ドラマ『Qrosの女』は、桐谷健太が主演を務めるゴシップエンターテインメントです。
ドラマ『Qrosの女』について、あらすじ・ネタバレで解説していきます。
テレビ東京系で毎週月曜よる11時6分から放送。
- 『Qrosの女』あらすじ
- 『Qrosの女』原作は?
- 『Qrosの女』ネタバレ解説
- 『Qrosの女』登場人物
- 『Qrosの女』スタッフ・主題歌
- 『Qrosの女』最終回結末はどうなる?
- 『Qrosの女』おもしろい?感想
『Qrosの女』あらすじ
有名芸能人の不倫、アーティストの薬物使用、事務所のハラスメント問題、量産されていく週刊誌ネタ。
敏腕記者・栗山孝治(桐谷健太)は、”大衆が求めているネタ” ”刺さるネタ”を信条に掲げる編集長・林田、タッグを組む後輩で芸能スクープそのものに疑問を抱く矢口慶太らと共に、スキャンダラスで衝撃的なスクープを追い求め、真実を暴くために奔走する日々を送っていた。
そんな中、巷ではファストファッションブランド「Qros」のCMに出演する正体不明の女性が話題になっていた。
そして、その正体をいち早く暴こうと芸能記者たちのスクープ争いが始まる!
大衆の関心がエスカレートすればするほど、崩れていく「Qrosの女」の生活…。しかし、それは全て仕組まれたことだった!?記者たちをも操っていた黒幕を突き止めるため、そして「Qrosの女」を助けるため、栗山は芸能界の闇と対峙することになる。
引用:公式サイト
『Qrosの女』原作は?
『Qrosの女』の原作は、誉田哲也による同名小説になります。
脚本は、『うちの弁護士は手がかかる』『赤いナースコール』の服部隆が手掛けます。
『Qrosの女』ネタバレ解説
『Qrosの女』を各話ネタバレ解説していきます。
ネタバレ1話
「週刊キンダイ」の敏腕記者・栗山孝治(桐谷健太)は、アイドルグループ「モンアイ」のモナ(寺本莉緒)と塾講師・日比野純也(渡辺光)の不倫を追っていました。
栗山は、若手記者の矢口慶太(影山拓也)と共に取材を進めていきます。栗山はモナの不倫現場を押さえ、スクープを成功させ、週刊誌の売上を爆発的に伸ばしました。
しかし、情報提供者はモンアイのマネージャー三田蓮司(本宮泰風)であり、彼はカナ(ナオ・オブ・ナオ)の素行を隠すためにモナの情報を提供していたのです。
さらに、この三田と接触しているのが園田芳美(哀川翔)で、彼もまたスキャンダルに関わっていました。
一方、世間ではアパレルブランド「Qros」のCMに出演した謎の美女が注目を集め始めていました…。
ネタバレ2話
俳優・唯花(小西桜子)が突然事務所を退所し、その真相を追う栗山(桐谷健太)と矢口(影山拓也)。
元マネージャーの本条茜(小林きな子)に直撃しますが、「円満退社」と否定されます。
調査を進める中で、新マネージャー・宇野美和(遊井亮子)が怪しげな講演会を主催し、唯花がそこで演説していることが明らかになります。
ライバル誌に唯花の記事を先に書かれ、スクープを横取りされてしまいます。実際の黒幕は元マネージャーの本条茜であることが判明。本条茜は唯花が子役時代からのマネージャーで、彼女のストレスを利用して洗脳していました。
栗山の新たな記事によって、雑誌の売上を伸ばすことに成功しました。
ネタバレ3話
栗山(桐谷健太)と矢口(影山拓也)は、人気落語家・神谷亭松五郎(片桐仁)の裏の顔を追っていました。
松五郎は表向きは善人で家庭的な人物ですが、裏では弟子や関係者に対してパワハラを行っているとの情報を得た栗山たちは、松五郎に接近して証拠を掴もうとします。
一見、松五郎は善良に見えるものの、隠れたパワハラが行われていて、周りは逆らうことができない状態でした。
