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【ネタバレ】笑うマトリョーシカ!黒幕は母親ではない…原作小説から最終回ラスト予想(あらすじ)

ドラマ『笑うマトリョーシカ』は、ヒューマン政治サスペンスで、水川あさみ主演作になります。政治家・櫻井翔、秘書・玉山鉄二、2人の闇に迫っていきます。

ドラマ『笑うマトリョーシカ』の最終回について、原作小説からネタバレで解説していきます!

TBS系毎週金曜よる10時放送。

『笑うマトリョーシカ』あらすじ

大衆の人気を集める若き政治家と有能な秘書。この2人の得体の知れない不気味さを感じた、新聞記者が黒い闇に迫る。ヒューマン政治サスペンスが幕を開ける。

水川あさみが新聞記者、玉山鉄二が秘書、櫻井翔が政治家を演じます。

『笑うマトリョーシカ』原作小説の結末は?

ドラマ『笑うマトリョーシカ』の原作は、早見和真の同名小説です。2021年11月に文藝春秋より出版され、現在は文庫化されています。

清家一郎をだれが操っているのかを中心に、原作小説の結末をネタバレで紹介していきます。

原作ネタバレ①秘書・鈴木

清家一郎が政治の世界でのし上がっていきますが、その隣には秘書の鈴木(玉山鉄二)がいました。

清家一郎と鈴木は、学生時代からの付き合い。生徒会長選では、鈴木がブレーンとなり、演説の台本を書きました。清家が見事な演説を行い、生徒会長になります。

しかし、すべてを操っていたのは秘書の鈴木ではありませんでした。清家一郎が鈴木を利用していたのです。そして清家によって、秘書の鈴木は足切りをされてしまいます。

原作ネタバレ②母親・浩子

清家一郎の背後には、母親の浩子(高岡早紀)の存在がチラつきます。

浩子の過去を振り返ってみると、政治家の和田島に取り入って、一郎を産みました。浩子は、一郎に日本を動かす政治家になってほしいと願いを託します。

その期待に応えて、一郎は政治家の道へ。浩子は、学生時代に鈴木に近づき、肉体関係を持ちます。一郎の恋人・美和子を追い出すように、鈴木に命じて、すべてを操ろうとします。

しかし、浩子が黒幕ではありませんでした。

原作ネタバレ③恋人・美和子

学生時代、清家一郎と付き合っていたのが、美和子(田辺桃子)です。

浩子や鈴木からの重圧をものともせずに、美和子は清家一郎を操ろうとしました。

代議士の武智和弘を交通事故死に見せかけて消したのは、美和子でした。

しかし、黒幕は浩子でもありません。

原作ネタバレ④黒幕は?

清家一郎を操ろうとした人物は、3人でした。

  • 秘書・鈴木:政治家として支えた
  • 母親・浩子:思い通りに操ろうとした
  • 恋人:美和子:一郎を政治家にした

だがこの3人が清家一郎を操っていたわけではありませんでした。

すべての黒幕は、清家一郎です。

清家一郎は操られるフリをしただけ。そして清家一郎は、3人に対してそれぞれ最悪なタイミングで切り捨てました。すべてを操っているのは、清家一郎だったのです。

『笑うマトリョーシカ』ドラマ最終回はどうなる?

原作小説から推察すると、ドラマ版の黒幕も、清家一郎になると思います。

空虚な存在なのか、すべてを見据えているのか、清家一郎は謎の存在です。

ただし清家一郎は、共依存の人物を必要とします。鈴木、浩子、美和子を切り捨てて、清家一郎は、道上(水川あさみ)にたどり着くと思われます。

清家一郎が「僕を見ててください。僕もあなたを見ています」と言ったように、道上がターゲットにされているのです。

ラスト、清家一郎を演じる櫻井翔さんのゾッとするような表情を、道上は目撃することになるでしょう。

『笑うマトリョーシカ』全話ネタバレ

ドラマ『笑うマトリョーシカ』について、各話ネタバレで紹介していきます!

