『VIVANT』第11話、シーズン2の第1話の考察です。
いや、とんでもない情報量でしたね。前シーズンの振り返りもそこそこに、分からない人を置いていくくらいの勢いで立て続けにいろんなことが起きました。冒頭のあの音楽が鳴った瞬間、また始まったという感覚がありましたよね。情報が多いので整理しながら、残った謎と今後の展開を考察していきます。
別班メンバーが各地で拉致された
シーズン1からシームレスに繋がる導入
まず描かれたのは、前シーズン最終話で乃木憂助(堺雅人)がノゴーン・ベキを撃った、その裏側です。あのとき乃木がどう動いていたのかが少し補足される形でした。シーズン1の総まとめのようなパートはなく、公式で動画も出ているのでそちらを見ておいて、というスタンスで本筋にすぐ入っていきましたね。
病院で同時多発的に起きた異変
そこで起こったのが別班メンバーの拉致です。各地の病院で火災などが同時に起き、入院していた別班のメンバーが連れ去られていきました。同時に、謎の5人組が移動している様子も描かれています。途中で2人が入院していて、3人だけが先に進むという、どうにも怪しい動きをしていました。
毒物と「無味無臭の新薬」の可能性
拉致された別班メンバーは毒のようなものを仕込まれ、意識が混濁している状態でした。別班のメンバーがそこまで無防備に拉致されたということは、無味無臭の新薬のようなものがあるのではないかという推測が立ちます。運ばれた先もそれぞれ別の場所である可能性が高く、どこかに集合するのか。追い切るのはかなり難しそうだということが分かりましたよね。
バルカの黒須も襲われた
同時に黒須駿(松坂桃李)も行方不明になっていました。黒須は念のためということでバルカに残り、乃木家の守り刀を預かっていたのですが、その刀もなくなっています。ノコル(二宮和也)からの報告で不在が判明しました。
黒須は誰かが近づいてきたことを相当早い段階で察知していて、守り刀で1人は倒しています。ただ実際には5人で来ていた。さすがの黒須も対応しきれず、拉致されてしまったわけですね。
情報を売ったのは新庄か
AIが弾き出した容疑者
別班メンバーの居場所という情報を売った人物がいるはずで、今回はAIを使って容疑者の可能性をパーセンテージで測っていました。その中で最も怪しいのが新庄浩太郎(竜星涼)です。公安でありながらテント側の裏切り者だった人物ですから、新庄が別班の情報を売ったからこそ、どこにいるのかが割れたと考えるのが自然ですよね。
黒須は27cmの上げ底で運ばれた
乃木は黒須の行方を追うことにします。車の底に27cmの上げ底があり、そこに入れられて運ばれたという読みです。ここを追うのが一番早いということで、乃木が動き出しました。
たどり着いた先はアリだった
そして乃木がドラムと共にたどり着いたのがアリ(山中崇)のところでした。テントの幹部だった人物です。アリが何に関わっているのかはまだ分かりませんが、また何かを裏切っているということなんでしょうね。
【考察】新勢力の正体はテント内部の別勢力
ここで明らかになったのは、別班をターゲットにした新勢力が現れているということ。そしてこの勢力はテントとも敵対していそうです。テントがまるで掴んでいない、ノコルが分かっていないということは、テント内部に裏切り者がいる可能性もあります。
組織としての正体ですが、私はテント内部の別勢力である可能性が高いと思っています。ベキは亡くなったと組織では思っているわけですよね。ノコルが葬式をすると言っていたのもそのためです。ベキは自分なりの正義を持っている人物でしたから、それを手ぬるいと考える勢力がいるはずで、そこが動き出したんじゃないかなと。
別班を叩き潰さなければいけないという動きと、エネルギーであるフローライトを狙う動き。この2つが噛み合うのはあり得ると思います。大きなヒントは、乃木が最後にアリのところへ行ったこと。アリはテントの人間なわけですから、そこへ乗り込んだということは、テント内部で何かが起こっている可能性が高いですよね。
【考察】新たな別班は長野利彦
新たな別班が誰なのかは色々な可能性がありますが、一番高いのは長野利彦(小日向文世)じゃないかなと思います。丸菱の専務で、前のシーズンでも怪しまれたものの、結局は不倫していただけという結末でした。
ただ今回、社長に対して乃木を推薦する動きが明らかに意図的でしたし、その場を収める動きもありました。別班まわりの情報を知っているんじゃないか、乃木の正体を分かっているんだろう、と思わせる描写がいくつもあったんですよね。
今は別班メンバーがかなりやられていて、乃木の味方がだいぶ少なくなっています。野崎守(阿部寛)も来ていませんしね。そうすると、長野が頼もしい味方として現れる見せ場が12話以降にあるんじゃないかなと予想しています。
【考察】乃木の「弟」とは誰か
もうひとつ気になったのが、乃木のおじ・乃木寛道(井上順)が出てきた場面で「弟」の話が出ていたことです。これは誰のことなんでしょうか。ノコルではないですよね。血が繋がっていない義兄弟ではありますが、そういう文脈ではなさそうです。
乃木自身の実の弟という話だとすると、Fが双子の弟だった、といった展開に繋がってくる可能性もあります。ここはもう一度見直すべきかもしれませんが、気になるポイントでした。
第11話はシーズン2の幕開けにふさわしい情報量
というわけで、『VIVANT』第11話、シーズン2の第1話を振り返って今後の展開を考察していきました。すでに謎が散りばめられていますし、これだけスケールの大きいドラマを見られるのは貴重です。最終話まで楽しみに見ていきたいと思います。
この記事のもとになった動画
この記事は、YouTubeチャンネル「Kのエンタメ日記」で配信した考察動画の内容を、あらためて文章に書き起こし・再構成したものです。動画では実際の場面を追いながら話していますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。
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