『VIVANT』第16話の考察です。今回はシャキ城の電子情報を送ったのは誰かに迫っていきます。野崎守(阿部寛)がトイレでメモしていた「シャキ城」という文字。ここで野崎は追い込まれるわけですが、そもそもこの情報を野崎に送ったのは誰なのかは、まだ明かされていないんですよね。条件を整理していくと、ある2人にたどり着くんじゃないかなといったところです。徹底考察していきます。
シャキ城のメッセージはどう伝わったか
向かいのビルの電光掲示板
シャキ城は別班メンバーが拉致・監禁され、処刑されそうになっている場所です。ルモ地区の中にあるんですね。野崎はこれを掴んで、乃木憂助(堺雅人)にメッセージを送っていました。口座への振込額に円周率を使って位置情報を伝えるという方法でしたよね。
これを劉ミンシュエンは分かっていた。3日連続で野崎がトイレにいたのはなぜか。向かい側のビルの電光掲示板を見ていたんです。金の相場情報が流れているのですが、これを操作して城の名前を出していたということですね。劉ミンシュエンとしては野崎を追い込んだという形になります。
これ自体が野崎の作戦では
ただ、これ自体が野崎の作戦だとは思っています。こんなストレートに城の名前をそのまま送るというのは考えづらいんじゃないかなと。少なくとも暗号化するはずですよね。
わざと別班を移動させて警備が手薄になる状態にしておくとか、あるいはそこで別のメッセージを取得しようとしていたとか。カモフラージュじゃないかなと思っています。
情報を送った人物の3つの条件
条件①ルモ地区で情報を取れること
別班の位置が分かっているということは、相当な情報を持っているわけです。別班ですら突き止められていない、誰もまだ掴んでいない情報ですからね。シンシーの内部情報にとにかく詳しいか、あるいはルモ地区で実際に情報収集ができるか。歩いていけば警戒が強いエリアは分かりますから、ここがひとつの条件になります。
条件②電光掲示板を操作できるハッカー能力
もうひとつが重要で、電子情報を送れるということ。あの掲示板を操作できるわけですから、ハッカーの能力が間違いなく必要ですよね。簡単にあそこの情報をいじれないですから。
この2つの能力を併せ持つ人物か、あるいは分担しながら別々の人物が動いているということになります。
条件③野崎の二重スパイを知る信頼関係
そして当然、野崎が何をしているのか、二重スパイだということまで分かっていないといけない。相当な信頼関係がないと成立しませんよね。
外部に漏らされたら野崎の命の危険が跳ね上がります。この二重スパイという事実はシンシー側にも別班側にもまだ伝えてはいけない状況だった。その中で一緒に動いている人物ということになるので、関係性が強いことが条件になります。
【考察】捜査担当はドラムしかいない
新庄・チンギスは繋がりがない
捜査能力の候補として挙がるのは、ドラム、黒須駿(松坂桃李)、シンシーの内通者、そして新庄浩太郎(竜星涼)とチンギスあたりです。
新庄はおそらく生きていてチンギスも出てくると思うのですが、野崎との特別な繋がりがないので、ここではないのかなと。
シンシー内通者説を採らない理由
シンシーの内通者という線も見ていくと、そもそも劉ミンシュエンが味方なんじゃないかという可能性も残されていますし、リーダーも実はというところがありそうですよね。あと「リー」という名前も気になります。黒須が拉致された時に、シンシーの1人がリーダー格だということで覚えていた人物です。今後出てきそうなんですよね。
ただ、内部にこういう情報を持っている協力者がいるのであれば、野崎の立ち回りはもっと変わるはずです。そもそも野崎が入り込む必要がないですよね。シンシーのことを分かっている人物がいるなら全貌を掴む必要がないので、ここまでリスクを負う必要がない。だからシンシー内通者はないんじゃないかなと思います。
黒須は守り刀に仕込んでいる可能性
黒須は監禁されている側なので動きづらいものの、襲われた場面に伏線が貼られていそうです。守り刀をシンシーのリーダー格が興味深く見ていて、持っていっていましたよね。ここに何か位置情報を仕込んでいて、黒須自身がこの情報を発しているという可能性もあるんじゃないかなとは思います。
ただ、それであれば別班側に伝えることもできるはずなので、この辺りで考えるとやっぱりドラムの可能性が高いんじゃないかなと思いますね。ドラムは現地に来て、写真を持ちながら情報収集していましたし、野崎との信頼は厚いわけです。かなり驚いているふりをしていたりもしたので、野崎の裏切りに対するあの反応も演技だったのかなと。
【考察】ハッカー担当はブルーウォーカー
ハッカー能力を持つ候補は、東条翔太(濱田岳)、ブルーウォーカー、シンシーの内通者です。
東条は当然こういったことができる可能性はありつつも、送金の件がありましたし、野崎とあまり関わりたくないというスタンスでした。今回は東条は違うだろうと。シンシーの内通者も先ほどの理由で除外していいと思います。
そうするとブルーウォーカーになってくるんですよね。ルモ地区に対してそれができるのかという疑問はありますが、ブルーウォーカーは忙しさを強調していますよね。ゴミが多いとか。別班からの指示と野崎の指示を同時にこなしているとしたら、可能性はありそうです。
野崎との関係から言うと、野崎はブルーウォーカーに顔出しをやめるよう指示を出していました。シンシーから見つからないようにという配慮を野崎がしていたわけです。そう考えると野崎とブルーウォーカーの関係性は強いということですよね。
野崎・ドラム・ブルーウォーカーの三者が裏で繋がっている
こう考えると、捜査をドラム、ハッカーをブルーウォーカーが担当し、そこに野崎が裏で繋がっている。この三者がシンシーを打倒するために動いていたという可能性が最も高いんじゃないかなと思います。
ただ穴もあります。ドラムはあれだけ裏切りに驚いていましたし、乃木に対して「野崎さんを自分が」というメッセージまで書いていましたよね。信じさせるための動きにしては、結構やりすぎではあります。その点は気になるところです。
もちろん他の可能性もいくらでもあり得ます。元々野崎と繋がりがあった人物がいるとか、そういう信頼関係が生まれたとか。皆さんはどう考えるでしょうか。
この記事のもとになった動画
この記事は、YouTubeチャンネル「Kのエンタメ日記」で配信した考察動画の内容を、あらためて文章に書き起こし・再構成したものです。動画では実際の場面を追いながら話していますので、あわせてご覧いただけると嬉しいです。
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