1話ネタバレ

若手議員・清家一郎(櫻井翔)が、厚生労働大臣として初入閣を果たします。

一方、新聞記者・道上香苗(水川あさみ)は、清家の自叙伝の紹介記事を担当します。そんななか、道上に父親から電話が入ります。「調べていることがある」と相談を持ちかけられた途端、大型車が激突して、道上の父は命を落としてしまうのです。

清家の取材後に、道上は会食をする機会を得ます。その帰りぎわに清家は「これからも僕を見ていてくださいね」と言ってタクシーに乗り込みます。

道上のもとに、ある論文が届きます。それは清家が学生時代に書いたもので、ヒトラーのブレーンだったハヌッセンに関する内容でした。道上は、清家からのSOSではないか、すべてを秘書の鈴木(玉山鉄二)が操っているのではないかと疑いを深めます。

https://lee578.hatenablog.com/entry/2024/06/28/231304lee578.hatenablog.com

2話ネタバレ

道上香苗(水川あさみ)が、父親の死の真相を調査していきます。道上は、父・兼髙の死がBG株事件に関連して鈴木(玉山鉄二)によって仕組まれた可能性を疑い始めます。また、清家(櫻井翔)が鈴木に操られているのではないかという疑念も抱きます。

さらに、道上は清家の自叙伝「悲願」を通じて、清家が以前私設秘書を務めていた代議士・武智も兼髙と同様に交通事故で亡くなっていたことを知ります。

道上は清家を呼び出し、鈴木は危険だと、訴えます。「あなただって関係を絶ちたいと思っているんじゃないですか?」そのとき清家のスマートフォンに連絡が入り、鈴木が交通事故に巻き込まれたと知らされます。

ハヌッセンはヒトラーに43歳で暗殺されています。そしていま鈴木は43歳。奇妙な符号に、道上は驚き、裏には美恵子がいるのではないかと推測します。美恵子は、清家の大学時代の恋人でした…。

3話ネタバレ

**道上(水川あさみ)は、清家(櫻井翔)を裏で操っているのは大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)だと考えます。道上は清家の当時の同窓生を取材していきます。そして「美恵子」とされていた女性の名前が「三好美和子」だと突き止めます。

事故にあった鈴木は逡巡したあげく、道上に電話をして「例のシナリオを入手した。関東テレビに取りに行ってほしい」と話します。道上は「最後に笑うマトリョーシカ」というシナリオを手に入れます。

道上のもとに、清家から電話が入りました。今夜会えないかと、清家は赤坂の料亭を指定します。道上は清家がいる料亭に、時間内にたどり着きます。清家は「前にも言いましたけど、僕のことしっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから」と、道上を見つめます。清家の会見を、謎の女性(高岡早紀)がスマホで見ていました。例の記者に会ってみたいな、とその女性はつぶやきます…。

4話ネタバレ

道上(水川あさみ)は、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ『最後に笑うマトリョーシカ』を手に入れます。何者かによって新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めてフリージャーナリストに。道上が、美和子=真中亜里沙の実家を訪れると、母親と遭遇します。亜里沙は21年前から行方知れず。

その後、道上は愛媛県へ。清家の同級生と会い、清家の実家を訪ねます。

大学4年生のころ、鈴木は清家の母から相談を受けていました。清家が付き合っている亜里沙を引き離してほしいと、清家の母はお願いします。鈴木は「必ず僕がどうにかしますから」と、清家の母に告げます。

道上は、清家の母親の写真を手に入れます。それは実家の居酒屋にいた女性でした…。清家浩子「あなたならだいじょうぶ。だいじょうぶ。逆境は力よ。自分の信じた道を進めばいい」。

5話ネタバレ

清家(櫻井翔)の実母である浩子(高岡早紀)が、元夫・清家嘉和(梨本謙次郎)の死亡事故、さらに武智議員(小木茂光)の死亡事故も仕組んだのではないかという疑惑が浮上します。

鈴木は清家との日々を回想します。浩子は、清家から彼女の亜里沙を引き離すように命じます。そして浩子と鈴木は、一夜を伴にします。亜里沙が失踪すると、浩子は「変な子だったよね。よかった、居なくなってくれて」と、笑みを見せました。

鈴木は「清家は私のものだ」とつぶやきます。そして道上は、父親の事故の加害者が亡くなったことを知らされます。近づいたことで消された…。浩子が暗躍しているのか、謎が深まるのです。

6話ネタバレ

清家(櫻井翔)がついに官房長官に就任します。

しかし鈴木の父が「BG株事件」の主犯で自殺した宇野耕介(河野達郎)だと週刊誌で報じられます。それにより清家は、あっさりと鈴木を切り捨てます。「ありがとう、俊哉くん。ここまで引っ張ってくれて」。

清家が鈴木を必要としていたのは、その裏に母親の浩子(高岡早紀)がいました。「俊哉くんならきっと僕の力になってくれる、僕の願いをかなえてくれる。だから仲良くしなさいって“そう言われてきた”から。俊哉くんは手放すなって」。

鈴木はその事実を知り、愕然とするのです。

7話ネタバレ

道上(水川あさみ)は、鈴木(玉山鉄二)に連絡を取り続けます。しかし鈴木は自暴自棄に陥っていました。道上がBG株事件の資料を届けて、鈴木はそれに目を通すことで兼高(渡辺いっけい)との電話を思い出します。