松五郎は江戸時代から続く由緒ある落語家の一門であり、栗山たちは弟子の末松(若林時英)の協力を得ます。
栗山たちは、松五郎のセクハラ、モラハラ、パワハラの三大ハラスメントを証明しますが、まかさの掲載ストップが。出版社の書籍部から、松五郎の写真集が出ることで、記事はお蔵入りという判断がなされました…。
ネタバレ4話
ミステリアスさで人気を集める歌手・マーヤ(尾碕真花)が、突然活動を休止します。
不自然さを感じた栗山(桐谷健太)は、周辺を調べ始めました。張り込みを続ける中、マーヤが通う音楽スタジオに出入りする清掃員・雨宮一葉(中井千聖)に不信感を抱きます。疑惑を晴らすため、栗山は清掃員に変装してスタジオに潜入。
実は、マーヤ(尾碕真花)の歌声は別の女性のものでした。ルックスをよさと、歌のうまさ、事務所の意向で2人の女性を組み合わせて、マーヤが誕生したのです。栗山の記事により週刊誌はバク売れ。
栗山は、消息不明の遠藤亜矢(川島海荷)を追っていました…。
ネタバレ5話
栗山(桐谷健太)と矢口(影山拓也)が、謎のCM美女“Qrosの女”の正体に迫ります。栗山は、ニューハーフキャバクラのミクと、Qrosの女がそっくりだと考えます。
SNS上でもQrosの女がだれかが盛り上がり、台湾の女優だと予測されます。
そんななか、栗山と矢口は謎の集団に監禁されてしまいます。彼らは唯花(小西桜子)の元マネージャー・宇野(遊井亮子)と信者たちでした。
さらにブラックジャーナリスト・園田芳美(哀川翔)が影がチラつきます。
ネタバレ6話
栗山(桐谷健太)と矢口(影山拓也)は唯花(小西桜子)の元マネージャー・宇野(遊井亮子)とその信者たちによって監禁されますが、負傷しながらも窮地を脱します。その後、録音データをもとにした記事が話題となり、発行部数が急増。
一方、ネット上には不穏なチャンネルが立ち上がり、矢口は新たな企画として「久岡リナ」に関する記事に興味を持ちます。その過程で、林田(岡部たかし)から栗山が過去に犯した過ちについて明かされます。栗山は、リナの記事によって辞めようとした過去がありましたが、林田が止めました。
林田に不倫疑惑が…。栗山が、林田の不倫を記事にして、編集長を更迭されます。
そしてあらためて「週刊キンダイ」編集部は、キュロスの女についてスクープすることを誓います。
ネタバレ7話
「Qrosの女」に関する情報が拡散し始め、真澄(黎架)は誹謗中傷に追い詰められていきます。一方、園田(哀川翔)は、ガセネタを含む情報が広まっている現状を快く思っておらず、真澄の前に現れます。そして、情報拡散を止めるための選択肢を提示します。
しかしその時、園田を追ってきたチンピラが突如2人を襲撃。逃げ出した真澄が出会ったのは、「Qrosの女」を追っていた栗山(桐谷健太)でした。保護された真澄は、「Qros」のCMにまつわる真相を語り始めます…。
ネタバレ8話
ファストファッションブランド「Qros」のCMに出演する正体不明の女性が話題となり、芸能記者たちがその正体を暴こうとスクープ争いを繰り広げます。しかし、大衆の関心が高まるにつれ、「Qrosの女」の生活は徐々に崩れていきます。
記者の矢口は、バスケ日本代表・五十嵐勝の違法賭博を追っていました。五十嵐は矢口の中高の同級生で、追い込みをすることができませんでしたが、友情を犠牲にしてスクープを取りました。
「Qrosの女」の件は、すべて仕組まれたもので、記者たちすら黒幕に操られていました。その中で、栗山(桐谷健太)は因縁の相手・園田(哀川翔)と密会し、黒幕への手がかりをつかみます。「Qrosの女」を救うため、栗山は芸能界の闇に立ち向かうことを決意します。
