大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、横浜流星主演で、江戸時代の蔦屋重三郎を描きます!
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』について、重要人物20名を解説していきます。
大河ドラマべらぼう 重要人物たち
大河ドラマ「べらぼう」重要人物たちを紹介していきます。
蔦屋重三郎(横浜流星)
蔦屋重三郎は、江戸のメディア王。吉原を再び江戸っ子が憧れる場所にしたいという思いから、本の編集出版業を始めました。
やがて江戸の出版王となり、写楽や十返舎一九といったスターを見出します。
花の井/瀬川(小芝風花)
花の井は、蔦屋重三郎の幼馴染みで、吉原再建に向けて共に力を尽くす人物です。
五代目“瀬川”を継ぐ伝説の花魁。蔦屋重三郎とは、何でも話し合える間柄です。
平賀源内(安田 顕)
平賀源内は、発明の才能にあふれる奇才。吉原再建の協力者です。
吉原細見の「序」を頼みにきた蔦重を気に入り、再興のための奮闘を後押しします。
駿河屋市右衛門(高橋克実)
吉原を代表する引手茶屋の主人。蔦屋重三郎の育ての親です。
吉原を思う気持ちを持ちながらも、商売人として蔦重を後継者にしたいと考えていました。
きく(かたせ梨乃)
きくは、かつては吉原の花魁でしたが、蔦重に心を動かされ協力者となります。多くの遊女たちを抱える「二文字屋」を取り仕切る女性です。
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
黄表紙の生みの親。江戸を代表する地本問屋の主。独占していた吉原細見の「改」を蔦重に任せようするが、蔦重が独立しようとすると様々な策を講じて邪魔をします。
鶴屋喜右衛門(風間俊介)
蔦重と並んで一時代を築く、京都ゆかりの地本問屋の大店。
新参者の蔦重を本屋とは認めていないため、きつく当たります。
西村屋与八(西村まさ彦)
錦絵を得意とする地本問屋。鱗形屋、鶴屋と組んで、蔦重が地本問屋に仲間入りすることを阻止しようとします。
躍進していく蔦重とは、のちに親子二代に渡るライバル関係となります。
須原屋市兵衛(里見浩太朗)
日本橋の大手書物問屋。平賀源内や杉田玄白などの“新しい本”を数多く出版しました。
進歩的な商人であり、蔦重の才能を早くから認めています。
田沼意次(渡辺謙)
江戸幕府の老中で、10代将軍・徳川家治の右腕として財政改革を行いました。
商業重視の政策を進めますが、対立していた将軍後継者が不慮の死を遂げたことから、黒い噂が広がります。
徳川家治(眞島秀和)
徳川家治は10代将軍で、8代将軍吉宗の孫です。祖父から厳しい教育を受けてきました。
田沼意次を側用人に重用しました。
一橋治済(生田斗真)
一橋徳川家の2代目当主。8代将軍・吉宗の孫。10代将軍・家治のいとこ。
人当たりが良いが、息子の家斉(いえなり)を将軍の座につけるべく暗躍します。その思惑通り、家斉が11代将軍となると、「将軍の父」として権力を手に入れるのです。
松平定信(寺田心)
幼い頃から聡明で、田沼意次の失脚後に老中となり、寛政の改革を推進しました。
風紀を取り締まり、蔦重にも厳しい処分を下しました。
高岳(冨永愛)
高岳は、大奥総取締であり、大奥の最高権力者です。
黒い噂もささやかれる存在です。
長谷川平蔵(中村隼人)
吉原で親の遺産を使い果たすほど遊びに夢中で、花の井に入れあげます。
その後、松平定信に抜擢され、「火付盗賊改役」として盗賊団の取り締まりに尽力しました。
喜多川歌麿(染谷将太)
洒落本、黄表紙、狂歌本など、多数の出版物の挿絵を手がけました。
蔦重と仕掛けた浮世絵で才能を開花させ、人気絵師となります。
北尾重政(橋本淳)
北尾重政は、美人画・役者絵を得意とする人気絵師です。
蔦重が初めて手がけた錦絵「一目千本」を依頼されたとき、女郎を見立てるアイデアを出しました。
朋誠堂喜三二(尾美としのり)
江戸城の留守居役を務める一方、風刺やユーモアを盛り込んだ戯作を発表した覆面作家です。
後に蔦重の最大の協力者となります。
勝川春章(前野朋哉)
勝川春章は、当代一の役者絵師で、蔦重が手掛けた遊女たちの錦絵を描きました。
後に葛飾北斎をはじめ、多くの弟子を育て、勝川派を代表する絵師となります。
大河ドラマべらぼう 魅力的な人物が次々に登場する
大河ドラマ「べらぼう」では、江戸時代の魅力的な人物が次々に登場します。
どんな人物かがわかると、なかなか描かれなかった蔦屋重三郎の世界を堪能することにつながります。ぜひチェックしてみてください。
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