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【VIVANT】ドラムが長野に盗聴器を仕掛けた…襟元の黒い機器が裏切りの証拠(13話ネタバレ考察)

VIVANT 第13話 考察 ドラムが仕掛けた罠 長野の襟元に黒い機器が

『VIVANT』第13話、一時停止して何度も見返した場面があります。ドラムがブルーウォーカーのことで長野に詰め寄る、あのやり取り。離れたあとの長野の襟元に、黒い何かが見えるんです。普通に見ていたら絶対に気づかない部分なんですが、ここに気づくと13話の意味がまるごと変わります。今回はここを軸に考えていきます。

目次

第13話のあらすじ

長野利彦(小日向文世)の素性が明かされ、乃木憂助(堺雅人)たちと行動を共にすることになる回です。チームとして連携する場面が描かれる一方で、長野の言動にはいくつか説明のつかない点が残ります。

【考察】ドラムは長野の襟元に何かを仕掛けている

見落としやすいが、確実に映っている

問題の場面は、ドラムが長野にかなり近い距離まで踏み込んでいくところです。そこから離れたあと、長野の首元に黒い小さなものが確認できます。

最初はゴミか、衣装の一部かと思いました。でも何度確認しても見える。しかも直後に長野が少し下を向く動きが入るんですよね。あれは視聴者に見せるための間だと思います。偶然そこに映り込んだものなら、わざわざ見やすい角度を作る必要がありません。

あのやり取り自体が芝居だったと考える理由

ここから導き出されるのは、ドラムと乃木が芝居を打っていたということです。

ドラムがあそこまで感情的になったことについては、SNSでも少しやりすぎではという声がありました。私も最初はそう思いました。でも、仕掛けるために距離を詰める必要があったと考えると、すべて筋が通ります。

決め手は、直後に乃木がドラムを引き離しに入ることです。乃木が本気で声を荒げる人物ではないことは、ここまで散々描かれてきました。その乃木がわざわざ声を張った。これは長野の注意を別方向に向けるためのカモフラージュだと考えるのが自然です。ドラムが近づき、乃木が引き剥がす。役割分担がきれいすぎるんですよね。

つまり13話の時点で、乃木はすでに長野を疑っていた。表向きは組んでいるように見えて、裏では監視を始めていたということになります。

【考察】長野の言動で引っかかった4点

①乃木に執拗に電話をさせた

違和感を覚えた方も多いのではないでしょうか。長野は乃木に対して、大切な相手に連絡を取るよう繰り返し促していました。理由としては情緒的な説明がされていましたが、あの押しの強さは明らかに不自然です。

私は、乃木の弱点を特定するためだったと考えています。シーズン2では「家族や大切な人を押さえられると人は弱くなる」というモチーフが繰り返し出てきます。訓練を受けた人間でも、そこだけは別だという趣旨の会話もありました。

実際、これまでにも大切な相手を握られて動きを縛られた人物が何人も出てきています。だとすれば、乃木にとってのその相手が誰なのかは、敵側にとって最優先の情報です。あの執拗さは、情報収集として見ると腑に落ちます。

②ブルーウォーカーの素性を知らなかったこと

長野は、相手の正体を知らないまま関係を続けていたことになっています。ここが引っかかります。

相手はあれだけの腕を持つ人物です。素性の分からない人間を自分の近くに置き続けるというのは、あの立場の人間の振る舞いとして考えにくい。当然洗っているはずで、洗っていないとしたら不自然、洗ったうえで知らないふりをしているとしたらもっと不自然です。どちらに転んでも怪しいんですよね。

③乃木の存在に気づかなかったこと

乃木は長野に気づいたのに、長野は乃木に気づかなかった。この非対称も気になりました。

本人は能力の衰えという説明をしていましたが、衰えを自分から口にする人物ほど、信用しにくいものはありません。弱っているように見せることは、あの世界では立派な戦術です。

④同行していた人物の存在

あの場には、長野に耳打ちをする人物が印象的に映されていました。この人物、別の場面で重要な役割を担っていた人物と同じに見えるんですよね。

だとすると、長野が個人的に使っているエージェントということになります。同じ会社の人間がその場にいれば目立ちますし、乃木がそれを見逃すとも、報告しないとも思えません。ここでも情報のすれ違いが起きている可能性が高そうです。

【考察】長野が別班を離れる動機は3つ考えられる

動機①尽くした先で報われていない

長野は自分の人生について、寂しいものだったという趣旨のことを口にしていました。国のために時間を差し出し続けてきた人物です。

問題は、その見返りがあったように見えないこと。加えて本人も能力の衰えを自覚している。積み上げてきたものが評価されないまま、できることが減っていく。これは十分すぎる動機になります。乃木の将来を暗示しているようにも見えて、そこが少し切ない場面でもありました。

動機②思想のほうに共感してしまった

2つ目は、新しく現れた勢力の考え方に納得してしまったという線です。

この勢力はおそらく、やっていることは似ていて思想だけが違う組織です。似ているからこそ乗り換えやすい。自分が尽くしてきた結果がこの世界なのかという虚しさがあれば、別のやり方に賭けたくなるのは理解できます。今後は組織同士ではなく思想同士のぶつかり合いになっていくと予想しています。

動機③自分で選べなかった人生

3つ目は家庭の事情です。長野の結婚は、本人の意思で選んだものではありませんでした。仕事だけでなく私生活まで組織に決められていたことになります。

一部では、長野の配偶者が別班の上層部にいる人物なのではないかという見方も出ています。可能性は否定できません。もしそうなら、夫婦で組織をひっくり返すという展開まであり得ることになります。そこまで行くと、かなり怖い話ですよね。

一見普通の場面に仕掛けがあるのがVIVANT

というわけで、襟元の黒い機器を起点に長野の怪しさを考えてみました。何気ない会話の裏で作戦が動いているというのは、この作品の常套手段です。もう一度見返すと、印象が変わる場面がまだありそうな気がしています。皆さんはどう考えるでしょうか。

この記事のもとになった動画

この記事は、YouTubeチャンネル「Kのエンタメ日記」で配信した考察動画の内容を、あらためて文章に書き起こし・再構成したものです。

チャンネルではドラマの放送直後考察を毎週配信しています。チャンネルはこちら

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この記事を書いた人

はじめまして、管理人のKです。2016年にブログを開設して、好きな本や映画、ドラマのことを書いてきました。エンタメ情報を中心に投稿していきます!

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