ドラマ『海に眠るダイヤモンド』は、神木隆之介が主演を務める日曜劇場作品です。
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』7話について、ネタバレで解説しながら、最終回を考察していきたいと思います。
TBS系で毎週日曜よる9時から放送。
『海に眠るダイヤモンド』7話あらすじ
現代、いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)は今もどこにいるのか分からないままだと告げられ、衝撃を受ける玲央(神木)。
1964年。荒木家では、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の息子が一歳を迎え、一平(國村隼)やハル(中嶋朋子)の喜びもひとしおの様子。さらに賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)も結婚1周年を迎えるなど、周囲に幸せムードが漂う中、鉄平と朝子(杉咲花)もまた、秘密の交際を始めていた。
そんなある日、鉱山の坑内では一平が作業している中、ガス爆発による火災が発生して…。
訪れた端島最大の危機に、進平と鉄平も立ち向かうことに。
運命を揺るがす一日が始まったーー。
引用:公式サイト
『海に眠るダイヤモンド』7話ネタバレ
『海に眠るダイヤモンド』7話についてネタバレで解説していきます。
ネタバレ①火災が発生
ある日、鉱山の坑内で一平(國村隼)が作業をしている最中に、ガス爆発による火災が発生しました。一平は重傷を負いながらも一命を取り留めます。
消火活動では、石灰の散布や揚水ポンプを逆流させた放水が行われました。鉱山は海の下に位置しており、放置すると化石海水が流れ込み、水没する危険がありました。そのため、小型ポンプを24時間稼働させ、海水を地上に排出していきます。
ネタバレ②鉄平も坑内へ
火災では、海水を使った消火活動が行われ、一時的に鎮火したかに見えましたが、十数時間後に再び白煙が上がり、爆発事故が発生しました。水を大量に使っても消火が困難で、酸素を遮断する密閉消火や土のうの搬入が試みられました。
この際、現場には資格を持つ職員のみが入ることが許され、一般鉱員の立ち入りは制限されました。
人手不足の中、鉄平(神木隆之介)も坑内に入り消火活動に加わりましたが、作業中にブロー(ガスの急激な放出)が発生し、15名が負傷しました。
ネタバレ③進平が幻覚を見てしまう
進平(斎藤工)は「壁を作り直そう」と仲間を励まし、炭鉱長の辰雄(沢村一樹)は「島も命も失いたくない」と決意を示しました。消火は困難を極め、最終的に炭鉱を海水で水没させる放棄が決断されました。
この判断により採炭は不可能となることになります。炭鉱長は「本当の財産は働くみなさんです。これ以上の甚大な事故は防がなければならない」と語ります。
その後、鉄平がポンプを停止します。現場の密閉作業を進めている最中に、進平は幻覚を見てしまいます…。
『海に眠るダイヤモンド』7話〜最終回 考察
『海に眠るダイヤモンド』について考察していきます。
考察①進平は助かるのか?
このあと、史実からいくと、再びガス燃焼が発生することになります。新たに21名が負傷する大事故となります。
最終的に、坑内を海水で完全に水没させることで火災は鎮火しましたが、この一連の事故で合計31名が負傷しました。
残念ながら、進平は助からない可能性が高そうです。少なくとも重症になってしまい、作業ができない状態になるでしょう。
そしてリナは未亡人になり、母親が鉄平にリナと一緒になれと伝えてるのでしょう。
考察②端島はどうなるのか?
端島は閉山になるのは、まだ先になります。鉱員たちの多くが島を去ることになります。それでも鉄平は、未開発の石炭の層がある新区域を開発していくんですね。
まだ端島を復活させようと、鉄平は尽力することになります。
それでも石炭の需要がなくなっていき、閉山へと追い込まれていくのでしょう。
考察③鉄平はどうなるのか?
鉄平は、火災事故では命を落とすことはないのは、このときの話を日記で書いていることからもわかっていました。
おそらくリナがヤクザを追い払ったことを、鉄平は知るのでしょう。リナと進平の子ども・誠を、連れていくときに、鉄平もいっしょにいる可能性もあるのではないでしょうか。
『海に眠るダイヤモンド』7話 感想
端島に大きな転機が訪れました。火災事故によって、封鎖することになってしまいます。それでも鉄平たちはあきらめない姿が、次週では見られるのではないでしょうか。
最終回では、過去パートが閉山となり、現代パートがメインになっていく可能性が高そうです。玲央が端島の歴史を知って、いまの自分のことを振り返るのでしょう。
さらにいづみが知らなかった、鉄平に関する真相が明かされそうです。
『海に眠るダイヤモンド』登場人物
- 鉄平(神木隆之介):端島生まれ。鷹羽鉱業の職員に。
- 玲央(神木隆之介):ホストクラブ「Heaven’s Jail」のホスト。
- 進平(斎藤工):鉄平の兄で炭鉱員。
- 朝子(杉咲花):銀座食堂の看板娘。鉄平に思いを寄せる。
- リナ(池田エライザ):端島へ来た謎の女歌手。
- 賢将(清水尋也):鉄平の親友でライバル。鷹羽鉱業幹部職員の息子。
- 百合子(土屋太鳳):鷹羽鉱業職員の娘。過去を抱える。
- いづみ(宮本信子):玲央にプロポーズし長崎へ連れていく謎の婦人。
- ハル(中嶋朋子):鉄平と進平の母。
- 一平(國村隼):ベテラン炭鉱員で鉄平と進平の父。
- 寿美子(山本未來):百合子の母。
- 辰雄(沢村一樹):鷹羽鉱業幹部職員。賢将の父。
- 和尚(さだまさし):端島唯一の寺の和尚。
- 廣田(渡辺憲吉):炭鉱長。
- 松原(大下ヒロト):鉄平の同僚職員。
- 和馬(尾美としのり):IKEGAYA株式会社役員。池ヶ谷家の長男。
- 鹿乃子(美保純):IKEGAYA株式会社役員で和馬の姉。
- 澤田(酒向芳):秘書。
- 雅彦(宮崎吐夢):鹿乃子の夫でIKEGAYA株式会社役員。
- ミカエル(内藤秀一郎):ホストクラブのナンバー2。
- ライト(西垣匠):玲央の後輩で友人のホスト。
- 星也(豆原一成):和馬の息子で法学部を目指す浪人生。
- 千景(片岡凜):鹿乃子と雅彦の娘で医学部に合格。
- アイリ(安斉星来):ミカエルの客で高級キャバクラ嬢。
『海に眠るダイヤモンド』スタッフ・主題歌
- 脚本:野木亜紀子
- 音楽:佐藤直紀
- 主題歌:King Gnu「ねっこ」
- 演出:塚原あゆ子、福田亮介、林啓史、府川亮介
- プロデュース:新井順子、松本明子
- スーパーバイザー:那須田淳、岡崎吉弘
- 編成:中井芳彦、後藤大希
- 制作協力:NBC長崎放送
- 製作:TBSスパークル、TBS
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