『VIVANT』第22話で、ジャミーンがアディエルの実の子ではないことが明かされました。7年前、ベキとアディエルがアジトから連れ帰った2歳の子ども。それがジャミーンだった。
ここで引っかかるのが、連れ帰ったのが子どもだけだったことです。父であるエリシャは、現在もブローカーのもとに拘束されたまま。なぜ娘だけだったのか。今回はそこを考えます。
『VIVANT』第22話のあらすじ
別班員の奪還を終えた乃木たちが国境の城で合流し、ノコルが7年前の出来事を打ち明けます。そしてすでに死んだはずの人物の生存が明かされ、物語は日本へ戻ります。
【放送内容の整理】7年前に何があったのか
ノコルが語った内容を先に整理します。
- 7年前、テントに2つの仕事が同時に入った。ロシアからの仕事と、情報ブローカーのアジト襲撃
- ロシアの仕事が長引いたため、ベキとアディエルがアジトへ向かった
- 二人は当時2歳の子どもを連れ帰った
- その子はすでに言葉を話せなくなっていた
- アディエルが「ジャミーン」と名付け、娘として育てた
- ベキはこれを6人だけの機密として誓わせた
あわせて押さえておきたいのが家族構成です。核融合技術を持つ研究者エリシャが父、妻のザミーラが母。そしてザミーラは、拘束されている間に命を落としています。
なお、ジャミーンがプリシャ本人であることは第22話の時点では明言されていません。公式も次回で明かすという予告の出し方をしているので、ここは一度確定扱いにせず進めます。
【考察】なぜ娘だけを連れ帰ったのか
私は、連れ帰れたのが娘だけだったと考えています。選んだのではなく、それしかできなかった。理由は3つです。
理由① そもそも救出任務ではなかった
ここが見落としやすいところです。ベキとアディエルが向かったのはアジトの襲撃という受注任務で、誰かを助けに行ったわけではありません。
だから子どもを連れ帰ったのは、現場で急に決めたことだと思います。予定外の判断だったなら、連れ出せる人数にも限りがあったはずです。
理由② 子どもが言葉を失っていた
一番重い情報がこれです。2歳の子が話せなくなるほどのものを、あの場で見ている。
母ザミーラが亡くなったのは、まさにこの拘束中のことでした。あの場で何が起きていたのか、言葉を失ったという一点だけで十分に伝わってきます。
理由③ 父親は連れ出せる状態になかった
父エリシャは、襲撃のあとも解放されていません。第23話の時点でもブローカーの手にあります。
核融合技術を持つ研究者は、命を奪うより生かして囲ったほうが価値がある。だから厳重に押さえられていて、ベキとアディエルの手には届かなかった。そう考えるのが自然です。
【考察】ベキはなぜ6人だけの機密にしたのか
ここが一番気になるところです。子どもを保護しただけなら、ここまで厳重に隠す必要はありません。
隠したのは、助けた側ではなく助けられなかった側の事実だったのではないでしょうか。父親を置いてきた、母親を助けられなかった。この子を預かった経緯そのものが、知られてはいけない情報だった。
情報の在り処を知る人間の娘を抱えているなら、場所が漏れた時点で狙われます。6人に誓わせたのは、仲間を縛るためではなく、娘を守るための線引きだったと見ています。アディエルが最後まで抱えて亡くなった秘密も、ここにつながると思います。
ベキの生存と秘密は次回つながる
第22話ではベキの生存も明かされ、奥出雲で療養していることが分かりました。7年前の現場にいたのは、ベキとアディエル。そしてアディエルは故人です。
答えを持っているのはベキ一人。次回で一気に明かされそうです。詳しい展開はぜひ本編でご覧ください。

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