ネタバレ9話
謎の電話を受けた真澄(黎架)は、疑心暗鬼ながら指定された場所へ向かいます。一方、週刊キンダイでは日尾(内藤秀一郎)がライバル誌の記者と接触し、分裂の危機が発生。日尾の行動は小島(えなりかずき)の指示で、キンダイメンバーのスキャンダルを探るためのものでした。
また、栗山(桐谷健太)は因縁の相手・園田(哀川翔)から、犯人が「アキヤマ」と名乗る男でUSBに証拠があると聞きます。
さらに、真澄を呼び出した瑛莉(なえなの)は、デマの犯人を「W」の特徴で特定し、それが藤井涼介(増子敦貴)であると告げます。藤井は犯行を狂気の笑みで隠しつつも、群衆心理を利用して真澄を追い詰めていました。最後に栗山は藤井の会見を見て、リナ(川島海荷)の姿を思い出し、行動を起こします。
ネタバレ10話(最終話)
アキヤマの正体が判明!「Qros」の CM で真澄(黎架)と共演した俳優・藤井(増子敦貴)だった!群衆に狙われた真澄を守るため矢口(影山拓也)・園田(哀川翔)と共に奔走する栗山(桐谷健太)。ついに藤井の事務所社長・石上(小野武彦)と対峙する。そこで栗山が打ち出した一世一代のスクープとは-!?ゴシップエンターテインメント「Qros の女スクープという名の狂気」が完結を迎える!果たして栗山は真澄を救うことができるのか?
引用:公式サイト
『Qrosの女』登場人物
- 栗山孝治(桐谷健太):週刊誌記者。
- 矢口慶太(影山拓也):栗山の後輩記者。
- 林田彰吾(岡部たかし):編集長。栗山の同僚。
- 小島大喜(えなりかずき):記者。
- 和久井了(西村元貴):記者。
- 日尾さとし(内藤秀一郎):記者。
- 浦尾咲希(秋宮はるか):記者。
- Qrosの女(黎架):CM出演の謎の女性。
- 藤井涼介(増子敦貴):人気俳優。
- 福永瑛莉(なえなの):若手俳優。
- 近藤サトル(三浦孝太):格闘家。
- 島崎ルイ(森山未唯):シンガー。
- 園田芳美(哀川翔):ブラックジャーナリスト。
- 栗山志穂(田村保乃):栗山の妹。
- 岩崎(前野朋哉):マネージャー。
- 遠藤亜矢(川島海荷):元俳優。消息不明。
- 石上翼(小野武彦):関係者。
『Qrosの女』スタッフ・主題歌
- 原作:誉田哲也『Qrosの女』(光文社文庫)
- 脚本:服部隆
- 監督:守屋健太郎、上田迅、頃安祐良
- 音楽:遠藤浩二
- OP:go!go!vanillas「Persona」
- ED:IMP.「ミチシルベ」
- 取材協力:赤石晋一郎
- CP:森田昇(テレビ東京)
- P:本間かなみ(テレビ東京)、渡邊竜、松田裕佑(松竹)
- 制作協力:松竹撮影所
- 制作:テレビ東京、松竹
- 製作著作:「Qrosの女」製作委員会
『Qrosの女』最終回結末はどうなる?
『Qrosの女』には原作小説があります。
おそらく大きな流れは原作小説と同じになるでしょう。原作小説には、かなり緻密な仕掛けが施されているからです。
謎の「キュロスの女」の正体は、小説ではあっさりと判明します。市瀬真澄(いちのせ ますみ)・24歳、芸能事務所スマッシング・カンパニーの総務に所属する社員です。
「Qros(キュロス)」は、アパレルブランドの名前になります。このアパレルブランドのCMに出演した女性をめぐる物語が展開されていきます。
『Qrosの女』おもしろい?感想
『Qrosの女』はスキャダルが過熱することで引き起こされる悲劇が描かれます。
明らかにモチーフがあるため、現代社会とリンクしているのが大きな見どころです。
だれもが人ごとではいられない…。