鈴木は道上のオフィスを訪れ、BG株事件に関わる証拠を示し、2人は事件の関係者である中島(龍輝)の妻に会いに行きます。中島の妻は、夫が事件の証拠を持っていたが殺されたと話します。道上と鈴木は証拠を探し、福音学園に関連する手がかりを得ます。

道上は、愛南町で清家(櫻井翔)の母親・浩子(高岡早紀)について聞き込みを行います。道上は、誰かに追われているように感じ、車に轢かれそうになります…。そこに浩子が現れるました。

浩子「私に用があるんでしょ?」

8話ネタバレ

道上(水川あさみ)の前に浩子(高岡早紀)が姿を現しました。道上はこれまでの事故について、浩子に詰め寄るものの、かわされただけ。

道上「あなたがすべてが糸を引いているのではないか?息子さんを操ってなにをしたいんですか?」

道上が調査を進めると、浩子は「劉浩子」と名乗っていて、さらに清家の祖母は「劉英華」という名前でした。劉英華は泣きながら「復讐」と言っていたことがわかります。

なんに対しての復讐なのか…。

9話ネタバレ

諸橋大臣(矢島健一)の元秘書・富樫(吉岡睦雄)は失踪中で、BG株事件への関与が疑われていました。そして、富樫が水死体で発見されます。富樫の部下は、諸橋がBG株事件に関与していたこと、道上の父を事故死に見せかけて殺したことを告白します。

浩子のもとに道上がやってきます。浩子は、母・劉英華の生い立ちと自身の過去を明かします。母は苦労して日本を恨んでいました。浩子は、清家の父・和田島(加藤雅也)と出会います。浩子は主体性のない母親の傀儡となっている和田島に、興味を惹かれます。

浩子「ここまでよく調べたわね。でも肝心なところにはたどり着けていない」

10話ネタバレ

道上(水川あさみ)は、浩子(高岡早紀)の夫・小松政重(堀内正美)のもとを訪れます。そこで衝撃の事実が判明…。

清家一郎(櫻井翔)を操っていたのは、小松の面倒を見ていたヘルパー・田所(和田光沙)だったのです。田所の正体は、清家の大学時代の恋人・美和子で真中亜里沙。整形して近づいていました。

さらに美和子は、3年前に清家に捨てられたといいます。ハヌッセンはだれなのか?

道上は清家に対峙して問い詰めるものの、清家から「僕のブレインになってくれませんか?」と相談されます。

最終回ネタバレ

浩子(高岡早紀)は清家(櫻井翔)を操るハヌッセンではなかった。
そしてBG株事件には、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していた――。

そんな衝撃の事実が次々と明らかになった矢先、清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れることに。
ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めるのだった。

そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促された道上だが、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると考えた道上は、悩み始め…。

引用:『笑うマトリョーシカ』公式サイト

『笑うマトリョーシカ』登場人物

  • 道上香苗(水川あさみ):文芸部の記者
  • 鈴木俊哉(玉山鉄二):政務秘書官
  • 清家一郎(櫻井翔):厚生労働大臣
  • 山中尊志(丸山智己):社会部の記者
  • 青山直樹(曽田陵介):文芸部の記者
  • 旗手健太郎(和田正人):道上の元夫
  • 道上兼髙(渡辺いっけい):道上の父
  • 道上香織(筒井真理子):道上の母
  • 佐々木光一(渡辺大):清家の同級生
  • 羽生雅文(大鷹明良):内閣総理大臣
  • 諸橋育夫(矢島健一):外務大臣
  • 和田島芳孝(加藤雅也):清家の実父、元官房長官
  • 謎の女(高岡早紀):正体は不明

■高校時代

  • 清家一郎/高校時代(青木柚)
  • 鈴木俊哉/高校時代(西山潤)
  • 佐々木光一/高校時代(濱尾ノリタカ):

『笑うマトリョーシカ』スタッフ・主題歌

  • 原作 :早見和真『笑うマトリョーシカ』
  • 脚本:いずみ吉紘、神田優
  • 音楽: 大間々昂
  • 主題歌:由薫「Sunshade」
  • 政治監修:須山義正、武田一顕
  • 法律監修:岡本直也
  • 児童福祉監修:永野咲
  • 警察監修:石坂隆昌
  • 医療監修:中澤暁雄
  • プロデューサー :橋本芙美(共同テレビ)
  • 演出 :岩田和行、城宝秀則、小林義則(共同テレビ)

『笑うマトリョーシカ』の原作は同名小説

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