『アンメット』は、杉咲花主演ドラマで、記憶障害の脳外科医を演じています。
『アンメット』最終話について、ネタバレであらすじを解説していきます。2024年6月24日(月)よる10時放送。
『アンメット』最終話あらすじ
ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。
引用:『アンメット』公式サイト
『アンメット』最終話ネタバレ
あなたの婚約者です
ミヤビ(杉咲花)が倒れて病院のベッドへ。三瓶(若葉竜也)は「あなたの婚約者です」と、ミヤビの手を握ると、周りは驚きます。
ミヤビは検査の結果、再発が認められて、意識障害が出る可能性も高い状態だとわかります。三瓶は「いざというときは手術の許可をお願いします」と頼み込むのです。
彼女が望んでいることをしてあげて
三瓶は手術の練習をするものの、津幡(吉瀬美智子)から「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われて、彼女のそばにいることを決めます。
2人の共同生活がはじまります。家で料理を作って食事をする。三瓶は涙ぐみます、「おいしいです」と。三瓶はミヤビとの出会いを語りだします。ケープタウンで感染症にかかっていたとき三瓶を、診ていたのがミヤビでした。
いつまでも忘れません
朝、ミヤビが目を覚ましません。三瓶は病院に、脳梗塞が発症したと伝えます。ミヤビは手紙を残していました。
「わたしの心は、三瓶先生を信じています。いつまでも忘れません」
三瓶はこれまでのミヤビを日記を読みます。
僕が一緒に縫うよ
ミヤビは救急車で運ばれます。ミヤビは低体温症になっていて、8分間の血流遮断に耐えられる可能性が出てきました。
ただ綾野(岡山天音)の指摘により、症状が進行していてバイパスを入れないと届かずに、2個所縫う必要があることがわかります。そこに大迫(井浦新)がやってきます。
「両側から同時に縫えばいい。僕が一緒に縫うよ」
本当はまだ生きたい
8分のリミットがある手術がはじまります。緊張感があるなかで、三瓶と大迫が執刀します。三瓶はミヤビの手紙を思い出します。
- 「本当はまだ生きたい。いつまでも医者でいたい」
- 「わたしの今日は明日に繋がる」
7分57秒。「終わりました」「こっちも終わったよ」。三瓶と大迫が無事に縫合までやり切ります。
遮断が解除されて血流が再開。大迫は「見事だった」と、三瓶の肩を叩きます。三瓶は涙を浮かべて「ありがとうございました」と感謝を伝えます。
忘れてても覚えている
病室で目を覚まさないミヤビ。
目を覚ましても忘れているかもしれないという三瓶に、星前(千葉雄大)は「忘れてても全部覚えてるんじゃない、ミヤビちゃんなら」と励まします。
どうしたらアンメットをなくせるのか
過去、三瓶とミヤビが暗がりにいる場面。三瓶は、自身の兄が重度障害者で施設に入ってツラそうだったと語ります。
「世の中も僕たちも兄のためって言いながら、見えないところに遠ざけただけなのかもしれません。そういう思いが消えないんです」
三瓶はろうそくの光を見ながら「アンメット、直訳すると満たされないという意味です。できた影に光を当てても、また影ができる。どうしたらくまなく照らしてアンメットをなくせるのか、その答えを探しています」
ミヤビがろうそくを筒で囲みながら「こうすると影が消えます」と、微笑みます。
僕と結婚してくれませんか?
ミヤビが「なんかお腹空いてきましたね」と続けると、三瓶は「あの、不安じゃないんですか?」と聞きます。
ミヤビは「不安です。でも自分のなかに光があったら、暗闇も明るく見えるんじゃないかなって。だから…お腹が空きます」というと、三瓶は「川内先生、僕と結婚してくれませんか?」と告げます。
ミヤビが「はい」と笑うと、三瓶は「僕もお腹が空きました」と返すのです。
2人はグミを食べながら、ミヤビが「幸せですか?」と質問すると、三瓶は「はい」とうなずきます。
ミヤビが目覚める
病室で三瓶が握ったミヤビの手が、わずかながら動きます。ミヤビが目を覚まします。
- 三瓶「河内先生、わかりますか?」
- ミヤビ「わかります…」
ミヤビの目には涙があふれていました。
『アンメット』最終話登場人物
- 川内ミヤビ(杉咲花):丘陵セントラル病院・脳外科医。記憶障害を抱えている
- 三瓶友治(若葉竜也):丘陵セントラル病院・脳外科医、アメリカの大学病院から赴任
- 綾野楓(岡山天音):関東医大病院・脳外科医
- 西島麻衣(生田絵梨花):関東医大病院・脳外科秘書。綾野と婚約中
- 森陽南子(山谷花純):ミヤビの親友
- 風間灯織(尾崎匠海/INI):研修医
- 藤堂利幸(安井順平):丘陵セントラル病院・院長
- 成増貴子(野呂佳代):丘陵セントラル病院・麻酔科医
- 星前宏太(千葉雄大):丘陵セントラル病院・救急部長
- 西島秀雄(酒向芳):関東医大・同窓会長
- 津幡玲子(吉瀬美智子):丘陵セントラル病院・看護師長
- 大迫紘一(井浦新):関東医大病院・脳外科教授