを生かし、絶望的な展開に追い込んでいきました。かつての自分と同じ境遇であることから、ギフンの希望を打ち砕こうとしている目的です。
2つ目は、ギフンをフロントマン運営側に取り込もうとしていること。反乱は無理だと諦めさせ、ギフンを第2のフロントマン、あるいは運営側のキーマンとして取り込もうとしている可能性です。
3つ目は、フロントマンとギフンが同じ目的、すなわちゲームを壊し運営を反乱させることを考えるという可能性です。フロントマンが運営側としてのし上がっていったのは、そのタイミングを測っているため、というわけです。
『イカゲーム2』フロントマンの謎が明かされる!
『イカゲーム2』について大きな存在感を見せたフロントマン。シーズン3でも、主人公のギフンの前に立ちはだかる存在になるのは間違いありません。
フロントマンは、イカゲームの裏の主人公ともいえます。シーズン2で、フロントマンを注視しながら見ていくことで、さらに魅力があるストーリーに感じられるでしょう。
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